F1ドライバーに対するSNS投稿、「感情分析結果」が公開!

調べてみた
© formula1
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全F1ドライバーへの「誹謗中傷率」「ネガティブ投稿率」「ポジティブ投稿率」など。

オーストラリアGP期間中の、F1ファンによるツイートの感情分析結果が明らかに!

 

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昨日、またいつものように国内外のサイトでF1情報を見ていたのですが。

YAHOOニュースに、なんだか面白そうなこんな記事が掲載されていました。

 

『F1ドライバーに対するSNSの書き込みを米メディアが分析! 最多被害はストロール。角田裕毅は!?』

 

なんだこれは!?

と気になって読んでみたのですが。

  • どれくらい誹謗中傷されているか?
  • ネガティブな投稿はどれくらいか?

など、各F1ドライバーへのSNS投稿を分析している面白い記事でした。

 

でも残念ながら特定ドライバーのみが対象で、全ドライバー分は掲載されていなかったので。

記事の元となった海外サイトで、全ドライバーのSNS投稿にまつわる分析結果を調べてみることにしました!

 

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「投稿数」分析結果

順位ドライバー投稿数
1C.ルクレール15,552
2L.ハミルトン13,314
3G.ラッセル5,834
4S.ペレス4,862
5M.フェルスタッペン4,197
6A.アルボン3,970
7C.サインツ3,758
8L.ノリス3,512
9D.リカルド2,716
10L.ストロール2,194
11F.アロンソ2,036
12S.ベッテル1,204
13N.ラティフィ1,126
14V.ボッタス904
15M.シューマッハ766
16E.オコン677
17P.ガスリー597
18K.マグヌッセン264
19角田裕毅164
20周冠宇153
合計67,800

 

元記事が掲載されていた海外サイトは、こちら「Vegas INSIDER」の記事です。

スポーツベッティングサイトのようです。

 

まず分析手法について。

  • 対象SNSは「Twitter
  • オーストラリアGP 期間中、「67,800ツイート」を抽出
  • 感情分析AIツール」で、各ドライバーへのツイート内容を分析

 

ふむふむ、なるほど。

全世界が対象なので、ツイート数はもっともっと凄まじく多いはずですが。

その中から、67,800投稿を抜き出して分析ツールにかけたということですね!

 

分析項目は4つあります。

まずは、各ドライバーへの関心度の高さを表す「投稿数」ランキングがこちらの表です。

 

グランドスラムを達成してオーストラリアGPを完全制覇した、ルクレールがやっぱり1位ですね!

2位は、不調とはいえやはり世界的には注目度の高いハミルトンです。

 

 

新チャンピオンのフェルスタッペンは、途中リタイアの影響もあるのか5位に沈み。

最終周でのタイヤ交換という、ミラクルな奇襲を決めたアルボンが6位と高い注目を集めています。

 

対して、レースペースが悪くあまり見せ場の無かった我らが角田裕毅選手がブービーの19位

 

このように、ちゃんとレース内容が分析結果に反映されていて面白いデータですね!

 

 

「誹謗中傷率」分析結果

順位ドライバー誹謗中傷率
1L.ストロール19%
2E.オコン18%
3G.ラッセル15%
4A.アルボン14%
5S.ペレス13%
6C.ルクレール12%
7C.サインツ12%
8N.ラティフィ12%
9M.シューマッハ11%
10K.マグヌッセン11%
11M.フェルスタッペン10%
12F.アロンソ10%
13S.ベッテル9%
14L.ハミルトン8%
15V.ボッタス8%
16周冠宇8%
17L.ノリス7%
18D.リカルド7%
19P.ガスリー7%
20角田裕毅5%

 

続いては「誹謗中傷率」について。

これは投稿数に対して、どれくらいの投稿に「誹謗中傷ワード」が含まれていたかの割合です。

 

原文では「swear words」を含むとあるので。

  • 「ほんと、〇ねよ!」
  • 「クソが!」
  • 「バカすぎる、アホすぎる!」

みたいな酷く汚い言葉が含まれるツイートでしょうか。

 

 

この不名誉な分析結果の1位は、ランス・ストロール。

予選でもレースでも、ペナルティを受ける残念なレースだったからかもしれません。

 

 

少々意外だったのが、2位のエステバン・オコン。

この記事によると理由は、母国GPで注目の高いリカルドとずっとバトルをしていたので。

アツくなったファンが、厳しい言葉を投げかけたのではないかとのこと。

 

 

3位のラッセルも、もしかしたら同じような理由なのかもですね。

注目度の高いハミルトンに不利、ラッセルに有利なタイミングでのセーフティーカー導入となったので。

アツくなったファンが、罵詈雑言を投げかけたのかもしれません。

 

 

特定ドライバーを応援していて、ついアツくなる気持ちはわからなくないですが。

誹謗中傷だけは誰も得しない無意味な行為なので、絶対やめましょう!

 

 

「ネガティブ投稿率」分析結果

順位ドライバーネガティブ
投稿率
1L.ストロール50%
2N.ラティフィ37%
3角田裕毅35%
4E.オコン34%
5M.フェルスタッペン34%
6C.サインツ31%
7S.ベッテル30%
8M.シューマッハ29%
9F.アロンソ28%
10S.ペレス25%
11K.マグヌッセン22%
12A.アルボン19%
13L.ハミルトン18%
14P.ガスリー18%
15周冠宇17%
16C.ルクレール16%
17V.ボッタス16%
18G.ラッセル15%
19L.ノリス12%
20D.リカルド10%

 

続いての分析は「ネガティブ投稿率」

 

これは、誰かを攻撃する「誹謗中傷」とは意味合いが異なり。

  • 「今日のレース結果は、残念だった
  • 「いまスピンしたのは、もったいない
  • 「セーフティーカーのタイミング、悔しい

など、否定的な感情表現が含まれる投稿の割合です。

 

 

この分析結果も、残念ながら1位はランス・ストロール。

確かに予選もレースも、とっ散らかったレースとなってしまいましたが。

でもストロールはポールポジションを獲得するくらいの速いドライバーなので、次戦に期待ですよね!

 

 

2位は、ニコラス・ラティフィ。

予選のクラッシュ、ペナルティはストロールに出ましたが。

ラティフィにも責任があるとの見方も多かったようで、そんな否定的な投稿が多かったのかもしれません。

 

 

3位は、角田裕毅選手。

レースペースが悪くどんどん後続に抜かれていく厳しいレースとなったので、残念に思った方が多くコメント投稿したのでしょう。

 

でも、まだまだシーズンも序盤、たった3レースです。

見るファン側も、前を向いていきましょう!

 

 

「ポジティブ投稿率」分析結果

順位ドライバーポジティブ
投稿率
1D.リカルド90%
2L.ノリス88%
3G.ラッセル85%
4C.ルクレール84%
5V.ボッタス84%
6周冠宇83%
7L.ハミルトン82%
8P.ガスリー82%
9A.アルボン81%
10K.マグヌッセン78%
11S.ペレス75%
12F.アロンソ72%
13M.シューマッハ71%
14S.ベッテル70%
15C.サインツ69%
16E.オコン66%
17M.フェルスタッペン66%
18角田裕毅65%
19N.ラティフィ63%
20L.ストロール50%

 

最後の分析は「ポジティブ投稿率」

  • 「今日はリカルドを、全力で応援するぜ!
  • 「いまのオーバーテイク、素晴らしい!
  • 「セーフティーカーのタイミング、超ラッキー!

など、肯定的な感情表現が含まれる投稿の割合です。

 

この分析結果、ネガティブ感情のランキングと表裏になっています。

 

1位は、地元のダニエル・リカルド。

これまで母国GPでは不運だったこともあり、応援や期待の投稿が世界中から多かったのかもしれません。

 

2位はランド・ノリス、マクラーレンの1-2ですね!

不振だったマクラーレンがここにきて挽回してきたので、リカルドとともに肯定的な嬉しい感情表現の投稿が多かったのでしょう。

 

3位はジョージ・ラッセル。

セーフティーカーのタイミングがラッキーだったとはいえ、きっちり3位表彰台を獲得して。

ランキングでも2位につけるなど、前向きな話題とリンクした結果だと思います。

 

 

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ということで、SNSでの投稿内容分析を見てきましたが、いかがだったでしょうか。

どれもちゃんとレース内容が反映されていて、納得いくデータになっていたように感じます。

 

こんなファンの感情分析みたいなことが、ツールでできるようになっているなんて。

本当に凄い時代になりましたよね(笑)

 

ぜひ今回に限らず、毎戦こんな分析結果を出してくれるとF1ファンとしては嬉しいですね!

 

ちなみにF1公式サイトでは、AIを使って最速F1ドライバー分析など。

分析結果をファンに開示することに力を入れているみたいなので。

 

今のSNS時代に即した、こんな面白いデータ。

いつか定常的に公開される日を、期待して楽しみに待つこととしましょう!

 

以上、F1ドライバーへのSNS投稿分析結果についてでした!

 


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