ルイス・ハミルトン、3戦連続で表彰台を逃したのは何年ぶり?

調べてみた
© planetf1.com
スポンサーリンク

2021年モナコ・アゼルバイジャンで、4年ぶりに「2戦連続表彰台圏外」を経験したハミルトン。

「3戦連続表彰台圏外」となると、一体何年ぶりとなるんでしょうか?

 

===

2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP。

なんとあのハミルトンが、周回遅れになってしまったことが話題になっていました。

 

レース結果としても、完走しながらも13位でポイント圏外と。

まったくもって、ハミルトンらしくないレースとなってしまいました。

 

 

今年のハミルトン、開幕戦こそしぶとく3位表彰台を獲得したものの。

第2戦以降、3レース連続表彰台を逃したことになります。

 

そんなことを考えていたら、いろいろ気になってきました。

  • 3戦連続表彰台を逃したのは、一体何年ぶりか?
  • 表彰台圏外レース、キャリア最大は何レース続いた?

 

 

ちなみに、昨年のモナコGP、アゼルバイジャンGPと続いた2戦連続表彰台圏外については。

2戦連続でメルセデスもハミルトンも居ない表彰台、こんなことって何年ぶり?
モナコGPとアゼルバイジャンGPの2レース続けて、メルセデスもハミルトンも表彰台を逃しています。 これって実は相当久しぶりの、異常事態なのかも!? === 今年も大波乱だった2021年のアゼルバイジャンGP。 ベッテルやアロンソ...

こちらで調べたところ、なんと4年ぶりだったんです。

 

現在の状況、3戦連続となると一体いつ以来なのか?

さっそく調べてみることにしました!

 

スポンサーリンク

3戦連続、何年ぶり?

年度Rd.GPハミルトン
決勝順位
201312イタリア9位
13シンガポール5位
14韓国5位
15日本リタイア
16インド6位
17アブダビ7位
18アメリカ4位
19ブラジル9位
20141オーストラリアリタイア

 

ハミルトンが、3レース連続で表彰台を逃したケースを遡って調べてみました。

 

結果は、なんと。

2013年第18戦アメリカGP ~ 2014年開幕戦オーストラリアGP以来』

約8年ぶりの異常事態であることが分かりました。

 

メルセデス黄金時代が始まった、2014年以降は3レース連続表彰台圏外なんて一度も無く。

ハミルトンがメルセデスに移籍した初年度、2013年まで遡る結果となりました。

 

そしてこの年は、3戦連続どころか。

第11戦ベルギーGPで3位表彰台を獲得した後は、ご覧の通り9戦連続で表彰台圏外のレース結果となっているのも驚きですよね。

 

この年は、ベッテルが第11戦ベルギーGPからまさかの9連勝を達成するという。

レッドブル一強時代だったことも、もしかしたら影響しているのかもしれませんね。

 

 

この2013~14年の9戦連続表彰台圏外を、さらに上回るシーズンなんてあるんでしょうか?

 

 

キャリア最大、何レース連続?

年度Rd.GPハミルトン
決勝順位
200818ブラジル5位
20091オーストラリア失格
2マレーシア7位
3中国6位
4バーレーン4位
5スペイン9位
6モナコ12位
7トルコ13位
8イギリス16位
9ドイツ18位

 

ハミルトンのキャリアにおいて、表彰台圏外レースの最大連続数も調べてみました。

 

なんと、2013~14年の9戦連続を上回る結果がありました。

2008年第18戦ブラジルGP ~ 2009年第9戦ドイツGPまでの10戦連続

 

2007年のデビュー以来、順風満帆すぎるF1キャリアを過ごしてきたハミルトンですが。

シーズンの半分ほど表彰台に登壇できない、なんてこともあったんですね。

 

 

面白いのは、どちらの結果もレギュレーションの大変革期を跨いでいることです。

 

2014年の大変革は、表彰台圏外の悪い流れを断ち切れて大当たりだったのに対して。

2009年や2022年の大変革については、大ハズレを引いちゃったということなのかもしれません(汗)

 

 

ハミルトンの復活を信じましょう!

© Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team

 

ということで、ハミルトンの連続表彰台圏外の記録を見てきましたが。

大不振だった2009年も、シーズン後半には2勝を含む5度の表彰台を獲得しています。

 

なので今年のメルセデスとハミルトンも、シーズン後半と言わずに早期の復活を願うばかりです。

 

チームメイトのラッセルが4レース連続で5位以内に入賞しています、これは本当に素晴らしい活躍です。

でもそれと比較して、ハミルトンを批判するような記事も海外サイトには出てたりします。

 

でも、よくよく思い出してみると。

 

第3戦オーストラリアGPは、セーフティーカー導入のタイミングによってラッセルが表彰台となりましたが。

本来は、ハミルトンがラッセルを上回り表彰台を獲得していたはずのレースでした。

そういう意味では、イモラのレースが絶不調だっただけです。

 

 

マックスとルクレールの戦いに割って入る、7度のチャンピオンらしい戦い。

そして高い次元での、ハミルトンとラッセルのチームメイト対決も見たいです。

 

次戦マイアミGPでは、メルセデスがアップデートを投入するようなウワサもあります。

 

なのでまずは、今日調べたこの連続表彰台圏外という記録をストップし。

そしてその後に、タイトル争いを搔きまわすような復活劇を期待して。

 

フェラーリとレッドブル陣営に、一泡吹かせるような活躍を応援しましょう!

 

以上、ハミルトンの連続表彰台圏外のレースに関する調査でした!

 


F1ランキング