アメリカ人F1ドライバー、近年の戦績一覧

調べてみた
photo by formula1
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ローガン・サージェント、8年ぶりのアメリカ人F1ドライバーです。

近年はどんなアメリカ人F1ドライバーが居てどんな活躍をしたのか、その戦績をチェックしておくことにしましょう!

 


今日も、2023年のF1にいろいろ想いを馳せています。

 

今年F1デビューする新人は3名。

F1ブームに沸くアメリカ期待の星、ウィリアムズからデビューするローガン・サージェントも注目の新人の一人ですよね。

 

そんなことを思っていたら、また頭にふと疑問が沸いてきました。

『アメリカ人F1ドライバーって、これまでほとんど居なくない?』

 

どんなスポーツでも、アメリカの選手って多いうえに大活躍しているイメージなのですが。

ことF1に関しては、少なくとも管理人がF1を見始めた1987年以降はさっぱりな印象です(汗)

 

大昔はタイトルを獲ったり、優勝したドライバーが多く居たようですが。

近年はどんなアメリカ人ドライバーが居て、どんな成績だったのか?

 

サージェントがデビューする前に、チェックしておくことにしましょう!

 

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サージェント、8年ぶりのアメリカ人F1ドライバー!

No. ドライバー 参戦年度 主な所属チーム
1 L.サージェント 2023年 ウィリアムズ
2 A.ロッシ 2015年 マノー
3 S.スピード 2006~07年 トロロッソ
4 M.アンドレッティ(子) 1993年 マクラーレン
5 E.チーバー 1978~89年 アロウズ
リジェ
ルノー など

(調査条件)

  • 1987年以降に現役だったドライバー
  • スポット参戦ドライバーも含む

 

 

いつものように、管理人がF1を見始めた1987年以降のアメリカ人F1ドライバーをチェックしてみましょう。

なんとこれまでたった4名で、今年デビューするサージェントで5人目であることが分かりますね!

 

37シーズンで5名ですから、単純計算で約7年に1名しか誕生していないということ。

およそ統計データ通り、サージェントは8年ぶりのアメリカ人F1ドライバーであることも分かりますね。

 

でも、アレクサンダー・ロッシは2015年終盤5戦だけのスポット参戦でした。

なので、フルタイムF1ドライバーとしてはスコット・スピード以来16年ぶりとなります。

 

これはスポーツ大国アメリカにしては、ちょっと淋しい結果ですよね。

 

Netflixの影響で、アメリカにF1ブームが到来したのはごく最近なので。

それまではアメリカ人ドライバーはF1ではなく、インディ500やNASCARなどに参戦するケースが多かったのかもしれませんね。

 

 

近年のアメリカ人F1ドライバー戦績

ドライバー F1参戦レース数 予選
最高位
レース
最高位
A.ロッシ 5戦 18位 12位
S.スピード 28戦 11位 9位
M.アンドレッティ 13戦 5位 3位
E.チーバー 143戦 2位 2位

赤字:3位以内

(調査条件)

  • 1987年以降に現役だったドライバー
  • スポット参戦ドライバーも含む

 

 

では近年のアメリカ人F1ドライバー4名が、どんなF1キャリアを過ごしたのか。

その戦績もチェックしておくことにしましょう。

 

 

もっとも長く、地道に活躍したのがエディ・チーバーと言えるでしょう。

惜しくもポール獲得や優勝こそ無いものの、予選も決勝も最高2位の結果を残しています。

 

マイケル・アンドレッティは、一度だけ3位表彰台を獲得しましたが。

その他は1周目の接触リタイアも多く、残念ながらシーズン途中で解雇されてしまいました。

 

スコット・スピードは、トロロッソでF1を2年間戦いました。

でも最高位は9位と一度も入賞が無く(当時は8位までが入賞)、これまたシーズン途中で解雇。

 

アレクサンダー・ロッシも、スポット参戦翌年のF1シートを喪失してしまいます。

ただし翌年はインディカーシリーズに移籍して、ルーキーながらインディ500制覇の偉業を成し遂げています。

 

 

うーん・・・。

ことF1に関して言うと、やっぱり近年のアメリカ人ドライバーはかなり淋しい戦績ばかりだったことがよく分かりましたね。

 

 

サージェント、今年は珍記録を多く達成するかも?

© Williams Racing

 

ということで、近年のアメリカ人F1ドライバーの戦績を振り返ってみましたが。

F1で活躍することの厳しさが、よく分かるデータとなってしまいましたね(汗)

 

 

でもこれは、考えようによっては。

今年はサージェントが、「アメリカ人F1ドライバーとして」という珍記録をたくさん作ってくれるかもしれないということですよね(笑)

 

例えば。

 

アメリカ人ドライバー、30年ぶりの入賞

© McLaren

アメリカ人ドライバーが、最後に入賞したのは1993年イタリアGP。

M.アンドレッティが、3位表彰台を獲得したレースです。

 

なのでもしサージェントが、今年入賞や表彰台を獲得したら?

30年ぶりの入賞or表彰台の珍記録達成ということになります!

 

 

地元アメリカ開催で、34年ぶりの入賞

© formula1

アメリカ人ドライバーが、アメリカ開催のF1で最後に入賞したのは1989年アメリカGP。

E.チーバーが、これまた3位表彰台を獲得したレースです。

 

今年は、アメリカで3回もF1が開催されるので。

サージェントが地元で入賞や表彰台を獲得したら、34年ぶりの地元入賞or表彰台の珍記録達成です!

 

 

ウィリアムズのマシンで、さすがに表彰台までは厳しいかもしれませんが。

入賞なら十分あり得るのではないでしょうか!

 

これらはあくまで一例で、なんだか他にも達成されそうな珍記録がいっぱいありそうです。

珍記録マニアの、管理人の血が騒いできました(笑)

 

 

とにもかくにも、8年ぶりのアメリカ人ドライバーであるサージェントが今年デビューします。

 

1970年代以前の大昔のF1では、アメリカ人ドライバーも多く大活躍しましたが。

管理人をはじめ多くの日本のF1ファンは、アメリカ人ドライバーがF1で大活躍するシーンをまだ見たことがありません。

 

果たしてサージェントが、その最初のドライバーとなることができるでしょうか?

ぜひそんな観点からもサージェントを応援して、今年のF1を楽しむこととしましょう!

 

以上、アメリカ人F1ドライバー、近年のF1戦績についてでした!