リアウィング、エアインテーク形状、整流フィンなどフェラーリそっくり!
でも独自仕様もしっかりあるし、ハースは2022年の台風の目になれるかも!?
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本日夕方、何気なくツイッターを見ていたら。
ハースの新車「VF-22」シェイクダウンの動画や写真が飛び込んで来ました!
全チームの先陣を切って、2月4日に新車発表を実施したものの。
開発初期段階のレンダリング画像だけの公開だったので、ツヤ消しマットカラーになったことくらいしか分からなかったのですが(笑)
2月23日からのバルセロナテストに先駆けて。
本日、2月21日のシェイクダウンで実車が公開されています。
ワクワクしながらじっくり見てみましたが、これがなかなか面白かったので!
あらためて、ハース新車VF-22の動画や写真を見てみることにしましょう!
SNSで動画・写真を公開!
And we are GO!
The #VF22 takes to the track for the very first time in Barcelona 💪#HaasF1 pic.twitter.com/SewwEaAjEW
— Haas F1 Team (@HaasF1Team) February 21, 2022
公開されたのは、2月21日(月)日本時間18時ごろ。
ツイッターやインスタグラムなどSNSに、写真や動画がポンポンとアップされました。
でも、どちらかのSNSにしか公開していない写真や動画も多く(笑)
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例えばインスタグラムにだけ、こんな別角度の動画も公開されています。
これは初めてピットアウトする瞬間だと思いますが。
やっぱり新しいマシンが走行するのを見ると、ワクワクしてきますよね!
レンダリング画像と、まったく異なるマシン!
こちら、インスタグラムのみに公開されていた正面写真です。
元々、2月4日の発表はカラーリングのみだと宣言していただけに。
やっぱりレンダリング画像と全く異なるマシンとなっていました!
並べて比べると、分かりやすいのですが。
正面から見ただけでも、
- フロントウイング形状(幅広)
- フロントノーズ形状(直線的)
- エアインテーク形状(長方形)
などなど、パッと見でも違いがすぐに分かりますね!
サイドからの姿も見比べてみると。
- サイドポンツーン形状(ロング化、排熱処理、アンダーカット処理)
- シャークフィン形状(浮いてる!?)
などなど、まったく別物マシンですよね!
特に面白そうなのが、このシャークフィンですよ!
よく見たら2本のステーで支えられていて、その下には冷却用の穴が開いていますね。
管理人は技術的には疎いので、これが何の目的なのかは分かりませんが(笑)
もしかしてこれが、昨年一年間を棒に振ってまで今年に賭けた秘密兵器なのかも!?
独自の攻めた設計をしてきた今年のハース。
なんだかワクワクしてきちゃいました!
フェラーリとの連携強化に期待!
マシン後方に目を向けると、リアウィングがなんだかどこかで見たような形状の気が?
比べてみると、フェラーリとそっくりな形状であることが分かりますね!
リアウィングだけではなく、例えば写真の緑の丸印。
同じような整流フィンが装着されていたり。
他にも三角形形状のエアインテークとか、素人の目にはフェラーリと似たように見えます!
ハースは、近年フェラーリの本拠地マラネロにファクトリーを構えて。
さらにフェラーリから、テクニカルディレクターや大量のスタッフを迎えて。
協力体制を強化してきており、本格的な協力体制で開発した最初のマシンが今年のVF-22です。
もちろん細かいところは、色々フェラーリとは異なるでしょうが。
ここまで似ているのは、やはりフェラーリとの連携強化がきちんと機能しているということなのでしょう。
今年もし、フェラーリが強さを発揮するような大当たりマシンだったとしたら!?
もしかしたら今年のハースは、中団グループでの台風の目になるかもしれませんよね!
これはもう、フェラーリ共々、ハースの躍進にも期待して。
ますます今年のF1を面白くしてほしいですね!
日本企業『Buzzグループ』、今年もマゼピンをサポート!
2月初旬の発表会では公開されなかった、レーシングスーツもお披露目されています。
気になっていた、日本企業『Buzzグループ』のマゼピンへのパーソナルスポンサードですが。
このように右腕に、ちゃんと『BUZZ』のロゴがありました!
なので、サポート継続で間違いないと思います!
これまでの新車発表会では。
マクラーレン、アルファタウリ、ウィリアムズ、フェラーリ、メルセデスと。
日本企業サポート撤退の負の連鎖が続いていただけに。
これは日本のファンには嬉しいニュースです!
ますます、今年はハースが気になる存在になりそうです!
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ということで、ハース新車「VF-22」の実車写真や動画を見てきました。
昨年一年間を棒に振り、ずっと最下位を争う辛酸を舐めたハースF1チーム。
でも今年は、なんだかワクワクさせてくれそうな気がしてきましたよね!
どうしても、上位チームや人気チームに注目が集まりがちですが。
今年は、フェラーリの復活と共に、ハースが台風の目となり得るチャンスです!
フェラーリと、一蓮托生のハース。
ぜひこんな着眼点からも、今年2022年のF1を楽しんでいくこととしましょう!
以上、ハース新車シェイクダウンについてでした!