金曜フリー走行はいろんな席から観戦できるので、ぜひ60分間歩き回って観戦してみましょう!
全6回でご紹介する連載企画、第3回はダンロップ~S字編です!
F1日本GP鈴鹿「フリー走行の歩き方」として。
60分間で歩いて観戦できるプランを、全6回の連載でご紹介しています!
なお2022年に限り、金曜フリー走行2回目はピレリのタイヤテストが併催され90分となる予定です。
ご紹介している歩き方は60分バージョンなので、金曜フリー走行2回目はもう少し余裕を持って観戦できると思います(笑)
ではさっそく、第3回「ダンロップ~S字編」を見ていくことにしましょう!
フリー走行の歩き方③「ダンロップ~S字編」概要
スタート地点は、ダンロップの「E-1席」です。
そこからサーキットの進行方向とは逆向きに観戦していき、ゴールはS字入口の「D-5席」まで。
2つの観戦席(7つのエリア)を60分で歩いて観戦するプランです。
鈴鹿の特長である「S字」と、それに続く「逆バンク」「ダンロップ」をじっくりと観戦します。
ちなみに、なぜサーキットの進行方向と逆走ルートかというと?
セッティングを詰めて、本気のアタックが観れるかもしれないセッション終盤をS字で観戦するためです。
今回連載でご紹介する6つのプランのうち、歩く距離はもっとも短いです。
難易度はかなり低く、60分間で余裕で完走できると思います(笑)
90分となる金曜フリー走行2回目は、さらに余裕ができるので。
ゴールのD-5席のさらに先、C席まで足を運んでも良いかもしれません。
管理人は2006年、当時最後の鈴鹿となる予定だったので。
土曜フリー走行1回目はこのプラン通り観戦し、最後のS字を堪能しました。
ではさっそく、歩くルートと詳細情報を見て行きましょう。
なお所用時間については、分かりやすくするために金曜フリー走行1回目の予定時刻で表現しています。
「ダンロップ~S字編」60分間の歩き方とスケジュール
【E-1席】12:00-12:05
観戦スタートは、ダンロップのE-1席からです。
E席の詳細レビューはこちらです。
E席は、座席位置によって2つの観戦エリアに分かれています。
E-1席は、至近距離をF1マシンが走行する迫力を楽しめます。
E-2席は、丘の上から見下ろす形でマシンをじっくり観察できます。
まずはE-1席、超至近距離でF1マシンのサウンドや、匂いまで楽しむことができます(笑)
60分間に時間短縮された今年のフリー走行は、各マシンともそれなりにすぐ連続周回に入ってくれるはずなので。
写真も撮るなら上段席に、極限の至近距離を楽しみたいなら下段席に陣取って。
最初の5分間程度で、鈴鹿随一の迫力を楽しみましょう。
【E-2席】12:05-12:15
E-1席とE-2席は柵などの敷居がありませんので、そのままE-2席に移動して観戦します。
オススメは「J・K・Lブロック 最上段」、この写真の人が居るあたりです。
目の前の逆バンク、F1マシンの挙動が丘の上からとてもよく見えます。
さらに遥か彼方には1~2コーナーも見えて、その先には鈴鹿市街地と伊勢湾まで見渡せる鈴鹿の絶景ポイントの一つです!
絶景も楽しみつつ、ここではぜひ逆バンクのライン取りをチェックしましょう。
アウト側を通ったり、イン側を通ったり。
縁石に乗せたり、乗せなかったり。
次のダンロップへの進入重視のライン取りを取るドライバーもいたり。
上方からの角度で観戦出来るので、走行ラインの違いがとても分かりやすいです。
そのあたりを10分程度楽しんでから、次はD席へ移動しましょう。
【D-1席】12:15-12:25
E-2席のほぼ真下がD-1席になります、なので移動は1分程度です。
D席の詳細レビューはこちらです。
D席は、座席位置によって5つのエリアに分かれています。
残り45分で、コースを逆走する形で「D-1席」から「D-5席」まで歩いていきます。
まずは「D-1席」について。
丘からの上方視界だったE-2席とな異なり、目線の高さで逆バンクを観戦する形になります。
通路を歩きながらだと、金網に被らないで視界良くF1マシン走行を観れます。
ただしカメラマンエリアになっているので、立ち止まり禁止など歩き観戦には注意が必要です。
上段席にはギリギリ金網に被らない席もあります。
そこで座りながら、晴れていればこんな絶景写真を撮影しつつ。
E-2席でチェックしたドライバーによる逆バンクのライン取りの違いを、ここでもあらためてじっくり観察します。
たっぷりチェックして楽しめたら、D-2席方面へ歩き出しましょう。
【D-2席 移動観戦】12:25-12:30
D-1席からD-2席は地続きなので、そのままD-2エリアに入ります。
目の前を通るマシンは、金網被りの視界になる席が多いです。
逆バンクのライン取りの違いも、マシンを横から観る視界なので少々わかりづらいです、
ただしダンロップへ進入するライン取りの違いは、ここが一番チェックしやすいです。
なのでそのあたりをチェックしつつ、D-3席方向へ歩いて移動しながら観戦していきましょう。
【D-3席】12:30-12:40
D-2席の終わりから、D-3席にかけて。
この絶景ポイントあたりで座りながら10分程度じっくり観戦することにしましょう。
ちょっとディープな世界になるのですが。
このD-3席で、これまでの各ドライバーの走行ラインチェックの総決算となります(笑)
5コーナーの目の前に位置するこのD-3席。
その後の逆バンクとダンロップ、3つのコーナーを各ドライバーがどう一本のラインとして繋げて走行しているのか?
その全体像がハッキリ見て取れるのが、このD-3席なんです(笑)
なのでここは座ってじっくりと10分間ほど、各ドライバ―のライントレースの違いを楽しむことにして。
十分楽しんだ後は、席を立ってD-4方向に移動していきましょう。
【D-4席 移動観戦】12:40-12:45
D-3席までで、5コーナー以降の3つのコーナーのライン取りを楽しんだ後は。
残り20分で、3~4コーナーのS字入口観戦の楽しみに切り替えていきます。
この時間帯になると多くのマシンが連続走行をしたり、タイムアタックの練習走行も行われますので。
F1マシンがもっともF1マシンらしく走る、S字入口を観るのに最高の時間帯になっているはずです(笑)
このD-4席まで来ると、これまで見えなかった1~2コーナーなど。
東コース前半部分がかなり見えるようになってきます。
このまま絶景を楽しみたいところですが、S字入口の3~4コーナーにできるだけ近づいて観たいので。
D-4席は歩きながら移動観戦することにして、いよいよラストのD-5席へ向かうことにしましょう。
【D-5席】12:45-13:00
D-4席からD-5席は、柵など敷居があって少しだけ離れていますが。
1~2分程度で移動できる距離です。
D-5席の中でも、できるだけ1コーナー側。
【F1日本GP鈴鹿 観戦席情報】
D-5席、オススメは『 F~Gブロック上段席』。ストレートから1~2コーナーまでも見渡せて。
S字を高速で切り返すF1マシンらしい挙動を、ほぼ正面の位置から見れます!#f1 #F1jp #鈴鹿サーキット pic.twitter.com/7dzr54e7Ay— みんなでF1 (@minna_de_F1) June 17, 2022
この『F~Gブロック上段席』あたりまで移動しましょう。
管理人は、この場所が好きで好きでたまらないのです(笑)
理由の一つ目が、見晴らしが良い絶景であること。
ストレートから1~2コーナーまで見渡せる、鈴鹿の絶景ポイントの一つです。
そして理由の二つ目。
「高速でクイッ」と向きを変える、F1マシンらしい挙動を正面視界で堪能できるからなんです!
って、うまく文字では表現できなくてすみません(笑)
写真で示すと、だいたいこんな感じ。
この赤丸地点で、超高速で「クイッ」と切り返していくんです!
「これぞF1マシン、これぞ高速コーナリング」という、F1観戦の醍醐味あふれる挙動です!
この素晴らしい挙動を、真正面の位置から観れるのがこのオススメ地点なんです!
なのでここではしっかり座って、セッション終了まで15分ほど、F1マシンらしい挙動をぜひ楽しみましょう!
って、最後はちょっとディープすぎて伝わらないですかね(笑)
でも実際に現地で観て頂ければ、管理人が何を言っているか必ず分かると思いますので。
ぜひ今年2022年F1日本GPフリー走行は、この歩き方プラン③を採用してみてはいかがでしょうか!
以上、フリー走行の歩き方③:ダンロップ~S字編でした。
第4回「ヘアピン~130R 雨観戦編」は、10月3日記事公開予定となります。
ぜひまたチェックしてみてください!