【2023年 F1日本GP鈴鹿】B1席 詳細レビュー

鈴鹿 観戦席ガイド
© みんなでF1
スポンサーリンク

鈴鹿サーキット全観戦席の眺めや見え方、オススメシートや避けたい金網情報など。

全席詳細レビューを全19回で実施、第18回は涼しく日陰で観戦できる「B1席」です!

 


2023年F1日本GP、9月に鈴鹿サーキットで開催されます。

チケット一般販売開始の5月14日(日)に向けて、全19回に分けて全席の詳細レビューを行います。

 

レビュー内容は全席共通、全観戦席のリンクはこちら。

【2023年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席レビュー
鈴鹿サーキット全観戦席、F1マシン走行ビューと金網・電柱などの視界情報。 5月14日のチケット一般販売開始に向け公開するので、ぜひチェックしてください! F1日本GP鈴鹿、チケット一般販売開始の5月14日(日)まであと少し。 鈴鹿サーキット...

ぜひブックマークしてご利用ください。

 

第18回は、グランドスタンド以外で唯一屋根のある「B1席」。

特に今年は9月開催で暑い時期なので、日陰で涼しく観戦できそうです!

 

さっそくレビューしていきたいと思います!

 

スポンサーリンク

B1席からのF1マシン走行ビュー

 

まずこちら、みんなでF1YouTubeチャンネルに公開した2023年版動画です。

  • B1席からの観戦ビュー
  • 収録年度:2022年 F1日本GP

 

実際の観戦視界に近いよう、なるべくズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。

すべてF1マシンの走行動画なので、視界だけでなく目視可能時間も参考にしてみてください!

 

2022年F1日本GP、金曜フリー走行1回目でこのB1席から観戦しました。

実はこのB1席、管理人が1989年に初めてレースを観た席なんです。

 

 

自身にとって、30回目の記念すべきF1日本GP鈴鹿観戦だったということもあり。

© みんなでF1

当時と同じ席から、同じ構図で写真撮ったりして楽しんでました(笑)

 

 

そんな思い入れのあるB1席、まずはマップからチェックです。

© 鈴鹿サーキット

「B2-1席」と「B2-2席」スタンドの、1階部分に位置するのが「B1席」です。

 

ただし、B2席のように複数のエリアには分かれていません。

チケット料金どの席も共通で49,000円です、全指定席の中で6番目に高い料金帯でやや高額チケットの部類となります。

 

 

では観戦席からの、走行ビューと特長を見てみましょう。

 

B1席 視界

© みんなでF1

 

(主な特長)

  • コースやマシンから、距離はやや遠い
  • グランドスタンド以外の指定席で、唯一屋根があるスタンド
  • ほぼすべての座席が、金網越しでの観戦となる
  • 2階席のB2席よりも、視界は悪いが、視線が低いのでやや迫力は増す
  • ホームストレートやS字は、視線が低いため意外に見えづらい

 

 

B1の特長、管理人はこんな感じに捉えています。

「屋根があるので、日陰で涼しく観戦できる!」

 

視界と関係なくて申し訳ないですが、B1席の最大の特長は「屋根」だと思っています。

とにかく涼しく観戦できるというのが、このB1席最大のメリットだと思います。

 

でも逆に曇りや雨の場合、さらに風が強い日の場合には。

ずっと日陰になるので、他のスタンドよりも寒さを感じてしまうので注意が必要です。

 

 

走行ビューに関しては、2階のB2席よりもリーズナブルに1~2コーナーの攻防を楽しめます。

ただし1階と低い位置になるため、基本的には金網被りの視界でB2席よりも視界は狭いです。

 

1コーナー側と2コーナー側、それぞれの席からの動画をご覧いただけますので。

視界の違いは、ぜひYouTube動画でチェックしてみてください!

 

 

2022年からの変更点

© みんなでF1

 

まず観戦席レイアウト変更や、仮設スタンド増設など。

B1席は、視界に大きく影響のある2022年からの変更点はありません。

 

その他、2022年からの変更点ということでは。

2023年は9月開催となるため、これまで以上に暑さ・直射日光対策が必要となると思っています。

 

2022年F1決勝日の「10月9日」と、2023年F1決勝日の「9月24日」の天気の違い。

F1日本GP鈴鹿、「9月」と「10月」で天気はどれだけ変わる?
2023年F1カレンダーが発表され、来年の鈴鹿は9月開催となります。 台風の気になる時期、9月と10月でどれだけ天気が変わるのかを調べてみました! === 昨日はすみませんでした。 当サイトでは、皆さんのお役に立つようなF1情報とか。 「へ...

以前こちらで調べましたが、最高気温は2.5℃も高くなります。

 

なので2023年、B1席の「屋根あり・涼しい」という特長が輝き出すはずです!

 

 

2022年は3日間とも雨や曇りだったので、初観戦だった方は晴天の鈴鹿を経験できなかったと思います。

晴れた日の鈴鹿の暑さ・直射日光は10月でも凄いんです、そのうえ今年は9月開催なのでなおさらのはずです。

 

 

ご参考に晴れだった2019年の決勝日、今年と同じレース開始時間の14時の写真をご覧ください。

太陽はC席やD席の後方から日が差していると思ってください。

 

B1席と同じく屋根のある、グランドスタンドV2席はこの時間帯は正面方向からモロに日を浴びて暑くて眩しいです。

同じスタンド2階のB2席の場合は、顔や身体の左半分だけ日焼けして大変なことになったこともあります(笑)

 

後方からの直射日光は人影が防いでくれるので、C席・D席・E席あたりはあまり暑さを感じないかもしれません。

 

 

この1時間30分後、レース終了の頃にはこんな感じ。

© みんなでF1

S字側のC席・D席・E席辺り、映ってませんがB2-1席辺りは日陰になって快適になってきます。

でも相変わらずレース終了頃でも、ホームストレート側席は正面から、B2-2席・B2-3席は左方向からモロに日差しを浴びます。

 

 

10月初旬開催でも、晴れている場合は半袖でも暑いくらいの日差しです。

日焼け止めを持っていくのを忘れると、週明けに日焼けで大変なことになって職場や学校でツッコまれた方も多いはずです(笑)

 

それが、2023年は9月24日決勝と2週間以上早まるので暑いに決まってます(笑)

 

早まった結果、太陽の動きや日陰がどうなるのかは管理人には分かりませんが。

とにかくそんな、猛暑・日差し対策・熱中症対策などを気にしなくてよくなるのがB1席です!

 

なので暑さが苦手なF1ファンの方には、これまで以上にB1席がオススメになるかもしれません!

 

 

視界情報詳細

B1席とC席 境界線に注意!

© みんなでF1

これまでのレビューでも、D-4席とD-3席とか、E-2席とE-1席とか。

地続きスタンドの座席境界線の料金差について、何度か触れてきました。

 

このB1席とC席の境目も、実は地続きとなっていて。

そして、もっとも金額差が大きいところなんです。

 

両席の境界線には、写真の青い柵しかなくて。

かつ、C席側はこの一帯のブロックはアウトレット設定されています。

 

 

座席表と照らし合わせてみます。

© みんなでF1

中央青い柵の境界線を境に、「B1席 Aブロック」と「C席 Vブロック」は数mも離れていません。

視界もほとんど同じです。

 

 

座席表だけじゃ分かりづらいので、正面に位置するA2席から撮った写真もご参考に。

© みんなでF1

境界線は特に、ほぼ同じ視界になりそうなことが分かるかと思います。

 

地続きなので、仕方の無いところだとは思いますが。

でもB1席側を購入すると、C席アウトレットに対して2倍以上の料金となってしまいます(汗)

 

さらに今年も、C席は全席応援席となったので。

C席アウトレット席側だと、応援グッズまでついてきます。

 

 

もちろんC席の場合には、雨宿りが出来たり常設売店や常設トイレのあるB席スタンドの特権を利用することはできません。

そのあたりの価値が、この価格差なんだと思います。

 

このあたりの価値観の捉え方は、人それぞれだと思いますので。

 

とにかく、「B1席 Aブロックあたり」を購入検討されているのであれば。

「C席 U~Vブロックのアウトレット狙い」も検討候補とした方が良いかと思います!

 

 

B1席の屋根、雨はほぼ凌げず!

© 鈴鹿サーキット

もう一つ、視界情報ではありませんが注意点として。

「雨の観戦の場合、B1席の屋根では凌げない!」

と思っていた方がいいです。

 

ご覧の通り、最後列の9列目でも屋根からギリギリの位置です。

風向きによっては、普通に前方から雨がかかってしまいます。

 

 

そして大雨の際に特に気を付けて欲しいのが、7~8列目あたりです。

2階席看板あたりから、大量の雨水が落ちてきます。

 

昨年はチェックし忘れてしまいましたが、大雨でセッションが長時間中断になっている時に何度も見たことがあります。

7~8列目あたりの席は、上から滝のように水が落ちてきて足元は川のようになります(汗)

 

小雨程度では大丈夫ですが、大雨になるとかなりの量なので。

最後列が確保できなかった場合は、7~8列目よりもう少し前列の席を確保した方がいいかもしれません。

 

なお、これはあくまで座席で観戦時についてのことであって。

走行時以外に雨宿りする場所としては、スタンド内に多くありますのでご安心ください!

 

とにかく、屋根付きなので勘違いされがちです。

 

B1席は「セッション中に、座席では雨は凌げない!」と思ってください。

どの座席でも、カッパやポンチョなどの雨装備を必ず用意して観戦してください!

 

 

オススメシート

© みんなでF1

 

「Kブロック 9列目」をオススメします、管理人がフリー走行を観るときはいつもココです!

YouTubeの走行動画も、前半はココから撮った動画です!

 

ちなみにこの写真はフリー走行の移動中だったので、9列目後方に立って撮りました。

座ると、もう少しだけ視界は低くなると思います。

 

 

オススメの理由ですが、まずご覧の通り1コーナーの視界が金網越しではなくなるんです!

B2席より低い目線視界なので、コースからの距離はやや遠いものの迫力も満点です!

 

さらに、ホームストレートエンドでのオーバーテイクもしっかり観れることが期待できます。

 

そしてスタートの際には、20台のマシンが一斉に1コーナーに飛び込んでくる姿も金網被り無く観れます。

B2-3席よりはコースから遠くなるものの、迫力満点なのでオススメです。

 

 

このオススメシートあたり以外は、すべて金網越しの視界となります。

なので特に金網視界が苦手な方がこのオススメシート近辺を確保できなかった場合、B1席(49,000円)ではなく思い切ってB2-1席(59,000円)を狙うのもアリだと思います。

 

 

同じように上段と下段に分かれている、シケインQ2席とQ1席の場合は料金差は23,000円もあるんですが。

B2席とB1席では、料金差は10,000円とシケイン席ほどの差は無いためです。

 

とはいえ、その1万円の差がとても大きい場合もあると思うので。

ご自身のお財布事情と鑑みながら、ぜひB1席オススメシートやB2-1席での観戦をご検討ください!

 

 

総合評価

© みんなでF1

 

では最後に、このB1席を5つの軸で評価したいと思います。

 

快適性
  • グランドスタンドからはやや遠い
  • スタンドに常駐売店があるものの、やや混雑気味
  • スタンド常設トイレがある、ただしやや混雑気味
  • 雨天時、スタンドなので雨宿り場所には一切困らない
  • 日陰で快適に観戦できる座席が多い。

などの理由で星4つとしました、2022年版より評価を一つ上げています。

雨宿り場所の心配不要・9月開催による暑さ対策不要が主な理由です。

 

視界
  • ほぼすべての座席が、金網越しでの観戦となる
  • ホームストレートやS字は、見えづらい席が多い
  • S字コーナー側席は、C席アウトレットと視界は大差ない

などの理由で、星2つとしました。

 

迫力
  • コースやマシンからの距離は、やや遠く迫力には欠ける
  • B2と比べると、目線の高さでの視界となるのでやや迫力度は大きい
  • 金網越しではあるが、スタートで20台が一斉に1コーナーに飛び込んでくる迫力を楽しめる
  • 金網越しではあるが、オーバーテイクが見れる可能性は非常に高い

などの理由で、星2つとしました。

 

コスパ
  • 全観戦席の中で、6番目に高いチケット料金帯
  • 2階のB2-1席とは、1万円程度の差しかない
  • 地続きで隣のC席アウトレットと、チケット料金差が異常
  • 日陰での涼しい観戦は、B1席唯一無二の価値

などの理由で星2つとしました、2022年版より評価を一つ上げています。

9月開催による暑さ対策不要が主な理由です。

 

初心者オススメ
  • スクリーンがあり、レース展開を把握しやすい
  • オーバーテイクシーンが期待できる
  • 視界・迫力・コスパともやや欠けるが、日陰での快適な観戦が期待できる

などの理由で、星3つとしました。

 

 

F1観戦において、何を重視してチケット購入するかは人それぞれです。

ぜひこの評価軸もご参考に、B1席での観戦を検討してみてください!

 


以上、B1席の詳細レビューでした。

 

今後の公開スケジュールはこちら。

【2023年 F1日本GP鈴鹿】全観戦席レビュー
鈴鹿サーキット全観戦席、F1マシン走行ビューと金網・電柱などの視界情報。 5月14日のチケット一般販売開始に向け公開するので、ぜひチェックしてください! F1日本GP鈴鹿、チケット一般販売開始の5月14日(日)まであと少し。 鈴鹿サーキット...

 

これにて、全観戦席のレビューは終了となります!

最終回は、想定されるF1観戦目的別のオススメ観戦席をご紹介したいと思います。

 

ぜひまたチェックしてみてください!