シャルル・ルクレール、「3」回のオーバーテイクで「3」ヶ月ぶり「3」勝目!

レース
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自身初めて、ポールポジション以外から優勝したルクレール。

やけに「3」絡みの多い優勝でしたし、夏休み前まで怒涛の「3」連勝もあり得るかも!

 

===

2022年F1第11戦オーストリアGPが終了しました。

 

結果は、もう皆さんご存知ですよね!

フェラーリのシャルル・ルクレールが、久しぶりの快勝!

 

タイトル争いを独走するマックスも、手堅く2位をキープしたのは流石です。

そして各々のチームメイトのサインツとペレスは無念のリタイアとなり、タイトル争いから一歩後退となりました。

 

 

ところで今回のルクレール、やけに「3」にまつわる優勝だった気がしませんか?

そう感じたのは、ジンクスとかデータが好きな管理人だけですかね(笑)

 

そんなルクレールの「3」絡みの優勝レース、さっそく振り返ってみましょう。

 

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「3」回もマックスをオーバーテイク!

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まずは何と言っても、この圧巻の「3」回オーバーテイクですよね!

 

スタート順位のまま、しばらく膠着状態が続いたものの。

タイヤのタレに悩まされ始めたマックスを、11周目に豪快にインに飛び込み抜き去ったのが1回目。

 

そしてすぐさま、タイヤ交換でピットに飛び込んだマックス。

急遽2回タイヤ交換戦略に切り替えたようですが、フェラーリ陣営は動じず。

 

なんだかまた、フェラーリが戦略負けしそうな嫌な予感もしたのですが(笑)

でもレッドブルはタイヤのデグラデーションに悩まされてる感もあったし、フェラーリ陣営を信じて見ていたら。

 

タイヤ交換のタイミングの違いもあったでしょうが。

その後、コース上で華麗に2回のオーバーテイクを決めてくれました。

 

 

いかにタイヤの寿命差があったとはいえ、あのブロックの上手いマックスが。

1レースで同じ相手に3回も抜かれるなんて、記憶にないです。

 

それくらい、フェラーリとルクレールには完璧なレース展開となりました。

 

 

「3」ヶ月ぶりの優勝!

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と言いたかったところですが、終盤はヒヤヒヤする展開での優勝となりました。

 

 

まず、同じフェラーリのサインツにとっては散々なレースに。

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フェラーリ1-2体制が目前に迫った56周目、突然サインツのマシンから煙が出てリタイア。

 

 

 

そしてレースの最後数周では、ルクレールから「スロットルが戻らない」という恐ろしい無線が。

サインツと同じく突然ストップしたり、酷い事故に遭わないか最後まで心配でハラハラしましたが。

 

なんとか無事に、チェッカーフラッグまで辿り着くことができました。

本人もヒヤヒヤだったのか、チェッカー後には「AHHHH」と安堵の声をあげてましたね(笑)

 

 

ルクレールの優勝は4月のオーストラリアGP以来、実に「3」ヶ月ぶりの勝利となりました。

本当にここまで、色々トラブル続きで長かったですよね(笑)

 

あ、ちなみに、オーストラリアGPって第「3」戦でしたね。

こんなところにも「3」がありましたね(笑)

 

 

今シーズン「3」勝目は、自身初のポール以外からの優勝!

© Scuderia Ferrari

そして今回の優勝が、ようやく今シーズン「3」勝目です。

 

シーズン序盤の勢いや、ポールポジションの回数から考えると。

まだ3勝しかしていないのが信じられないくらいですよね。

 

 

ちなみに、通算では5勝目となるルクレールですが。

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今回は2番手スタートだったので、これが自身初のポールポジション以外からの優勝となります。

 

ポールからしか優勝が無いって、競馬で例えると逃げ馬みたいなイメージだったのですが。

今回は3回もマックスをオーバーテイクしたように、今後はきっと差しや追い込みのレース展開も見せてくれるはずです!

 

 

「3」連勝で、前半を締め括れるか?

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ということで、やけに「3」絡みの優勝となったルクレールのオーストリアGPを振り返ってきましたが。

 

こちらが、第11戦終了時点のポイントランキングです。

マックスとルクレールの差は、前戦より5pt縮まって38ptとなりました。

ペレスとサインツはともにリタイアで、タイトル争いから一歩後退した感じです。

 

特にサインツは、マックスから75ptも離れてしまいました。

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統計データ的にも、タイトル争いからは二歩くらい後退した形になります(涙)

 

サインツにとっては、とても残念で悲しいですが。

でも逆にルクレールにとっては、レースでの優先順位などタイトルを争う上では追い風になったのかもしれません。

 

今回の優勝は「3」にまつわることが多かったので。

これはもしかしたらこの追い風を受けて、夏休み前までの「3」連勝の始まりの優勝になるかもしれませんね(笑)

 

もしそんな形で前半戦を締め括れれば、マックスが2位とFLを積み重ねてもポイント差は26ptまで縮まります。

ほぼ1レース優勝分の差まで縮まるので、後半戦の激しいタイトル争いが期待できそうですよね!

 

 

果たして、そんなフェラーリとルクレールにとって最高の形の前半を締め括れるのか?

それともマックスが、王者の無慈悲な強さを再び見せつけるのか?

 

レッドブルファンも、フェラーリファンも。

夏休み前の最後の2連戦、フランスGPとハンガリーGPを楽しみに待つこととしましょう!

 

以上、2022年F1第11戦オーストリアGPについてでした!

 


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