アルファタウリ新車のように、リアウィングに『HONDA』ロゴを背負ったマシンは過去何台あった!?

調べてみた
© みんなでF1
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スーパーアグリ以来13年ぶり。

佐藤琢磨は、ジョーダン以外全てHONDAロゴを背負ってました!

 

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昨日、アルファタウリの新車『AT02』が発表されました。

すでに多くのニュースサイトなどで写真や記事が扱われているので、目にした方も多いかと思います。

 

リアウィングに大きな『HONDA』ロゴが追加されていたのが、何より嬉しかったです。

いつ以来かと思い出してみたら、佐藤琢磨選手の2008年スーパーアグリ以来13年ぶりです。

 

でも、第2期はマルボロやキヤノンなどのスポンサーロゴだったし、

第3期もB・A・Rは最初はラッキーストライクロゴだったはずですし。

 

リアウィングに『HONDA』って背負ってるマシンは意外に少ないのかも?

これまでのF1の歴史で、リアウィングに『ホンダロゴ』が描かれ、

ホンダファンの期待を背負って走ったマシンが何台あったんでしょうか?

 

これは気になってきたので、調べてみることにします!

 

(調査条件)

  • レースで走行したマシンをカウントする
  • テスト走行・フリー走行のみはカウントしない
  • ホンダロゴのカラー・デザイン・サイズは問わない
  • シーズン中にカラー・デザイン・サイズが変更されても追加カウントしない
  • シーズン中にシャーシが「Bモデル」等へマイナー移行しても、追加カウントしない

 

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第4期:2015年~21年

アルファタウリ(2018年~)
2021年 AT02

Scuderia AlphaTauri / Red Bull Content Pool

 

レッドブル(2019年~)
2021年 RB16B

Thomas Butler / Red Bull Content Pool

 

マクラーレン(2015~17年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

まずはホンダ第4期から。

2015年からこれまで3チームにパワーユニットを提供し、

今回のアルファタウリ新車AT02が、第4期初のリアウィングHONDAロゴマシンとなります。

 

ちなみにレッドブルについては、これまではアストンマーチンが描かれてました。

でも今年からアストンマーチンが外れるので、レッドブルの2月23日の新車発表でも、もしかするかもしれませんね!

 

(2021/2/23追記)

レッドブル新車RB16Bも、リアウィングHONDAロゴマシンとなりました!

 

第3期:2000~08年

スーパーアグリ(2006~08年)
2008年 SA08A

© Classic Formula 1 Twitter

2007年 SA07

© みんなでF1

2006年 SA06/06B

© みんなでF1

2006年 SA05

© Zdravko Twitter

 

ホンダ(2006~08年)
2006年 RA106

© F1 in the 2000s Twitter

 

B・A・R(2000~2005年)
2005年 BAR007

© Zdravko Twitter

2004年 BAR006

© Zdravko Twitter

2003年 BAR005

© Zdravko Twitter

 

ジョーダン(2001~02年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

続いて第3期ですが、めちゃくちゃ多い結果となりました(笑)

  • スーパーアグリ:4台
  • ホンダ:1台
  • B・A・R:3台

合計8台ものマシンのリアウイングに、ホンダロゴが描かれていたことが解りました。

この8台のうち、佐藤琢磨選手がレースに出場したマシンがなんと7台です。

 

 

第2期:1983~92年

スピリット(1983年)
1983年 201/201C

© The Motorsport Nut Twitter

 

ウィリアムズ(1983~87年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

ロータス(1987~88年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

マクラーレン(1988~92年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

ティレル(1991年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

続いて第2期です。

唯一スピリットチームのみ、リアウィングにホンダロゴを掲載してくれていました。

 

デザインは、これまで見てきた『HONDA』ロゴとは異なり

当時大人気だった『Powerd by HONDA』ロゴが輝いてますね!

ちなみにフロントウィング、『H』マークもこれまで見てきた中で最も大きいサイズかもしれません。

 

 

第1期:1964~68年

ホンダ(1964~68年)
  • ウィングにロゴ掲載なし

 

最後に、第1期です。

残念ながら、こちらでは1台もありません、、、というか無くて当然。

なぜならこの当時は、こんな感じで。

© みんなでF1

マシンにウィング自体が無い時代だったからです(笑)

 

 

一覧表にまとめてみると・・・

年度 チーム マシン ドライバー
2021 アルファタウリ AT02 角田裕毅 ガスリー
レッドブル RB16B フェルスタッペン ペレス
2008 スーパーアグリ SA08A 佐藤琢磨 デビッドソン
2007 SA07 佐藤琢磨 デビッドソン
2006 SA06 佐藤琢磨 山本左近
SA05 佐藤琢磨 井出有治 モンタニー
ホンダ RA106 バリチェロ バトン
2005 B・A・R 007 佐藤琢磨 バトン
2004 006 佐藤琢磨 バトン
2003 005 佐藤琢磨 バトン ビルヌーヴ
1983 スピリット 201C ヨハンソン

 

時系列、チーム、マシン型式ごとに、ドライバーも追記して整理してみました。

 

こうやって見ると一目瞭然ですね。

佐藤琢磨選手は2002年F1にデビューし、2008年にF1から去っています。

つまりデビューシーズンのジョーダンを除き、ほぼすべてホンダロゴをリアウィングに背負っていたわけですね!

 

今回のアルファタウリのホンダロゴの好評っぷりは、もしかしたら。

『佐藤琢磨+ホンダ』の熱狂時代の思い出から来ているのかもしれませんね!

 

ただし琢磨とは違い、角田裕毅選手の場合は。

ホンダロゴをウィングに背負って走るのは、残念ながら今年が最初で最後となります。

 

佐藤琢磨選手+ホンダのあのアツい時代のように。

ホンダロゴを背負って走るこのマシンで、きっと角田裕毅選手が新しい歴史を作ってくれます!

そう信じて、古くからのファンも新しいファンも、角田選手のデビューシーズンを期待して楽しむこととしましょう!!

 

以上、リアウィングにホンダロゴを背負って走るマシンの調査でした!

 


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