1993年F1総集編の高桐唯詩さんの詩で、2021年F1シーズンを振り返ってみる。

調べてみた
© redbull.com
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「君がいたから」

「混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。」

「ほんの少し愛がある。だからちょっぴり涙が出るのだ。」

 

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激動の2021年F1シーズンが終了しました。

でもまだ余韻が醒めないどころか、あらためて2021年シーズンの数々の凄いドラマが甦ってきて興奮しっぱなしです(笑)

 

 

ところで皆さんは、フジテレビNEXTとDAZN、どちらでF1を視聴してますか?

管理人は両方とも観れるのですが、リアルタイム中継はフジテレビNEXTで視聴しています。

 

今回、そのフジテレビNEXTのエンディングが素晴らしかったんです。

今シーズンのレッドブル・ホンダの活躍を、第3期までのHONDA F1の名シーンとともにオマージュした素晴らしい映像と音楽で。

ここでも涙腺崩壊しちゃいました(笑)

 

 

この素晴らしいエンディング映像に入る前に、実はこんな言葉がありました。

『F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。』

 

これは1993年F1総集編のエンディングでの言葉です。

今年逝去された、高桐唯詩さんの詩の一部です。

 

実は管理人が、今もF1を見続けれているのってこの詩があったからなのかもしれません。

そして、今年の2021年シーズンもこの詩の通りの展開となった気がしています。

 

若いファンの方はご存知無いと思いますので。

そんな素晴らしい詩を、今日はご紹介したいと思います。

 

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1993年F1総集編 オープニングとエンディング

こちらの動画が、その1993年F1総集編のオープニングとエンディングです。

(エンディングは、4:40あたりから)

 

 

オープニングとエンディングの両方とも、素晴らしい詩です。

文字で起こすと、こんな詩です。

オープニング

私と言う人間は世界でたった一人。

君と言う人物も世界に一人しかいない。

世の中は不思議。

こうして出会い、お互いの存在を疎ましく思いながら同じ仕事をしている。

 

僕らは1/1000秒の阿修羅かもしれない。

仲良くしようにも、不可能な間柄なのだ。

だけど、出会えて本当に良かったと思っている。

 

君がいたから、僕は、僕でいられたんだ。

 

君がいたから

 

君がいたから

 

エンディング

F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。

 

揺るぎない信頼もあれば、絶望的な溝もある。

清廉潔白もあれば、醜い欲望の海もある。

 

人間社会を鏡に映して、F1は突き進む。

理屈じゃない。体中の細胞が走りたがっている。

 

明るすぎる。健康すぎる。速すぎる。

学校なんかじゃ教えてくれなかったF1。

混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。

 

ほんの少し「愛」がある。

 

だからちょっぴり「涙」が出るのだ。

 

まず、この詩への管理人の想いについて。

 

放送された1993年は、まだ管理人が学生だった頃です。

この翌年、セナが亡くなる悲しい事故が起きてしまいます。

 

大好きだった選手が突然居なくなるという事実を、まったく受け入れることができず。

これからもF1を見続けていくのか、一瞬迷った時期がありました。

 

その際に、この詩をビデオテープが擦り切れるくらい何度も何度も繰り返し見て聞いて。

やっぱり、大好きなF1をこれからも見続けていこうと思ったんですよね。

 

だから、いまでもこの詩は諳んじて話せるくらいです(笑)

それくらい、高桐唯詩さんやフジテレビさんに感謝しているし、大事に思っている詩です。

 

 

いつの時代のF1にも通じる、F1の魅力が凝縮された素晴らしい詩なんです。

例えば2021年シーズンにあてはめると、こんな感じです。

 

君がいたから

© essentiallysports.com

私と言う人間は世界でたった一人。

 

 

© formulasantander.com

君と言う人物も世界に一人しかいない。

 

 

© Sky Sports F1

世の中は不思議。

こうして出会い、お互いの存在を疎ましく思いながら同じ仕事をしている。

 

 

© planetf1.com

僕らは1/1000秒の阿修羅かもしれない。

仲良くしようにも、不可能な間柄なのだ。

 

 

© Formula1

だけど、出会えて本当に良かったと思っている。

君がいたから、僕は、僕でいられたんだ。

 

君がいたから

 

君がいたから

 

 

 

・・・うぅ。

ヤバいです、記事書きながらなのに泣けてきちゃいます(汗)

 

 

だからちょっぴり「涙」が出るのだ。

Getty Images / Red Bull Content Pool

F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。

 

 

Getty Images / Red Bull Content Pool

© f1i.com

揺るぎない信頼もあれば、絶望的な溝もある。

 

 

© planetf1.com

Getty Images / Red Bull Content Pool

清廉潔白もあれば、醜い欲望の海もある。

 

 

© Formula1

人間社会を鏡に映して、F1は突き進む。

 

 

© Formula1

理屈じゃない。体中の細胞が走りたがっている。

 

 

© Formula1

明るすぎる。健康すぎる。速すぎる。

学校なんかじゃ教えてくれなかったF1。

 

 

© insider.com

混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。

 

 

© Formula1

ほんの少し「愛」がある。

 

 

© redbull.com

だからちょっぴり「涙」が出るのだ。

 

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うう、本当にやばい、こんなにウルウルしながら記事書いたの初めてです(涙)

やっぱりF1大好きです、これからも一生見続けます!

 

 

若いファンの方に、昔のF1を強制するつもりは一切なくて。

でも、昔のF1で放送されたこの高桐唯詩さんの詩は、本当に素晴らしいと思っています。

 

F1はスポーツであり、メーカーの威信をかけた戦いでもあり。

ゆえにそこには政治やドロ沼の争いもあり、でもやっぱり最後は人で決まり、人々は感動する。

 

いつの時代のF1にもあてはまる、素晴らしい詩だと思います。

なのでぜひ、今後のF1を見る際にも。

 

この素晴らしい詩を思い浮かべながら、これからもF1を楽しんでいただければ幸いです!

 

以上、高桐唯詩さんの詩を2021年シーズンにあてはめてみた記事でした!

 


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