これまで5回のレースでマックスは一度も表彰台が無く、対してチームメイトは2勝。
タイヤバーストや同士討ちもあったし、もっとも相性が悪いコースなのかも?
===
2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP、いよいよ本日から開幕です!
とは言っても、頭の中は昨日の日本GP鈴鹿チケット発売案内でまだいっぱいなのですが(笑)
気持ちを切り替えて、アゼルバイジャンGPモードに突入しましょう!
先日、セルジオ・ペレスがアゼルバイジャンGPをもっとも得意としていることを取り上げました。
対して、アゼルバイジャンをもっとも不得意としているドライバーと言えば。
マックス・フェルスタッペンではないでしょうか。
不得意というか、不運というか。
とにかくこれまでの5回のレースで、まったく結果が出ていません。
これは、今週末のアゼルバイジャンGP観戦にあたってぜひおさらいしておきたいので。
今日は、マックスのこれまでのアゼルバイジャンGP戦績を振り返ってみましょう!
これまで表彰台、一度も無し
マックスのアゼルバイジャンGP戦績
年度 | 予選 | 決勝 |
---|---|---|
2016 | 9位 | 8位 |
2017 | 5位 | リタイア |
2018 | 5位 | リタイア |
2019 | 4位 | 4位 |
2021 | 3位 | 18位(完走扱い) |
(調査条件)
- ヨーロッパGPとして開催された2016年も含む
- 2021年終了時点
まずこちらが、マックスのこれまでのアゼルバイジャンGP戦績です。
過去5回のレースで、一度も表彰台が無いことが分かりますよね。
表彰台が無いだけなら、まだ良いのですが。
チェッカーを受けて完走したのも、たった2回だけとなります。
昨年のレース終盤でのタイヤバーストは、完走扱いで18位となっていますが。
実質的には、リタイア3回というような戦績です。
ちなみに5回以上出走したグランプリで、マックスが一度も表彰台に上がっていないのは他にはイタリアGP・モンツァのみです。
でもイタリアGPには7度出走して5回完走していますし、昨年はスプリント予選で2位にもなっていますし。
アゼルバイジャンGPの方が、イタリアGPよりも決勝レースの戦績は悪いということもあり。
マックスにとっては、もっとも相性の悪いコースと言って良いはずです。
チームメイト対決も分が悪い
2017年:リカルド
2021年:ペレス
これまで一度も表彰台が無いマックスの戦績に対して。
チームメイトが、5回中なんと2回も優勝しているんですよね。
これまでマックスが、アゼルバイジャンGP決勝でチームメイトに先着したのは。
2019年のガスリーに対しての1回のみです。
とはいえ昨年は、マックスが残り5周でタイヤバーストするまでは先頭を走り優勝目前で。
そのトラブルがあったからこそ、ペレスが優勝したということも確かに大きいです。
でもレース終盤で、そんな悪夢のタイヤバーストが発生してしまうということが象徴するように。
やっぱりマックスとアゼルバイジャンGPとの相性、良くないと言えると思います。
まさかの同士討ちもありました
チームメイト対決と言えば、忘れられないのがこの2018年のシーン。
マックスとリカルド、まさかのチームメイト同士討ちクラッシュもありました。
この時は少々、マックスが強引な動きをしたようにも見えたこの同士討ち。
でも責任の所在はともかくとして、F1でしてはいけないことの一つが同士討ちのはずで。
チームメイトと、こんなことが起きてしまうなんていうところも。
マックスとアゼルバイジャンGP、相性が良くないことの証なのではないでしょうか。
ルクレール、ペレスとの三つ巴対決に注目!
ということで、マックスのアゼルバイジャンGPでの戦績を振り返ってきましたが。
出てきたキーワードが「相性」「チームメイト対決」というのが面白いですね。
タイトルを争うルクレールも。
母国モナコGPとの「相性」がこれまで最悪で、そしてジンクス通り今年のモナコGPも悲惨な結果でした。
そしてモナコGPを制して勢いに乗る、「チームメイト」のペレス。
マックスとは逆に、アゼルバイジャンGPとの「相性」はバッチリです(笑)
この3人がタイトル争いで15ポイント以内の差なのですから、これは面白い週末になりそうですよね!
これまでバクー市街地とは相性が悪かったマックスが、ジンクスに打ち勝てるのか?
そして、ルクレールやペレスとどんな戦いを見せてくれるのか?
「相性」「チームメイト対決」というキーワードに注目して、今週末のアゼルバイジャンGPを楽しむことしましょう!
以上、マックス・フェルスタッペンのアゼルバイジャンGP戦績についてでした!