マックス・フェルスタッペンまたも圧勝、このペースなら鈴鹿でタイトル決定?

レース
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ハンガリーGP優勝で、2位ルクレールに80pt差。

日本GP終了時点で113pt差ならタイトル決定なので、11年ぶりに鈴鹿が王者決定戦になるかも?

 

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2022年F1第13戦ハンガリーGPが終了しました。

 

結果はもう皆さんご存知の通りです。

『レッドブルのマックス・フェルスタッペン、10番手からまさかの優勝!』

この無慈悲な強さ、もはや絶対王者の貫禄すら出てきましたね。

 

 

管理人もですが、フェラーリやメルセデスのファンにとっては心がへし折られたレース(涙)

そして今年のタイトル争い、鈴鹿で決定するなんてこともあり得る状況になってきました。

 

そのあたりも含めて、さっそく振り返ってみましょう。

 

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序盤の主役はラッセル!

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雨が降りそうで降らないコンディションで始まったレース、まずはスタート。

 

なんと言っても、注目は初ポールを獲得したメルセデスのラッセル。

タイヤがソフトだったこともあり、見事にフェラーリ勢を封じ込め先頭をキープ!

 

その後もタイヤ交換を挟み、なんとかフェラーリ勢を抑え込み首位をキープ。

 

この時は、「ラッセル、これはこのまま行けるぞ!!」ってな感じで。

手に汗を握りながら、必死に応援していました。

 

 

ルクレールが好バトルの末に首位奪取!

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しかしさすがのラッセルも、背後から忍び寄るルクレールの猛攻には勝てず。

ついに31周目、ルクレールに首位の座を明け渡します。

 

でも素晴らしいバトルで最後まで抵抗したラッセルには、精一杯の拍手を送りたいです。

今回は勝てなかったですが、ラッセルの初優勝は時間の問題だと感じました!

 

 

レースに話を戻すと、もうこうなったらメルセデスへの浮気はやめて(笑)

ここからはフェラーリを応援しようと、気持ちを切り替えたのですが。

 

ここから悪夢が始まってしまいました(涙)

 

 

ルクレール、辛すぎたハードタイヤ選択

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ルクレールがラッセルを捕らえ、快調に先頭を走る頃。

気付いたら10番手スタートのマックスが、ほんの数秒遅れの4番手に居るではないですか。

 

 

なんだか嫌な予感がしたのも束の間、

39周目にレッドブルがアンダーカットを狙って、マックスをミディアムタイヤへ交換のためピットインして仕掛けてきます。

 

対するフェラーリ、どうするのだろうと見ていたら。

次の40周目にルクレールがピットに飛び込んで、ハードタイヤに交換。

 

 

しかしミディアムとハードの、タイヤの差は歴然。

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マックスがあっさり、ルクレールを交わして実質的な首位に。

 

その後は、一時スピンを喫する場面もありましたが見事に立て直し。

危なげなく今期8勝目となるチェッカーとなりました。

 

 

レースが終わってから、結果を見てからならなんとでも言えるので。

フェラーリの戦略については何も言いませんが。

 

でもあのハードタイヤへの交換が、ハンガリーGPだけでなく、もしかしたら今シーズンのタイトル争い終焉を意味することとなってしまうのかもしれませんね(涙)

 

 

得意のハンガリー、ハミルトンも流石でした!

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最後に、ハミルトンについても一言。

ハンガリーGPと言えば、ハミルトン!」ということで、ずっと注目して見ていましたが。

 

レース終盤には、同僚のラッセルをパスして見事に2位表彰台。

タイヤマネジメントの巧さが光る、さすがハミルトンという見事なレースでした!

 

予選でのDRSトラブルさえなければ、本当に優勝していたのではと思うくらいの素晴らしいレース。

 

 

現在、15年続いているこの「デビューイヤーから毎年、ポールと優勝を達成」という記録。

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数あるハミルトンの記録の中でも、もっとも偉大な記録だと思っているのでぜひ更新して欲しいところ。

 

ハンガリーGPの走りを見て、シーズン後半に優勝するのも時間の問題のような気がしてきたので。

フェラーリ敗戦で意気消沈状態から、ほんの少しだけ元気になって立ち直ることができました(笑)

 

 

このペースだと、鈴鹿でタイトル決定?

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ということで、第13戦終了時点のポイントランキングです。

首位マックスと2位ルクレールの差は80ポイントにまで広がってしまいました。

 

このポイント差を見て、「これは鈴鹿でタイトル決定あるかも」とか本気で思っちゃいました。

 

少し計算してみましょう、今シーズンは残り9レース。

F1日本GPは第18戦なので、鈴鹿までが4レース、そして鈴鹿を挟んで、残りも4レースとなります。

 

鈴鹿より後の、第20戦ブラジルGPでF1スプリントが開催されるため。

F1日本GP鈴鹿終了時点でのタイトル決定条件は、「113ポイント以上の差」となります。

マックスが、2位以下にあと「33ポイント」差を開けばタイトル決定ということですね。

 

 

ちなみに4レース前の、第9戦カナダGP終了時点のポイントランキングはと言うと。

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2位ペレスに「46ポイント差」だったので、たった4戦で差を「34ポイント」も広げたことになります。

 

 

もし夏休み明けの4レースでも、同じだけ差が広がったとしたら?

「114ポイント差」となるので、鈴鹿でのタイトル決定条件を満たすことになります。

 

なのでこれはもしかしたら2011年以来、久しぶりに鈴鹿がタイトル決定戦の場となるのかもしれません。

 

マックスやレッドブルファンにとっては、夢のような日本GPになるかもしれないので。

鈴鹿のC席のレッドブル応援席チケット、まだ少しだけ在庫があるみたいなので急ぎ確保した方がいいかもしれませんね(笑)

 

 

でもフェラーリファンにとっては、辛い現実ですよね(涙)

 

とりあえず今回のハンガリーGPでサマーブレイクに突入し、次戦ベルギーGPは4週間後となります。

タイトル争いの行方はともかく、メルセデスも復調してきたし後半戦は三つ巴の面白いレースも観れそうです。

 

なのでフェラーリファンの皆さんも気を落とさず、次戦ベルギーGPを楽しみにしながら。

辛いサマーブレイク、一緒に乗り越えていくことにしましょう(涙)

 

以上、2022年F1第13戦ハンガリーGPについてでした!

 


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