今週末のマイアミGP、2022年唯一のF1初開催グランプリです。
なので過去の初開催サーキットでのポールと優勝ドライバー、調べてみることにしました!
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ゴールデンウィーク中盤、皆様いかがお過ごしでしょうか。
管理人は嫁と娘が帰省中なので、F1三昧な生活を満喫中です(笑)
今日は一日、いよいよ今週末に迫ってきたマイアミGPについて。
いろいろデータを調べたり、眺めていたりしていました。
そういえばマイアミGPは、2022年唯一となるF1初開催サーキット。
なので昨年調べた、初開催サーキットでの優勝ドライバーのデータもあらためて眺めたりしてました。
皆さん、F1初開催サーキットって、誰が得意としているかご存知でしょうか?
昨年は、優勝したドライバーだけ調べてみたのですが。
今回、ポールポジション獲得ドライバーも調べて整理してみたんです。
なので今日は、F1初開催コースに速くて強いドライバー。
あらためてそのデータを、一緒に見てみることにしましょう!
F1初開催サーキット:ポールポジション一覧
年度 | サーキット | GP | P.P |
---|---|---|---|
2021 | ジェッダ | サウジアラビア | L.ハミルトン |
2021 | ロサイル | カタール | L.ハミルトン |
2020 | アルガルベ | ポルトガル | L.ハミルトン |
2020 | ムジェロ | トスカーナ | L.ハミルトン |
2016 | バクー | ヨーロッパ | N.ロズベルグ |
2014 | ソチ | ロシア | L.ハミルトン |
2012 | COTA | アメリカ | S.ベッテル |
2011 | ブッダ | インド | S.ベッテル |
2010 | 韓国 | 韓国 | S.ベッテル |
2009 | ヤス・マリーナ | アブダビ | L.ハミルトン |
2008 | ヴァレンシア | ヨーロッパ | F.マッサ |
2008 | マリーナベイ | シンガポール | F.マッサ |
2005 | イスタンブール | トルコ | K.ライコネン |
2004 | 上海 | 中国 | R.バリチェロ |
2004 | バーレーン | バーレーン | M.シューマッハ |
1999 | セパン | マレーシア | M.シューマッハ |
1996 | アルバートパーク | オーストラリア | J.ヴィルヌーヴ |
1994 | TIサーキット英田 | パシフィック | A.セナ |
1993 | ドニントン | ヨーロッパ | A.プロスト |
1991 | カタロニア | スペイン | G.ベルガー |
1991 | マニ・クール | フランス | R.パトレーゼ |
1989 | フェニックス | アメリカ | A.セナ |
1987 | 鈴鹿 | 日本 | G.ベルガー |
(調査条件)
- 1987年以降のシーズンを調査
- 再開催、サーキットレイアウト変更は含まず
管理人がF1を見始めた1987年から昨年2021年まで。
F1初開催サーキットでの、『ポールポジション獲得ドライバー』の一覧です。
なお例えば、2021年オランダGPなど数十年ぶりの再開催のケース。
また2020年サヒールGPのような、コースレイアウトを大幅変更して開催のケースは含めていません。
ということで1987年から2021年までの35シーズン、F1初開催グランプリはこの『23レース』です。
およそ3年に2回はF1初開催グランプリがある計算なので、思ったよりも多いですね。
そんな中で、初開催サーキットで2回以上ポールを獲得しているドライバーがこの6人。
- ハミルトン:6回
- ベッテル:3回
- シューマッハ:2回
- マッサ:2回
- セナ:2回
- ベルガー:2回
特に、ハミルトンのポールが際立って多いことが分かりますよね!
F1デビューの2007年以降の初開催グランプリは12回なので、半分の6回もポールを獲得してます。
通算ポール獲得数が多いからそりゃそうだ、という見方もできるのですが(笑)
でもハミルトンの通算ポールは、292レース中で103回(35.3%)なので。
それが初開催サーキットだと、ポール獲得率は50%と跳ね上がっているので。
『ハミルトンは、初開催サーキットでの予選を得意としている』
と言って良いデータかもしれませんね!
F1初開催サーキット:優勝一覧
年度 | サーキット | GP | 優勝 |
---|---|---|---|
2021 | ジェッダ | サウジアラビア | L.ハミルトン |
2021 | ロサイル | カタール | L.ハミルトン |
2020 | アルガルベ | ポルトガル | L.ハミルトン |
2020 | ムジェロ | トスカーナ | L.ハミルトン |
2016 | バクー | ヨーロッパ | N.ロズベルグ |
2014 | ソチ | ロシア | L.ハミルトン |
2012 | COTA | アメリカ | L.ハミルトン |
2011 | ブッダ | インド | S.ベッテル |
2010 | 韓国 | 韓国 | F.アロンソ |
2009 | ヤス・マリーナ | アブダビ | S.ベッテル |
2008 | ヴァレンシア | ヨーロッパ | F.マッサ |
2008 | マリーナベイ | シンガポール | F.アロンソ |
2005 | イスタンブール | トルコ | K.ライコネン |
2004 | 上海 | 中国 | R.バリチェロ |
2004 | バーレーン | バーレーン | M.シューマッハ |
1999 | セパン | マレーシア | E.アーバイン |
1996 | アルバートパーク | オーストラリア | D.ヒル |
1994 | TIサーキット英田 | パシフィック | M.シューマッハ |
1993 | ドニントン | ヨーロッパ | A.セナ |
1991 | カタロニア | スペイン | N.マンセル |
1991 | マニ・クール | フランス | N.マンセル |
1989 | フェニックス | アメリカ | A.プロスト |
1987 | 鈴鹿 | 日本 | G.ベルガー |
(調査条件)
- 1987年以降のシーズンを調査
- 再開催、サーキットレイアウト変更は含まず
続いてF1初開催サーキットでの、『優勝ドライバー』の一覧です。
2回以上優勝したドライバーを列挙してみると、この5名となります。
- ハミルトン:6勝
- ベッテル:2勝
- アロンソ:2勝
- シューマッハ:2勝
- マンセル:2勝
ここでも、ハミルトンの優勝回数が際立って多いですね!
ポールと同じく初コースでは6回の優勝で、優勝確率は50%となっています。
ちなみに通算優勝回数は291レースで103回(35.4%)なので、やっぱり大きく上回ってますね!
『ハミルトンは、初開催サーキットでのレースも得意としている』
と言えそうですね!
そして、ハミルトンだけではなく。
ベッテルとアロンソ、現役チャンピオンドライバーがランクインしているのも面白いデータです。
やっぱり初コースで優勝するためには、チャンピオンの経験がモノを言うこと。
データがそう示しているのかもしれませんね!
得意の初コースで、ハミルトンの復活を!
LH x @GMA 👊
Lewis stopped by Good Morning America yesterday to talk all things #MiamiGP and @F1 👏pic.twitter.com/LTKEahMPNR
— Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team (@MercedesAMGF1) May 3, 2022
ということで、F1初開催サーキットでの戦績データを見てきました。
初コースを得意としているそのハミルトン、マイアミGPを週末に控え。
『Good Morning America』というアメリカのテレビ番組に出演し、マイアミでのF1初開催のPRをしているようですね!
F1と言えば、チームとしては『フェラーリ』。
そしてドライバーとしては、現役ドライバーの中ではやっぱり『ハミルトン』。
世界的に見ると、知名度や人気、影響力はやっぱり群を抜いているのではないでしょうか。
でも日本では、なぜかハミルトンはあまり人気が無さそうなのですが(汗)
でもF1ドライバーのSNSフォロワー数データを見ても。
その世界的な影響度は、やっぱり現役ドライバーではトップではないかと思っています。
なのでハミルトンが復活して、今年のタイトル争いに絡んでくるようなことがあると。
ますます世界的にF1が盛り上がるし、ますます面白い展開になると思っています!
今年ここまで、とても苦しんでいるハミルトンですが。
次戦は得意としているF1初開催コースのマイアミGPなので、ここでぜひ流れを変えて欲しいと思っています。
そして、まだまだシーズンは長いです。
ルクレールとマックスのタイトル争いを、搔き乱していくハミルトンが見たい!
果たしてF1初開催となるマイアミGPが、ハミルトンが反撃の狼煙をあげるグランプリとなるのか?
今週末のマイアミGP、得意の初開催コースという観点に注目して楽しむことにしましょう!
以上、F1初開催サーキットでのドライバー戦績データについてでした!