30年ほど前に画面表示された時には、正直イマイチでしたが(笑)
でも無線と組み合わせたり、チーム関係者も対象なら面白くなるかも!?
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今週は、久しぶりにF1の開催されない週末。
なので、のんびりと3年前に観戦した次のモナコGPの写真を見たり、いつものように国内外のサイトでF1の情報収集をしてます。
そんな中、海外のサイトでなにやら面白い記事を発見しました。
『F1、ドライバーの心拍数をモニタリングすることを検討中!』
なんだこりゃ!?
なんだか面白そうな気になる記事だったので、ちょっと深堀して見てみたいと思います。
ドライバーと関係者の心拍数を画面表示!?
まず掲載されていたのは、こちら海外のサイトのplanetf1.comです。
この記事から、引用します。
記事は、F1を統括するロス・ブラウンと、イギリスの難病を支援する団体『The Muscle Help Foundation』との対談内容でした。
内容をざっと要約すると、こんな感じ。
- 今年F1は、新しい取り組みに熱心である。
- スプリント予選やFIAとチーム代表の無線公開などがその例。
- 現在は、『ドライバーの心拍数をモニタリング』することを検討中。
- チーム運営してた頃の経験から、非常に興味深いデータになるはず。
- ドライバーだけではなく、チーム関係者についても対象としている。
とのこと。
ちなみにロス・ブラウンが、チーム運営側に居た頃には。
ピットウォールで作戦を立てているだけでも、心拍数は140に達し、チェッカーが振られると一気に下がったものだったそうです。
これを可視化して、F1視聴者にも提供しようということですね!
1992年日本GP、心拍数表示が行われましたが・・・
このニュースを見て、まず最初に思い出したのがこちら。
1992年日本GP、世界初の試みとして。
片山右京さんの心拍数と心拍音がオンボード画像と共に画面に表示されたことがありました。
確かに最初見た時には。
『心拍数160とか、F1ドライバーすげぇーー!』ってなりました。
でも、ずっと見ててもあまり変化もないし、その後は正直あまり記憶に無いというか(笑)
なんだか情報としては、ちょっと物足りなかったかもしれません。
でも今の時代、何か他のデータや映像と組み合わせると、面白くなるのかも!?
『呼吸』と組み合わせで、F1ドライバーの超人技を!?
こちら、同じく1992年のエリック・コマス選手のオンボード映像です。
フランスの医療チームとの共同研究で、F1ドライブ中の心拍数と呼吸です。
ドライバーは息を止めてコーナリングしていることがとてもよく解りますよね。
あらためてみると、やっぱり凄いです。
テレビで観ているだけでは、ドライバーの気合の入れどころってなかなか伝わらないですよね。
なので、例えば予選の最終アタックとか。
例えば、スパのオー・ルージュや、トルコのターン8など、有名なコーナーに突入する時とか。
そんな時に、心拍数と呼吸の変化が可視化されたら?
『F1ドライバーってやっぱり凄い!』という超人技を堪能できる映像になるかもしれませんね!
『無線』と組み合わせで、ブラフ発見器として!?
ほかに、『無線』と組み合わせると面白いかもしれませんね。
例えば、ルイス・ハミルトン。
よく無線で『タイヤ寿命がもう終わりそうだ、絶対最後まで持たないよ!』って話してます。
でも、ほとんど最後まで持ちますよね(笑)
なので、ブラフなこともあるのではないかと。
そんな時に、もし『心拍数:120』とか表示されてたら?
観ている視聴者側も『こりゃブラフだな』って予想したり。
逆に『心拍数:200』とか表示されてたら、『これは昨年のイギリスGPみたいに本当にヤバい!?』とかハラハラしたり。
なんだか、ウソ発見器みたいですが(笑)
視聴者側がブラフか真実かを見抜く判断材料として、面白い映像になるかもしれません。
『チーム関係者』の心拍数で、焦りを読む!?
今回の記事によると、ドライバーだけではなく、チーム関係者も対象としているそうです。
そうなると、例えばこちらメルセデスのトト・ウォルフ代表。
最近こそあまり見かけませんが、よくこのように怒りで机バンバンしてます(笑)
このときに『心拍数:200』とか表示されたら、もしかしたら面白いかもしれません。
でも・・・よく考えたら。
机バンバンしたり、ガッツポーズなど、『怒り』や『喜び』は外見で十分伝わりますよね。
『悲しみ』感情も、だいたい外見で解るような気もします。
そうすると、見た目からは判断できないことが多い『焦り』の感情なんかは面白いのかも。
例えば、先日のスペインGP。
メルセデスのハミルトンが、まさかの2回目のピットインをした瞬間。
レッドブルのホーナー代表が、こんな感じで画面に映ったとします。
ポーカーフェースで映っているけど、『心拍数:200』とか併せて画面表示されてたら?
視聴者側から『ホーナー、内心めっちゃ焦ってる!』とか、そんな感情が数値から見えてくると面白いかもしれませんね(笑)
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ということで、『心拍数』の画面表示の記事を見てきましたが、いかがだったでしょうか?
何にせよ、世界中のファンを楽しませようというF1運営側の努力は嬉しいですよね!
でも、心拍数だけ出されてもイマイチなのは経験上わかっているので(笑)
見てきた通り、いろんな映像やデータと組み合わせて。
これからもますます面白いF1の映像を期待して、続報を待つこととしたいと思います。
以上、F1中継での『心拍数』表示についてでした!