ハミルトン、ついに今年初の本気の走り! イタリアGP驚愕のレースペース

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© Mercedes-AMG F1 Twitter

ピエール・ガスリーの初優勝で幕を閉じたイタリアGP。

予想できない波乱の展開と、ガスリーとサインツとの死闘、フレッシュなメンバーでの表彰台などに話題が集まっています。

 

しかし、他にも注目したいところがありました。

それは、メルセデス+ハミルトンが今年初めて本気の走りを見せたところではないでしょうか。

 

10秒のストップ&ゴーペナルティから最後尾に落ちながらも、7位まで挽回してフィニッシュします。

メルセデスなら出来そうな芸当だと思うかもしれませんが、

思い出したいのは赤旗再スタートはちょうどレースの半分の27週目だったこと。

つまり、約半分のレース距離でここまで盛り返してきたわけです。

 

今年ここまではトップを走ることが多く、タイヤマネジメントに徹した走りが多かったハミルトン。

それが今回はハミルトン本気の走りをついに見ることができました。

 

ガスリー初優勝の話題で隠れがちですが、こちらも凄い見ごたえのある展開でしたので、どれくらい凄かったのか、詳細を振り返ってみたいと思います。

 

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ペナルティで最下位17番手まで後退

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28周目の再スタート後すぐにペナルティ消化のためにピットインしたハミルトン。

29周目に17番手まで落ちてしまいます。

 

この時点で、トップのガスリーとは約30秒差、16番手のアルボンとは約20秒の差です。

レースは残り25周ですから、普通ならポイント獲得すら危うい状況のはずでした。

 

ここから、怒涛の追い上げが開始されることになります。

ハミルトン、怒りの今年初の本気の走りです。

 

尋常でないペースで怒涛の追い上げ

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ジョビナッツィ、フェルスタッペンのピットインで30周目には15位に上がります。

 

ここから、なんと1分22秒台後半のタイムを連発して、あっという間にアルボンに追いついていきます。

このタイムがどれくらい速いかというと、この時点でトップのガスリーは1分24秒前半のタイム。

なので、トップから1周1.5秒弱くらい速いペースで追い上げていきます。

 

しかし、このコース、追いついたとしても抜けないコースです。

今回のメルセデスは、トップスピードの延びるセッティングでは無かったように見えました。

なので果たしてハミルトンは、コース上で抜いていけるのか?

ごぼう抜きしていくのは難しいのではないかと予想していました。

 

怒涛のオーバーテイクショー

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でも38周目にアルボンに追いついた後、ここからハミルトンのコース上でのオーバーテイクショーが始まっていきます。

  • 40周目:アルボンを抜いて14位
  • 41周目:ラッセルを抜いて13位
  • 42周目:グロージャンを抜いて12位

 

そして空間ができたので、またペースを1分43秒台前半に入れます。

この時点で、トップより1周1秒以上速いタイムです。

  • 45周目:ラティフィを抜いて11位
  • 46周目:ライコネンを抜いて10位

 

立て続けに5台を抜いて、ついに残り7周の46周目にポイント圏内10位に入ってきます。

 

7位まで追い上げてゴール

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このあたりから、テレビ中継ではガスリーとサインツのトップ争いに夢中になっていた頃だと思います(笑)

 

でも、あらためて見直してみると、ここからもハミルトンは凄かった。

  • 49周目:ペレスを抜いて9位

 

そして、ここでまた1分22秒台のタイムを叩き出します、これが凄い。

ちなみに同じ周のガスリーとサインツが1分24秒前半ですから、ここまで酷使してきたタイヤで恐ろしいレースペースであることが解かります。

  • 51周目:クビアトを抜いて8位
  • 53周目:オコンを抜いて7位

 

そして、ファイナルラップの53周目にきっちオコンまで抜いたところでゴールとなりました。

コース上で8台もぶち抜いてきたことになります。

 

これぞ6度のチャンピオンの走り

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見てきたように、なんとレース距離半分で7位まで挽回することができました。

ランク2位だったフェルスタッペンはPUのトラブルでリタイアのため差を広げました。

ランク3位だったボッタスとは、ファステストラップポイントもあり3点しか差を縮められませんでした。

 

さすが6度のワールドチャンピオンです。

これぞチャンピオンの走りですよね、きっちりダメージを最小限に留めることができています。

 

7位までリカバリーしたのも凄いですが、圧巻はレースペースでした。

上位はタイヤマネジメントしているので単純比較はできませんが、1.5秒速いレースペースとか異常です。

やはり今年これまでの戦いでは、メルセデス+ハミルトンにはまだまだ隠し持っていたバッファがあったと言っていいんじゃないでしょうか。

今年のメルセデスW11とハミルトンの組み合わせは、歴史に残る史上最強クラスなのかもしれません。

 

 

強すぎてなぜかバッシングされがちなメルセデス+ハミルトン。

でも今回のレースで、やっぱり彼らは凄いということを再認識された方も多いのではないでしょうか。

 

確かに、1チームの圧勝が続くとレース展開としては見所が無いことも多いです。

でも強いチーム、強いドライバーが勝つのがF1の世界です。

こんな後世の歴史に残るマシンとドライバーの組み合わせを見れていることにも幸せを感じながら、今後のレースも楽しんでいければと思います!

 

以上、イタリアGPのハミルトン今年初の本気レースについてでした!

 


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