「君がいたから」
「混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。」
「ほんの少し愛がある。だからちょっぴり涙が出るのだ。」
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激動の2021年F1シーズンが終了しました。
でもまだ余韻が醒めないどころか、あらためて2021年シーズンの数々の凄いドラマが甦ってきて興奮しっぱなしです(笑)
ところで皆さんは、フジテレビNEXTとDAZN、どちらでF1を視聴してますか?
管理人は両方とも観れるのですが、リアルタイム中継はフジテレビNEXTで視聴しています。
今回、そのフジテレビNEXTのエンディングが素晴らしかったんです。
【We did it together②】
楽曲はTruth~In this country~We are the champions~A latchkey。
サマリーは新王者マックスを称え、HONDAラストランへの敬意を込めたVTRをスタッフ総力戦で編集し放送しました。最後までご覧いただきましてありがとうございました。再放送もあります!#f1fujinext #f1jp pic.twitter.com/zJk8yBbDfK— 【公式】フジテレビ☆モータースポーツ (@cx_motorsports) December 13, 2021
今シーズンのレッドブル・ホンダの活躍を、第3期までのHONDA F1の名シーンとともにオマージュした素晴らしい映像と音楽で。
ここでも涙腺崩壊しちゃいました(笑)
この素晴らしいエンディング映像に入る前に、実はこんな言葉がありました。
『F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。』
これは1993年F1総集編のエンディングでの言葉です。
今年逝去された、高桐唯詩さんの詩の一部です。
実は管理人が、今もF1を見続けれているのってこの詩があったからなのかもしれません。
そして、今年の2021年シーズンもこの詩の通りの展開となった気がしています。
若いファンの方はご存知無いと思いますので。
そんな素晴らしい詩を、今日はご紹介したいと思います。
1993年F1総集編 オープニングとエンディング
こちらの動画が、その1993年F1総集編のオープニングとエンディングです。
(エンディングは、4:40あたりから)
オープニングとエンディングの両方とも、素晴らしい詩です。
文字で起こすと、こんな詩です。
オープニング
私と言う人間は世界でたった一人。
君と言う人物も世界に一人しかいない。
世の中は不思議。
こうして出会い、お互いの存在を疎ましく思いながら同じ仕事をしている。
僕らは1/1000秒の阿修羅かもしれない。
仲良くしようにも、不可能な間柄なのだ。
だけど、出会えて本当に良かったと思っている。
君がいたから、僕は、僕でいられたんだ。
君がいたから
君がいたから
エンディング
F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。
揺るぎない信頼もあれば、絶望的な溝もある。
清廉潔白もあれば、醜い欲望の海もある。
人間社会を鏡に映して、F1は突き進む。
理屈じゃない。体中の細胞が走りたがっている。
明るすぎる。健康すぎる。速すぎる。
学校なんかじゃ教えてくれなかったF1。
混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。
ほんの少し「愛」がある。
だからちょっぴり「涙」が出るのだ。
まず、この詩への管理人の想いについて。
放送された1993年は、まだ管理人が学生だった頃です。
この翌年、セナが亡くなる悲しい事故が起きてしまいます。
大好きだった選手が突然居なくなるという事実を、まったく受け入れることができず。
これからもF1を見続けていくのか、一瞬迷った時期がありました。
その際に、この詩をビデオテープが擦り切れるくらい何度も何度も繰り返し見て聞いて。
やっぱり、大好きなF1をこれからも見続けていこうと思ったんですよね。
だから、いまでもこの詩は諳んじて話せるくらいです(笑)
それくらい、高桐唯詩さんやフジテレビさんに感謝しているし、大事に思っている詩です。
いつの時代のF1にも通じる、F1の魅力が凝縮された素晴らしい詩なんです。
例えば2021年シーズンにあてはめると、こんな感じです。
君がいたから
私と言う人間は世界でたった一人。
君と言う人物も世界に一人しかいない。
世の中は不思議。
こうして出会い、お互いの存在を疎ましく思いながら同じ仕事をしている。
僕らは1/1000秒の阿修羅かもしれない。
仲良くしようにも、不可能な間柄なのだ。
だけど、出会えて本当に良かったと思っている。
君がいたから、僕は、僕でいられたんだ。
君がいたから
君がいたから
・・・うぅ。
ヤバいです、記事書きながらなのに泣けてきちゃいます(汗)
だからちょっぴり「涙」が出るのだ。
F1は文化。勝利は栄光。人生は華。夢は現実。
揺るぎない信頼もあれば、絶望的な溝もある。
清廉潔白もあれば、醜い欲望の海もある。
人間社会を鏡に映して、F1は突き進む。
理屈じゃない。体中の細胞が走りたがっている。
明るすぎる。健康すぎる。速すぎる。
学校なんかじゃ教えてくれなかったF1。
混沌がある。美学がある。政治がある。経済がある。科学がある。
ほんの少し「愛」がある。
だからちょっぴり「涙」が出るのだ。
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うう、本当にやばい、こんなにウルウルしながら記事書いたの初めてです(涙)
やっぱりF1大好きです、これからも一生見続けます!
若いファンの方に、昔のF1を強制するつもりは一切なくて。
でも、昔のF1で放送されたこの高桐唯詩さんの詩は、本当に素晴らしいと思っています。
F1はスポーツであり、メーカーの威信をかけた戦いでもあり。
ゆえにそこには政治やドロ沼の争いもあり、でもやっぱり最後は人で決まり、人々は感動する。
いつの時代のF1にもあてはまる、素晴らしい詩だと思います。
なのでぜひ、今後のF1を見る際にも。
この素晴らしい詩を思い浮かべながら、これからもF1を楽しんでいただければ幸いです!
以上、高桐唯詩さんの詩を2021年シーズンにあてはめてみた記事でした!