F1撤退したエンジンメーカー、その引継先と搭載チームの一覧表!

調べてみた
© F1 in the 2000s Twitter

有名どころ以外をちゃんと調べてみたら。

マックスの父・ヨスが、引継ぎエンジンに縁があることが解りました(笑)

 

===

レッドブルの2022年から使用するエンジン(PU)問題、なかなか決着しませんね。

本来は1月25日に、FIAや各チーム関係者によってエンジン開発凍結に対する投票が行われ進んでいくはずだったのですが、2月25日まで先延ばしになってしまいました。

 

なにやら政治的な動き・匂いがプンプンしてきて、嫌な予感しかしませんね(笑)

 

そんなことを思っていたら、気になってきたことが。

『エンジンメーカーが撤退して、どこかに引継いだことは過去に何度くらいあった?』

 

某F1情報サイトに2件存在したという記事が出ていましたが、

いやいや、もう少しあったような気がしますよ(笑)

ということで、気になったので調べてみることにしました。

 

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撤退メーカー・引継先・F1チームの一覧

No撤退メーカー引継先活動期間F1チーム
1プジョーアジアテック2001~02年ミナルディ
アロウズ
2ルノーメカクローム*1998~2000年ウィリアムズ
ベネトン
B・A・R
アロウズ
3ホンダ無限ホンダ1992~2000年ジョーダン
プロスト
リジェ
ロータス
フットワーク
4BMWメガトロン1987~88年アロウズ

*1999年以降はスーパーテックに名義変更。ベネトンのみ当初からプレイライフ名義で参戦。

(調査条件)

  • 1987年以降のF1シーズンを調査
  • フォードとコスワースは、従来からコスワースが開発していたので除く

 

撤退したエンジンメーカーと引き継いだサプライヤーと活動期間、そしてそのエンジンを搭載したF1チームが解るように一覧表にしました。

 

エンジンメーカーが撤退するにも関わらず、あるサプライヤーに引き継いだケース。

1987年以降で4回あったことがまず解りましたね!

思ったより多くのチームに搭載されていることも、一覧表にしてみて解りました。

 

アロウズがすべてのエンジンを搭載(笑)

© Legendary F1 Twitter

集計したデータをみていて、面白いことに気付きました。

アロウズチームは、1991~96年だけチーム名称がフットワークとなりますが、

母体はずっとアロウズチームのままです。

ゆえに、すべての引継ぎエンジンをアロウズチームが搭載していたことが解りますね。

 

4回のケースで状況はそれぞれ違うとはいえ、なんとかして安いエンジンで生き残ろう、という中堅チームの悲哀を感じてしまいます(笑)

 

マックスの父、ヨス・フェルスタッペンが多く苦しんだ?

© F1 in the 2000s Twitter

さらに面白かったのは、アロウズといえばこの人、ヨス・フェルスタッペン。

ちょうど2000年と2001年はアロウズに所属してF1を戦っていたので、

この引継ぎエンジンであるスーパーテックとアジアテックの2種類で戦った経歴があることが解りました。

 

さらに1996年はフットワークのドライバーだったので調べてみると・・・

© F1 in the 1990s Twitter

なんと1993年のフットワーク・無限ホンダでもテスト走行経験があることが解りました(笑)

 

父ヨスが、都合3回も経験し、苦しんだ撤退引継ぎエンジン

歴史は繰り返されるのか、息子マックスも苦しまないと良いのですが(笑)

 

撤退引継ぎエンジンの戦績は?

No引継先F1チーム優勝表彰台コンスト最高位
1アジアテックミナルディ××9位
アロウズ××10位
2メカクロームウィリアムズ×3位
ベネトン×4位
B・A・R××11位
アロウズ××7位
3無限ホンダジョーダン3位
プロスト×6位
リジェ5位
ロータス××12位
フットワーク××7位
4メガトロンアロウズ×5位

最後に、撤退引継ぎエンジンでの戦績をまとめてみました。

搭載期間中の優勝・表彰台経験の有無と、コンストラクター最高順位を一覧表にしています。

 

唯一勝利を挙げたエンジンが『無限ホンダ』それ以外のエンジンは未勝利

またコンストラクターズ順位は、ウィリアズムとジョーダンの3位が最高順位となります。

ちなみにウィリアムズは前年のチャンピオンチームだったので、3位という結果は大きく転落した戦績となります。

 

搭載しているチームのシャーシの戦闘力にも依存するので一概には言えませんが。

中堅チームの戦闘力底上げとなった『ジョーダン』『リジェ』+『無限ホンダ』は、成功したと捉えることができそうですね。

 

しかし一方それ以外のケース、特にトップチームが搭載したケースでは、

撤退引継ぎエンジンは成功したとは言い難い戦績である、とデータから読み解くことができるのではないでしょうか。

 

===

引継ぎエンジンの歴史と戦績を見てきました。

なんだか不安になってくるデータでしたね(苦笑)

 

ホンダの名前が残る可能性や、技術が残る可能性はファンとしては嬉しいのですが。

この時代から20年以上を経て、現在のパワーユニットははるかに複雑な構造となっています。

いかに開発凍結するとはいえ、果たしてレッドブルとホンダがやろうとしていることは本当に正解なんですかね・・・?

 

ホンダの資産を継続利用するためには、とにもかくにも開発凍結することが必須条件です。

父ヨスが苦しんだような結果に、息子マックスが陥らないように・・・。

このデータを頭に入れつつ、とにかく2月21日のエンジン開発凍結結果とその後の顛末を見守ることにしましょう!

 


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