昨日まで、鈴鹿に取って代わるのか気が気じゃなかったです(笑)
安心して、経緯やレイアウト、オンボード映像を確認してみましょう!
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ちょうど先週のF1第2戦エミリア・ロマーニャGPのスタート直前。
こんなニュースが流れてきましたよね。
『F1マイアミGP、2022年から開催が決定、契約期間は10年!』
このニュースを最初に見た時。
正直、『いよいよ日本GP消滅の危機が迫るかも・・・』と思ったのですが。
昨日、鈴鹿サーキットでのF1日本GPが2024年まで開催継続されることが正式に決まりました。
なので、ようやくこのニュースに安心して触れることができます(笑)
その後、オンボード映像動画なども公開されていますので、安心して、少し深堀してこのニュースを見てみることにしましょう!
2018年からウワサの開催地でした!
まずは、正式決定に至る背景から見てみましょう。
実は3年ほど前の2018年から、『マイアミが新たなF1開催候補地に!』とウワサされていました。
F1開催に積極的で、誘致活動に取り組んでいたマイアミ当局側と、アメリカで2つ目のグランプリを開催したいF1運営側の思惑が一致。
イベントの招致などにも積極的で、2018年F1アメリカGPの前日には、このように前夜祭イベント的な『F1フェスティバル』もマイアミで開催されています。
しかし騒音問題や環境問題や施設利用制限などの課題に対して、住民側から反対運動があがり、毎年のように候補にはなるものの立ち消えていた開催候補地でした。
その後再三にわたる計画変更と住民側との折衝を経て折り合いもつき、今回晴れて正式発表ということになりました。
アメリカでF1開催される11番目の都市!
こちらが、これまでアメリカ合衆国でF1が開催された都市の一覧です、マイアミは地理的には一番右下に位置します。
アメリカ合衆国でF1が開催された、11番目の都市だそうです。
例えば日本の場合。
F1が開催されたのは鈴鹿と富士と岡山の3都市だけですので、この11都市というのはスゴイ数ですよね!
コースレイアウトは、低速と高速のメリハリ!
住民との交渉で、再三コースレイアウト案も変更になったようです。
そして、最終的に落ち着いたのがこちらの形。
- 全長は5.41km
- コーナー数は19
- 3つのDRSゾーンが設定
平均速度は220~230km/h程度が想定されているそうで、中高速サーキットと言えそうなレイアウトです。
でもレイアウトをよく見てみると、11~16コーナーまでの低速区間と、それ以外の中高速区間、メリハリがはっきりしたサーキットではないでしょうか。
オンボード映像も公開されています!
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こちらが、先日公開されたオンボード映像のシミュレーションです。
コースレイアウト図と照らし合わせながら、とりあえず見てみました。
以下、個人的な感想・第一印象を3つほど。
まず一点目。
なんか、どこかで見たことがある既視感が漂ってます(笑)
コンクリートに囲まれたウネウネしたストレートが、かつてヨーロッパGPが行われていたスペイン・バレンシアや、アゼルバイジャンGPのバクーみたいな感じでしょうか。
二点目。
なんだかずっと景観が変わらない、観ていて覚えにくそうなサーキットだと思いました。
そのあたりは、ロシアGPのソチに似ていたりするかもしれませんね。
三点目。
高低差が全然ない、ところですかね。
そういう点では、アブダビGPのヤス・マリーナや、中国GPの上海のようでもあります。
個人的には、高低差のあるサーキットが大好きなので、ちょっと好みではないかも・・・。
ぜひ皆さんも、見てみて第一印象を確認してみてください!
開催は6月、カナダGPとの連戦が濃厚!
と、コースの第一印象ではネガティブなことを3つほど書いてしまいましたが(笑)
でも実際にF1マシンが走れば、きっとこのコースならではの楽しみや見どころが出てくるはずです!
開催は来年2022年の6月、カナダGPの前後がウワサされています。
それまでにまだまだ時間もあるし、いろんな情報も出てくるでしょう。
そうすれば、このコースならではの楽しみを見つけることができるのではないでしょうか。
管理人としては、とにかくホッとしてます。
『このマイアミGPが、もしかしたら日本GP鈴鹿に取って代わるのか・・・ぐぬぬ』
と心配していたのですが、もうそんな心配はしなくてよくなったので(笑)
なので、この新しい都市マイアミ、新しいコースでの来年のF1開催についても。
ポジティブに、楽しみに待ちたいと思います!
以上、F1マイアミGPの開催についてでした!