オーストラリアGPも、マックスはまさかのリタイア。
ルクレールが優勝したレース、必ずマックスにとんでもない不運が発生している気がしませんか?
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2022年F1第3戦オーストラリアGPが終了し、一日経ちました。
でもまだ、フェラーリ&ルクレールの圧勝劇の余韻に浸ってます。
昨日取り上げた、グランドスラムを達成したらほぼタイトル獲得ってデータが何とも心強いかぎりです。
一方で、昨年の覇者マックス・フェルスタッペンとレッドブルが心配ですよね。
今年ここまで3戦で2回リタイアと、タイトル争いに早くも黄信号が点灯し始めてます。
なんてことを考えていたら、またある疑問が頭によぎってきました。
『ルクレールが優勝したレースって、いつもマックスは不運に見舞われてる?』
確かに今年の結果も、数年前のレースも、そんな気がしますよね(汗)
これは気になってきたので、この説さっそく検証してみることにします!
ルクレール優勝レースにおける、マックスのレース結果
年度 | GP | 結果 | 不運内容 |
---|---|---|---|
2019 | ベルギー | リタイア | ・1周目にクラッシュ、リタイア |
2019 | イタリア | 8位 | ・予選Q1マシントラブル、最後尾スタート ・1周目にクラッシュ、ノーズ交換 |
2022 | バーレーン | リタイア | ・残り3周マシントラブル、2位を失う |
2022 | オーストラリア | リタイア | ・残り20周マシントラブル、2位を失う |
(調査条件)
- 2022年F1第3戦オーストラリアGP終了時点
これまでルクレールが優勝したのは、こちらの4レース。
そのレースにおける、マックスのレース結果と不運の内容を分かるようにしてみました
結果は・・・なんとまぁ一目瞭然ですね(汗)
まず4回中、3回もリタイアというのにびっくりですし。
1周目リタイアとか、レース終了間際のリタイアとか、不運の中でもかなりの不運ばかりです。
唯一、完走・ポイント獲得した2019年イタリアGPについても。
予選でマシントラブルで走れず最後尾スタートになったり、決勝でも1周目にクラッシュしたりと散々な内容です。
この圧倒的なリタイア率75%といい、クラッシュとマシントラブル続きの内容といい。
母数がたった4戦だけとはいえ、これはもうこの説は正しいと言って良いのではないでしょうか(汗)
もしかしてこの2人、相性が悪い?
ルクレールとマックスと言えば、思い出すのは2019年F1日本GP鈴鹿での接触。
ホンダ応援席の目の前で、この時もマックスが不運にも弾き飛ばされてしまいましたよね。
ホンダファンの悲鳴が凄かったです。
2019年オーストリアGP、ホンダ第4期初優勝のレースでも。
この二人、以前の記事で取り上げた険悪な空気の表彰台となるくらい激しいバトルを繰り広げ。
ギリギリ接触はせず押し出した形となりましたが、この有名なポーズの後ろでルクレールが超不機嫌ですよね。
ほかにも2020年バーレーンGPでは。
これも直接的な接触では無いですが、ルクレールとペレスがまず接触して。
そのもらい事故みたいな形で、マックスもリタイアに追い込まれたこともありました。
こうやってこの二人の因縁を振り返ってみると。
もしかしたら、あまり相性は良くないのかもですね(汗)
マックス、早くもタイトル危険信号?
ということで、今年タイトルを争うルクレールとマックスのこれまでの因縁も見てきましたが。
今年のマックスは、2度のリタイアによって。
たった3戦の序盤にして、早くもタイトル獲得に黄信号が灯ってしまいました。
ポイントランキングはご覧の通り、トップがルクレールの71ポイントに対して。
マックスはまさかの6位、たった25ポイントです。
すでに46ポイント差ですから、仮に次戦もルクレールが優勝するようなことがあれば。
マックスが2位となっても、50ポイント差以上の致命的な差となってしまいます。
2レース優勝分以上のポイント差になってしまいますからね。
完走率が大幅に向上した現代のF1で、1レース優勝分のポイント差だけでもかなりキツイのに。
2レース優勝分以上の差となると、たとえ序盤とはいえタイトル争いは絶望的な状況となります。
まして、まだまだ底知れぬ速さがありそうなフェラーリが相手なので。
これはもう次戦エミリア・ロマーニャGPで、マックスはなんとしてもルクレールに先行しポイント差を縮め流れを変えるしかありません。
次戦はレッドブルが信頼性の問題を解決し、マックスが一矢報いるのか?
それとも一皮むけたルクレールが、タイトル争いを盤石とする勝利をおさめるのか?
次戦エミリア・ロマーニャGPも、この因縁の二人の対決に注目して楽しむこととしましょう!
以上、『ルクレールが優勝すると、マックスが必ず不運に見舞われる説』についてでした!