ベルギーGP以降の後半4戦、リードラップ数とポイント獲得数をランキングにしました!

調べてみた
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夏休み以降、メルセデス勢がほとんど先頭を走ってないような?

2021年後半に入っての4戦、リードラップとポイント獲得の相関を調べてみました!

 

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今週はF1開催が無いので。

夏休み以降の後半戦が始まってからの4戦を、いろんな視点で振り返っています。

 

実は、ちょっと前から気になっていたことが。

後半戦に入ってから、メルセデス勢が先頭を走る機会ってすごく少なくないですか?

 

イタリアGPでボッタスが先頭を突っ走ったのは、スプリント予選でしたし。

レースで、メルセデスが首位を走ったのは先日のロシアGPの終盤だけくらいのような?

 

ということで、ベルギーGPからの後半戦4戦で。

誰がどのくらいリードラップを取っているのか?

さらに、ポイント獲得数との相関関係を調べてみることにしました!

 

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2021年第12~15戦)ドライバー別リードラップ一覧

 ドライバー Rd12 Rd13 Rd14 Rd15 合計
D.リカルド 0 0 48 0 48
M.フェルスタッペン 1 45 1 0 47
L.ノリス 0 0 1 30 31
C.サインツ 0 0 0 12 13
S.ペレス 0 0 0 8 8
V.ボッタス 0 8 0 0 8
L.ハミルトン 0 0 2 3 5
C.ルクレール 0 0 1 0 1
 周回合計 1 53 53 53 160

(調査条件)

  • スプリント予選の周回数は含みません

 

後半4戦、ドライバー別のリードラップ数を一覧にしてみました。

ほとんど第14戦イタリアGPの一発とはいえ、リカルドが最多リードラップなのは驚きですね!

 

そしてベルギーGPは計測周回1周で終わってしまったので、実質3レースなのに。

リードラップを記録したのが8人も居ることも驚きです。

 

ちょうどコンストラクターズの上位4チーム8名のドライバーが並んでいます。

混戦を示している結果ですよね。

 

そして前から気になっていたメルセデス勢ですが、見てください!

予想通り、ボッタス×8周、ハミルトン×5周と、ほとんど首位を走れていません。

 

ここ数年のメルセデス圧勝のシーズンからすると、これは異常なほど少ない結果ですよね。

 

2021年第12~15戦)チーム別リードラップ一覧

 ドライバー Rd12 Rd13 Rd14 Rd15 合計
マクラーレン 0 0 48 30 78
レッドブル 1 45 1 8 55
メルセデス 0 8 2 3 13
フェラーリ 0 0 1 12 13
 周回合計 1 53 53 53 160

(調査条件)

  • スプリント予選の周回数は含みません

 

続いて、チーム別のリードラップ数も一覧にしてみました。

ノリスのロシアGPでの大量リードラップも含め、マクラーレン勢が圧倒していることが分かります。

後半戦は、今後もマクラーレンが台風の目になりそうなことを示していますね!

 

そして、やっぱり驚きはメルセデス。

なんとフェラーリと同じ、たった13周しかトップを走れていません。

 

リードラップ数だけを見ると、メルセデス勢は例年に比べると明らかに異常事態なのに。

ポイント数で後半4戦を比べた結果を見ると、別の意味でビックリします(笑)

 

2021年第12~15戦)ポイントランキング

ドライバー別
順位 ドライバー ポイント
1 M.フェルスタッペン 57.5 pt
2 L.ハミルトン 51.5 pt
3 D.リカルド 45 pt
4 V.ボッタス 43 pt
5 C.サインツ 29.5 pt
6 L.ノリス 26 pt
7 C.ルクレール 24 pt
8 S.ペレス 16 pt

 

チーム別
順位 ドライバー ポイント
1 メルセデス 94.5
2 レッドブル 73.5
3 マクラーレン 71
4 フェラーリ 53.5

後半4戦だけのポイントランキングを、リードラップを記録したドライバー別とチーム別に一覧にしてみました。

 

ドライバー別では、ハミルトンがフェルスタッペンと大きく差の無い2番手に位置しています。

そして驚いたことに、チーム別ではメルセデスが圧倒的にポイントを稼いでいます。

 

リードラップ数では、あんなに異常事態だったのに。

なんだこりゃ(笑)

 

ハミルトンは、例えばロシアGPは最後たった3周のみのリードラップで優勝していますし。

このあたりの強さが、さすが絶対王者、さすがメルセデスといったところなのでしょうか。

 

年間リードラップ数

© Motorsport.com

最後に、年間トータルのリードラップ数をまとめようとしていたら。

ちょうど海外のMotorsport.comさんが、綺麗にまとめてくれてました(笑)

 

なんとビックリ。

フェルスタッペン×469周に対して、ハミルトン×133周です。

フェルスタッペンは、今年ハミルトンの約3.5倍も先頭を走っていることになります!

 

以前の記事で、シーズン序盤4戦終了時のリードラップ数調査をしましたが。

この時は約2倍差だったので、さらにリードラップ数では開きがでていることが分かりますね。

 

しかし、フェルスタッペンの方がこんなにも先頭を走っているにも関わらず。

ポイントランキングについては、逆にハミルトンが2ポイント差でリードしている状況。

 

今年これだけ先頭を走りまくっているフェルスタッペンも凄いですし。

そんな状況で、ここまでポイント差でくらいついているハミルトンもやっぱり凄いですよね!

 

『速さのフェルスタッペン』 vs 『強さのハミルトン』

という今年の戦いが、ここまでデータを見てきてさらに浮き彫りになった気がします。

 

これまでF1の歴史では、例えばセナvsプロスト、アロンソvsシューマッハなどのように。

『滅法速い若手ドライバー』 vs 『円熟の王者』の名勝負が繰り広げられてきました。

 

今年のこの素晴らしいタイトル争いは、どちらに軍配が上がるのか!?

ますますワクワクしながら、後半戦残り7戦での歴史に残るタイトル争いを楽しむことにしましょう!

 

以上、シーズン後半4戦でのリードラップ数とポイントランキングについてでした!

 


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