ペレスがマックスに先着したのって、実はモナコGPが初めて?

調べてみた
Getty Images / Red Bull Content Pool
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2024年まで2年の契約延長が決まったセルジオ・ペレス。

2021年にマックスとチームメイトになってから、両者完走しての先着ってモナコGPまで無かったかも?

 

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2022年F1第7戦モナコGPが終了し、一日経ちました。

エリクソンのせいで寝不足になったのですが、昨日はぐっすり寝てすっかり回復しました(笑)

 

元気になったし、あらためてモナコGPの録画を見直したりしていたのですが。

表彰台の光景を見て、とある疑問が頭に沸いてきました。

『チームメイトになってから、ペレスがマックスに先着したのって初めて!?』

 

昨年2021年から、レッドブルでチームメイトになったマックスとペレス。

マックスがリタイアした時に、ペレスが優勝したりなどはありましたが。

 

両者完走して、ペレスがマックスに勝ったことってありましたっけ?

うーん、無い気がするけど自信はない(笑)

 

ということでこれは気になるので、さっそくデータを調べてみることにしました!

 

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マックス&ペレス 決勝レース結果一覧

年度 Rd GP M.フェルスタッペン
決勝順位
S.ペレス
決勝順位
2021 1 バーレーン 2位 5位
2 エミリア・ロマーニャ 優勝 11位
3 ポルトガル 2位 4位
4 スペイン 2位 5位
5 モナコ 優勝 4位
6 アゼルバイジャン 18位(完走扱い) 優勝
7 フランス 優勝 3位
8 シュタイアーマルク 優勝 4位
9 オーストリア 優勝 6位
10 イギリス リタイア 16位
11 ハンガリー 9位 リタイア
12 ベルギー 優勝 19位
13 オランダ 優勝 8位
14 イタリア リタイア 5位
15 ロシア 2位 9位
16 トルコ 2位 3位
17 アメリカ 優勝 3位
18 メキシコ 優勝 3位
19 サンパウロ 2位 4位
20 カタール 2位 4位
21 サウジアラビア 2位 リタイア
22 アブダビ 優勝 15位
2022 1 バーレーン 19位(完走扱い) 18位(完走扱い)
2 サウジアラビア 優勝 4位
3 オーストラリア リタイア 2位
4 エミリア・ロマーニャ 優勝 2位
5 マイアミ 優勝 4位
6 スペイン 優勝 2位
7 モナコ 3位 優勝

(調査条件)

  • 2022年第7戦モナコGP終了時点

 

マックスとペレスが、レッドブルでチームメイトとなった2021年以降の29レース。

決勝レースの結果を調べてみました。

 

結果はやっぱり!

今回のモナコGPで、ペレスが初めてマックスを決勝順位で上回ったことが分かりました!

 

これまではマックスがリタイアした際や、レース終了目前でチェッカーを受けれずに完走扱いとなった際に先着はありましたが。

今回のモナコGPのように両者チェッカーを受けた上で、マックスに先着したのは初めてのことです。

 

だからこそ、ペレスもあんなに表彰台やレース後も喜んでいたのかもしれませんね!

 

モナコGPでは、全セッションでマックスより上の順位だったこのも見事でしたし。

ペレスにとっては、かなり自信が深まった一戦となったのではないでしょうか。

 

 

2021年と比較すると、ペレス好調が明らか!

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そういえば今年の第4戦イモラが終了時、マックスがペレスとポイントが肉薄している珍しい状況だったので。

序盤4戦までで、マックスの過去のチームメイトとの戦績を比較してみました。

 

データを少しアップデートしたので、第7戦までのペレスとの対戦成績を見てみましょう。

 

第7戦終了時 チームメイト対戦成績
年度 M.フェルスタッペン S.ペレス
2022 予選対決 5勝 2勝
ポイント 125pt 110pt
2021 予選対決 6勝 1勝
ポイント 131pt 84pt

 

昨年2021年は、第7戦までで予選はペレスの1勝。

そしてポイント差は第7戦ですでに47pt、マックスに約1.5倍の差をつけられていました。

 

 

ところが今年2022年は、第7戦までで予選こそ2勝なものの。

ポイント差ではポイントリーダーのマックスまでたった15ptの差しかありません!

昨年と比べると、ペレスの好調ぶりが明らかなデータですよね!

 

 

モナコのような素晴らしい走り、ペレスがこれからのレースでもずっと好調を続けれくれれば。

これはもしかしたら、もしかするかもしれませんね!

 

 

2008年、マッサのように下剋上も!?

© eurosport.com

 

先日の記事でも書いたのですが。

『ペレスのこの活躍、2008年のマッサみたいな下剋上になると面白い!』

 

  • 2007年に初戴冠したライコネン、翌年2年連続でチームメイトのマッサ
  • 2021年に初戴冠したマックス、翌年2年連続でチームメイトのペレス

とりあえずこの状況は同じです。

 

そして当時、誰もがマッサは2008年もナンバー2の役割だと思ってたら。

マッサが序盤から中盤まで好調を維持し、対してライコネンは不運なノーポイントなどが続いたこともあり。

 

なんとシーズン終盤には、ライコネンとマッサの立場が逆転。

あのライコネンが「マッサのサポート役」を務めるという、当時としては考えられない出来事が起きたシーズンだったんです。

 

ペレスの今シーズンのこの大活躍ぶりには。

「あのマックスが、サポート役!?」なんていう下剋上の展開も、ちょっとだけ妄想しちゃってたりします。

 

とは言っても2008年とはいろいろ状況が違うし、やっぱり厳しいかぁ、でも妄想することは自由ですよね(笑)

 

 

ペレス、2024年までレッドブルと契約延長!

© formula1

 

なんて妄想をしながら、この記事を書いていたら。

なんとつい先ほど、ビッグニュースが飛び込んできました!

 

『セルジオ・ペレス、レッドブルと2024年まで2年契約延長!』

レッドブルチームから正式発表されました、これはめでたい!

 

 

実はモナコGP表彰台に向かう際の会話が筒抜けで、一部で情報が漏れ伝わっていたんですけどね(笑)

この契約延長が決まっていたからこそ、ペレスのモナコでの快走に繋がったのかもしれませんね!

 

あぁ、こんなニュースを目にすると。

 

これはやっぱり、下剋上な展開をまた妄想してきちゃいました(笑)

© formula1

第7戦終了時点のポイントランキングがこちら。

 

フェラーリ、ルクレールの独走かと思われた今シーズン。

数字の上では、いつのまにかペレスも十分タイトル争いに加われる位置まで上がってきています。

 

モナコGP優勝や契約延長の勢いに乗って、今後ペレスがどこまでタイトル争いに加わるのか?

そしてレッドブルチーム内のバトルは、どんな展開となっていくのか?

 

楽しみがまた増えたので、次戦以降のペレスの動向にも注目して。

今シーズン、ますます楽しんでいくこととしましょう!

 

以上、初めてマックスに先着したペレスについてでした!

 


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