やっぱりF1チャンピオンは別格!

レース
photo by Formula 1
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ピットでのロスを挽回したベッテル、 宙を舞いそうになりながら完走したアロンソ、そしてハミルトンとマックスの激闘。

チャンピオンの強さが際立った、2022年アメリカGPとなりました!

 


2022年F1第19戦アメリカGPが終了しました。

 

リアルタイム視聴勢の皆さん、早起き(もしくは夜更かし)での視聴お疲れさまでした!

今日は一日中、眠気と戦っていた方も多いと思います(笑)

 

レース結果は、もう皆さんご存知の通りです!

『マックス・フェルスタッペン、シーズン最多勝タイ記録に並ぶ13勝目』

 

この結果だけ見ると、今年のいつもの結果のように思えますが。

早朝の眠気も吹っ飛ぶ素晴らしいレースとなりました。

 

特に、チャンピオン経験者たちの強さが際立ったレースとなりましたので。

そのあたりを中心に、振り返ってみたいと思います!

 

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アロンソ、宙を舞いそうになりながら入賞

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まずは2度のチャンピオン、アロンソです。

 

一度目のセーフティーカーが明けた21周目。

来年のチームメイトのストロールと、こんな宙に舞いそうな大クラッシュを喫します。

 

そのままひっくり返って観客席やフェンスに飛び込まないかと、身の毛がよだつクラッシュでしたが。

幸い、両ドライバーとも無事そうで安心したのですが。

 

なんとその後、アロンソがまだレースを走り続けてるではありませんか!

 

マシンへの影響ももちろんですが、アロンソへの精神的や肉体的にも影響があったはずで。

ただ走り続けるだけでも、我が目を疑っていたくらいなのですが。

 

さらに、なんと7位入賞でチェッカーを受けるという離れ業。

この強い精神力、もはやバケモノとしかいいようが無いですよね(笑)

 

 

でも残念ながらレース終了から数時間後、危険なマシン状況で走り続けたという理由で30秒ペナルティ加算となり入賞自体は無くなってしまいましたが。

 

アロンソのこの強さ・バケモノっぷりは、何も変わらず称賛に価すると思います!

 

 

ベッテル、2戦連続ドライバーオブザデイ!

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そして4度のチャンピオン、ベッテルです。

 

スタートから順位を大幅に上げ、上位で戦うベッテル。

久しぶりにラップリードする姿も見れましたし、序盤から「これぞチャンピオン」という走りでファンを魅了してくれました。

 

残念ながらピット作業でロスが発生してしまい、いったん入賞圏外から脱落しますが。

そこから怒涛の追い上げで見事にリカバリーし、最後はマグヌッセンとこの手に汗握るバトルですよ!

 

いかにタイヤの摩耗状況が有利だったとはいえ。

アウトから豪快にオーバーテイクを仕掛けるのは、ベッテルにしか出来なかった離れ技ではないでしょうか!

 

これぞチャンピオンのレース、チャンピオンのオーバーテイクですよ!

 

今年で引退するベッテル、いよいよ残り3レースです。

次はまたどんなレースで魅せてくれるのか、もうこれは次も全力でベッテルを応援するしかありませんね!

 

 

ルイスvsマックス、至高のバトル

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そして、やっぱり今回のレースのハイライトと言えば。

ハミルトンとマックスのこの優勝を賭けたバトルだったのではないでしょうか。

 

 

タイヤを労りながらも、徐々に迫ってくるマックス。

直線スピード差の不利があるので、真後ろに来させまいと踏ん張るハミルトン。

 

そして、マックスがペースをあげて一気に背後に迫り見事なオーバーテイク。

ハミルトンも万事休すかと思いきや、芸術的なクロスラインでの応酬。

 

さらにオーバーテイクを許した後も、諦めず食らいついていくハミルトン。

それでも一切ミスをせず、最終的には突き放したマックス。

 

 

やっぱりこの2人のバトルは、少し次元が違うというか、やっぱり別格。

もう管理人は悶絶、いや大悶絶してました(笑)

 

直接的なバトルも凄かったですが、その前後15周ほどのタイム応酬合戦も素晴らしくて。

これぞチャンピオン同士のバトル、至高のバトルとなりました!

 

 

レッドブル、コンストラクターズタイトル獲得!

© formula1

 

チャンピオンと言えば、このアメリカGP。

レッドブルのコンストラクターズタイトル獲得も決まりました!

 

2013年以来、9年ぶりとなるダブルタイトル獲得です!

 

今年は、フェラーリの方が速い時期やサーキットも多かったですが。

ここまで圧勝のシーズンとなったのは、まさにレッドブルのチーム総合力があったからこその結果です。

 

予選直前に飛び込んできた悲しいニュース、レッドブル創業者のマテシッツさんの訃報。

その恩に報いる優勝とタイトル獲得に、少しウルっとしてしまいました。

 

マテシッツさんのご冥福をお祈りするとともに。

レッドブルチームを、心から祝福したいと思います!

 

 


ということでマックスの優勝という、今年よく見た結果とはなりましたが。

今年のアメリカGPは、あらためてチャンピオンの凄さを実感できる素晴らしいレースだったのではないでしょうか!

 

他にも今日の記事では触れませんでしたが、角田裕毅選手をはじめ中団でも素晴らしいバトルが繰り広げられましたし。

たとえタイトルが決まっても、やっぱりF1には消化試合なんてものはありませんね!

 

今シーズンも残り3レース、果たしてこれからまたどんなドラマが生まれるのか?

 

決勝は午前5時開始と、また厳しい時間帯とはなりますが。

次戦メキシコGPも、みんなで思いっきり楽しむこととしましょう!

 

以上、2022年F1第19戦アメリカGPについてでした!

 


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