【2023年版】F1でスポンサーする日本企業10社の一覧!

調べてみた
© Scuderia Ferrari
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「スポンサー」だけでなく、部品提供「サプライヤー」、機材提供「テクニカルパートナー」まで。

2023年F1チームをサポートする日本企業、10社の紹介です!

 


2023年F1シーズンが開幕しました!

 

F1チームをスポンサーする企業も確定したので。

2023年にF1チームをサポートする日本企業一覧をまとめておこうと思います。

 

当サイトでは毎年恒例でまとめていて、昨年の2022年版はこちらです。

【2022年版】F1でスポンサーする日本企業12社の一覧!
マシンにロゴ掲載の「スポンサー」だけでなく、部品提供「サプライヤー」、機材提供「テクニカルパートナー」まで。 F1チームをサポートする日本企業、12社の紹介です! === 2022年F1シーズンも開幕し、F1チームをサポートする企業もほぼ確...

 

悲しいことに、年々減少傾向が続いていて。

昨年開幕時点では12社だったのですが、今年はさらに減って10社となっています。

 

 

なおF1チームへのサポートの形態や手段は様々です。

 

マシンにロゴが貼られるいわゆるスポンサー形態が一番わかりやすいです。

それ以外にも、サプライヤーとして部品を提供したり。

ファクトリーに機材提供するテクニカルパートナーなどがあります。

 

なので、『F1チームへのサポート』の定義を以下として調査します。

(調査条件)

  • パートナー企業として、各F1チームの公式ホームページへの掲載の有無で判断する

 

では昨年のコンストラクター順に、チームごとにご紹介していきます!

 

【2024年2月29日追記】

【2024年版】F1でスポンサーする日本企業9社の一覧!
「スポンサー」だけでなく、部品提供「サプライヤー」、機材提供「テクニカルパートナー」まで。 2024年にF1チームをサポートする日本企業、9社の紹介です! 2024年F1シーズン、まもなく開幕します! F1チームをスポンサーする企業も、確定...

2024年最新版、公開しています!

 

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レッドブル:2社

© Oracle Red Bull Racing

2023年もダブルタイトル獲得に向けて、盤石の体制のように見えるレッドブル。

昨年と変わらずこちらの日本企業2社がパートナーとして、公式HPに掲載されています!

 

 

本田技研工業株式会社

(ロゴ引用元:honda.co.jp)

 

2021年限りで、F1エンジンサプライヤーとしては撤退しています。

ただし子会社HRCのサポートを通じて、昨年に引き続き今年も親会社である本田技研がレッドブルのテクニカルパートナーとしてサポート企業に名を連ねます。

 

両社のロゴがマシンに掲載されているだけでなく。

今年はネーミングライツで、エンジン名が「HONDA RBPT」となります!

 

 

DMG森精機株式会社

(ロゴ引用元:dmgmori.co.jp)

 

工作機械製造の最大手企業。

WRCでのトヨタ、WECでのポルシェへのサポートなど、他のモータースポーツへの関与も深いです。

 

マシンにロゴ掲載はありませんが、歴史は古く。

2004年からレッドブルのテクニカルパートナーとして関わっています。

パーツ制作のための工作機械をファクトリーに提供し、2023年もサポート継続してくれています!

 

 

 

フェラーリ:1社

© Scuderia Ferrari

2023年こそ、悲願のタイトル奪取へ向けて邁進するフェラーリ。

昨年までサポートのレディオブック株式会社が撤退サポート日本企業は1社のみとなります。

 

 

日本特殊陶業株式会社

(ロゴ引用元:ferrari.com)

 

スパークプラグの製造メーカー、ブランドはご存知NGKプラグ。

サイドポッド下のフロア部分に、同社のロゴが誇らしげに掲載されています!

 

F1での歴史は古く、ホンダの第一期F1参戦から供給開始。

フェラーリには1996年から供給し続けていて、日本企業の中でももっとも長期間に渡るF1サプライヤーです!

 

 

 

メルセデス:1社

© Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team

2023年もゼロポッド構想を捨てずに、独自の哲学で復活を狙うメルセデス。

昨年と変わらず、こちらの日本企業1社が継続サポートです!

 

 

株式会社エンドレスアドバンス

(ロゴ引用元:mercedesamgf1.com)

 

日本の自動車部品メーカー。

マシンにロゴの掲載はありませんが、ブレーキ部品のサプライヤーとしてメルセデスをサポート。

 

同チームとの関係の歴史は古く。

2000年代初期のB.A.R時代から継続してサポートし続けてくれています!

 

 

 

アルピーヌ:2社

© BWT Alpine F1 Team

開幕3戦と、それ以降とを二刀流カラーリングで戦うアルピーヌ。

日本企業2社は2023年もサポート継続です!!

 

マシンにロゴが貼られていないのでなかなか目立ちませんが。

サプライヤーとして縁の下の力持ちで、アルピーヌを支えるこの2社をぜひ応援しましょう!

 

 

株式会社エリジオン

(ロゴ引用元:elysium-global.com)

 

3Dデータ変換処理を得意とする、独立系ベンチャー企業。

サポートの歴史は古く、ベネトン時代の2002年から同社のCAD技術をチームに提供。

 

アルピーヌF1チーム様 | 導入事例 | ELYSIUM (ja)

こちら同社技術の、アルピーヌへの導入事例は一見の価値ありです!

 

 

ローランド ディー.ジー.株式会社

(ロゴ引用元:rolanddg.com)

 

コンピュータ周辺機器の製造および販売。

同社のインクジェットプリンターやカッティングマシン、3次元切削加工機をマシングラフィックの印刷やパーツ製作に活用しています。

 

リンク先に掲載の導入事例や、同社のプリンター活用が描かれているこの動画も一見の価値ありです。

 

 

 

マクラーレン:無し

© McLaren

2023年開幕戦、苦戦が予想されるマクラーレン。

ノリスとピアストリの若い力で、逆境をどこまで挽回できるか注目です。

 

昨年までは、日本企業で唯一ヤマザキマザック株式会社がサポートしてくれていましたが。

© McLaren

この無数のパートナー企業の中にロゴは見当たらず、ヤマザキマザックは撤退してしまったようです(涙)

 

1999年からサプライヤーとして、工作機械供給などでマクラーレンをサポートしてきた同社。

これは淋しい限りです(涙)

 

 

 

アルファロメオ:2社

© Alfa Romeo F1 Team Stake

中堅チームでは唯一、ドライバーラインナップを変更せず2023年を戦うアルファロメオ。

日本企業サポートも変更なく、こちらの2社が2023年もサポート継続です!

 

 

マレリ株式会社

(ロゴ引用元:sauber-group.com)

 

日本の自動車関連大手サプライヤーのカルソニックカンセイ。

 

イタリアのマニエッティ・マレリと経営統合し、2019年から同社名に変更。

アルファロメオへのサポートは、旧マニエッティ・マレリ時代からの流れで継続となります。

 

 

三菱電機株式会社

(ロゴ引用元:sauber-group.com)

 

日本の大手総合電機メーカー、三菱電機グループの中核企業。

 

歴史は古く、2005年から三菱電機ヨーロッパ法人が中心となりザウバーをサポート。

マシンにロゴ掲載はありませんが、通信システムやファクトリーの工作機械を供給してくれています。

 

 

 

アストンマーチン:無し

© Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team

オフシーズンテストからの好調、開幕戦で見せた速さで話題沸騰のアストンマーチン。

 

残念ながら、公式ホームページに日本企業の掲載はありません。

© Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team

 

ただし、イタリア企業のビール会社『PERONI』について。

日本のアサヒグループホールディングス傘下となるので。

半分だけ?日本企業が関連している、と言えるかもしれませんね(笑)

 

 

 

ハース:無し

© MoneyGram Haas F1 Team

タイトルスポンサーを得て、ベテランドライバー2人の布陣でさらなる飛躍を目指すハース。

 

残念ながら、こちら公式HPのスポンサーやサプライヤーとして。

© MoneyGram Haas F1 Team

ハースF1チームをサポートする日本企業はありませんでした。

 

 

 

アルファタウリ:2社

© Scuderia AlphaTauri

勝負の3年目シーズンを迎える角田裕毅選手が所属するアルファタウリ。

 

昨年まで、日本企業としてカウントしていたDAZNが去ってしまいましたが(涙)

今年は以下の2企業がサポートとなります。

 

 

本田技研工業株式会社

(ロゴ引用元:honda.co.jp)

 

姉妹チームのレッドブルと同様です。

子会社HRCのサポートを通じて、昨年に引き続き今年も親会社である本田技研がレッドブルのテクニカルパートナーとしてサポート企業に名を連ねます。

 

両社のロゴがマシンに掲載されているだけでなく。

角田選手のヘルメットバイザーには「HONDA」ロゴも掲載されています!

 

 

Buzz Asset Management Ltd

(ロゴ引用元:buzz.inc)

 

日本の投資会社。

トロ・ロッソ、マクラーレンへのサポートなどを経て、2022年イギリスGPから再びアルファタウリのスポンサーを開始。

ドライバー個人への支援も積極的で、過去には佐藤琢磨・松下信治・マゼピンへのサポート実績もあります。

 

なおサポート企業として、引き続き2023年もその名を連ねてはいますが。

2022年マシンには大きく掲載されていた同社ロゴは、2023年マシンにはロゴ掲載はされていないようです(汗)

 

 

 

ウィリアムズ:無し

© Williams Racing

経験豊富なアルボンと、アメリカ期待の新人サージェントの布陣で戦うウィリアムズ。

 

一昨年2021年までは、にゃんこ大戦争でお馴染みポノス株式会社がサポートしていましたが。

© Williams Racing

残念ながら、2023年はサポートする日本企業はありません。

 

 

 

全チーム共通ホイール:BBSジャパン

© bbs-japan.co.jp

チーム単体へのサポートではありませんが。

昨年2022年から、全チームへの共通ホイールを日本企業が提供しています。

 

なので、この企業も加えないわけにはいきません!

 

BBSジャパン株式会社

(ロゴ引用元:bbs-japan.co.jp)

 

世界に先駆け、自動車用アルミ鍛造ホイールの量産化を実現。

 

F1用マグネシウム鍛造ホイールや超ジュラルミン鍛造ホイールなど。

どこにも真似のできない技術と品質で「BBS」ブランドとして確立、F1全チームを足元からサポートしています!

 

 

 

まとめ:日本企業10社の一覧

No. 会社名 F1チーム
1 本田技研工業株式会社 レッドブル
アルファタウリ
2 DMG森精機株式会社 レッドブル
3 日本特殊陶業株式会社 フェラーリ
4 株式会社エンドレスアドバンス メルセデス
5 株式会社エリジオン アルピーヌ
6 ローランド ディー.ジー.株式会社 アルピーヌ
7 マレリ株式会社 アルファロメオ
8 三菱電機株式会社 アルファロメオ
9 Buzz Asset Management Ltd アルファタウリ
10 BBSジャパン株式会社 全チーム

 

2023年F1において、サポートする日本企業をチーム毎に見てきました。

でも複数登場する企業もあったので、企業単位での表にもまとめたのがこちら。

 

『2023年、F1チームをサポートする日本企業は10社

ということですね!

 

なお冒頭にも書いた通り、今回の調査については。

  • 『F1チームの公式ホームページの掲載有無
  • 全チームへ共通ホイールの提供』

この条件の対象企業をリストアップしました。

 

 

でも、例えばこの10社以外にも。

などなど、F1チームへのサポートという形では無いですが。

ドライバーを介してF1に関わる日本企業も多く存在することはご承知おきください!

 

 


ホンダのF1撤退の余波なのか、2021年の17社から減少傾向は続いています。

 

特に、目立つ形のスポンサーとしてのサポートが減少傾向で。

縁の下の力持ちとしてのサプライヤー・テクニカルパートナーは多く残ってくれている傾向です。

 

 

F1で戦う日本企業と言うと、「ホンダ」をまず思い浮かべる方が多いと思いますが。

実はホンダの他にも、まだまだこんなに多くの日本企業がF1チームを支えてくれています!

 

なので、F1の世界で活躍するジャパンパワーとして。

この10社や該当チームをぜひ応援して、2023年のF1も楽しんでいくこととしましょう!

 

以上、2023年F1チームをスポンサーする日本企業10社の一覧でした!