ジョージ・ラッセルの男泣きに感動! ウィリアムズがダブル入賞で8位に浮上!

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ハンガリーGPは不運に見舞われず、ついにウィリアムズでポイント獲得したラッセル!

これまでの努力・苦労が報われた男泣きに、感動してしまいました。

 

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2021年F1第11戦ハンガリーGP。

もうほんとに、いろんなことが起きすぎたレースでした。

 

昨日は、初優勝したオコンと、アロンソのアルピーヌ勢の活躍を記事で取り上げましたが。

その他にも語りたいことが山ほどあります。

 

今日は、ラッセルのウィリアムズでの初入賞について書きたいと思います!

 

本サイト開設以降、ずっとラッセルを応援してきました。

でも好走時に限ってなぜか不運に見舞われることが多く、ファンとしても悔しい想いをしてきました。

 

でもついにやってくれました、ハンガリーGPで初入賞です!

本当に嬉しいですし、それだけでなくレース中やレース後にもラッセルの人間性も垣間見られるシーンが多々あり。

ますます好きになっちゃいました!

 

そんなラッセルのハンガリーGP、さっそく振り返ってみましょう!

 

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大混乱の1度目のスタート、難を逃れる!

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まずカオスだった、この一度目のスタート。

前方で多重クラッシュが発生する中で、後方スタートだったことが功を奏しラッセルはうまく難を逃れます。

 

これまでのラッセルであれば、こういう千歳一遇のチャンスに限って不幸が訪れそうでしたが(笑)

でも今回は違いました!

 

よりイン側のラインを取った、チームメイトのラティフィには先行されてしまいますが。

それでも8番手まで一気に浮上し、今度こそポイントゲットの期待が高まる位置で再スタートを迎えます。

 

再スタートでは、ピットで一悶着

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そして赤旗中断後に迎えた、再スタート。

ハミルトン1台だけがコースに留まりスタートするという珍事。

 

そして他はすべてピットインするわけですが、ここで一悶着ありました。

ちょうどF1公式SNSに動画がアップされていたのが分かりやすいです。

 

このように、ウィリアムズのピットは出口に一番近い位置です。

そのため隊列に戻ることが出来ずに、ラッセルは列の先頭に割り込む形でコースに戻ります。

 

さすがにこれはまずいと判断したチーム。

コース上で、元の位置であるアロンソの後方8番手まで戻るように指示します。

 

またこれまでのラッセルだと、ペナルティとか不幸が訪れそうだったのですが(笑)

この冷静な判断で、たも不幸を回避します!

 

驚きの『自己犠牲』無線コメント

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そしてラッセルが7番手、チームメイトのラティフィが3番手を走行している時に。

この驚きの無線が飛び込んで来ましたよね。

 

『ラティフィを援護するために必要なら、タイヤ戦略で自分が犠牲になってもいいよ』

 

なんという人間性、なんというフォアザチーム精神なんでしょうか。

確かに3番手を走るラティフィの方が、上位入賞のチャンスが大きかったわけですが。

でもこの3年の苦労で、誰よりも入賞したかったのはラッセルのはずです。

 

そんな状況なのに、自らこんな自己犠牲の提案をするなんて。

チームメンバー全員に手紙を送るなど、良い人エピソードに事欠かないラッセル。

 

また一つ、ラッセルの人柄を示すエピソードが増えて、ますます好きになってしまいました!

 

ついにウィリアムズでポイントゲット!

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なにせ、これまで好走時に限って起こる不運の経験があるので。

ファンとしても、ドキドキしながらその後のレースを見ていましたが。

 

今回はついに最後まで不運に見舞われること無く、見事に9位でゴール!

ウィリアムズでは初のポイント獲得となりました!

 

チームメイトのラティフィもひとつ前の8位でゴールし、ウィリアムズは2018年イタリアGP以来のW入賞。

 

ちなみに10位がレッドブルのフェルスタッペンだったので。

ラッセルが9位で壁になり猛攻を凌いだ結果、とも言えると思います!

 

レース後、ラッセルの男泣きに感動

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これまでの苦労が報われたラッセル、レース後のインタビューではこのように男泣き。

 

並外れた実力を持ちながら、レースではなかなか結果が出なかったラッセル。

同期のノリスや同世代が次々に結果を出す様子を見て、本人もいろんな想いがあったと思います。

 

そんな苦労がようやく実った、それがこのシーンから伝わってきます。

 

オコンの初優勝でただでさえ涙腺が緩くなっていたのに。

また目から大量の汗が出てきてしまいました(笑)

 

ウィリアムズは8位浮上!

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このラッセルとラティフィの活躍で、ウィリアムズのランキングが8位に浮上しました。

 

2位で入線したベッテルがレース後失格処分となったため。

ウィリアムズが7位と8位に繰り上がり、一気に大量10ポイントを獲得となりました。

 

オールドファンとしては、ウィリアムズが最下位争いをしているのを見るのはとても悲しいです。

往年の成績に比べればまだまだとはいえ、復調の気配が見えてきたのは嬉しいことですよね!

 

ここから上位を狙うのは、今年は厳しいかもしれませんが。

ぜひこのままアルファロメオやハースを上回って、良い形でシーズンを終えて欲しいと思います。

 

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ということでラッセルの活躍を中心に、ウィリアムズのW入賞を振り返ってきました。

 

F1ドライバーって、一つの結果が出ることによって、その後大きく成長するような。

そんなターニングポイントとなるレースがあるような気がしています。

もしかしたら、ラッセルにとっては今回のハンガリーGPがそうなるのかもしれませんね!

 

来期はメルセデス入りのウワサも出ていますが。

今後大きく飛躍するための、素晴らしい結果だったのではないでしょうか。

 

ということで、ますますラッセルが好きになっちゃいましたので。

本サイトでも取り上げることがますます多くなるかもしれませんが、よろしくお願いします(笑)

 

以上、ラッセル初入賞とウィリアムズW入賞についてでした!

 


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