『フランス人コンビ、意外に少ない説』を検証!

調べてみた
photo by BWT Alpine F1 Team
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1990年代までは多く存在しましたが、2000年代に入ってフランス人コンビって居ましたっけ?

イギリスやドイツに比べて少ない気がするので、調べてみることにしました!

 


今日は、フランス人ドライバーについてです。

 

これまでも何度か、フランス人ドライバーに関する管理人の勝手な説を記事で取り上げてきました(笑)

フランス人ドライバー、通算1勝止まりが多すぎる説

日本人F1ドライバーのチームメイト、フランス人が最も多い説

 

 

そして今年、アルピーヌでオコン&ガスリーがフランス人同士でコンビを組むのを見て。

『フランス人コンビ、意外に少ない説』

 

また、こんなことを思ってしまいました(笑)

 

F1ドライバーが30名以上いた、1990年代は思いつくだけでも結構居たはずですが。

2000年代に入ってからのフランス人コンビって記憶にありますか?

 

これは気になってきたので。

さっそくこの説、検証してみることにしました!

 

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同一国籍コンビ一覧(2000年以降)

国籍 同一国籍
コンビ
年度 チーム ドライバー
フランス 2023年 アルピーヌ E.オコン
P.ガスリー
イギリス 3組 2022-23年 メルセデス L.ハミルトン
G.ラッセル
2010-12年 マクラーレン L.ハミルトン
J.バトン
2000年 ジャガー J.ハーバート
E.アーバイン
ドイツ 2組 2010-12年 メルセデス M.シューマッハ
N.ロズベルグ
2003年 ザウバー H.H.フレンツェン
N.ハイドフェルド
日本 2組 2006年前半 スーパーアグリ 佐藤琢磨
井出有治
2006年後半 スーパーアグリ 佐藤琢磨
山本左近

(調査条件)

  • 2000年以降のレギュラードライバー国籍を調査
  • 2023年は予定

 

 

まず、2000年以降に絞って同一国籍コンビだったケースをすべて調べてみました。

 

結果はやっぱり!

2023年アルピーヌ、オコン&ガスリーの組み合わせは2000年代では初となるフランス人コンビであることが分かりました!

 

管理人の久しぶりのフランス人コンビという感覚、やっぱり正しかったみたいですね!

 

 

ちなみに2000年代以降では、最多はイギリスの「3組」。

さすが毎年欠かさずF1ドライバーを輩出している国、というところでしょうか。

 

 

そして、驚いたのが我らが日本ですよ!

なんと、ドイツと並び2組の日本人ドライバーコンビを輩出しているんです!

 

2006年の前半と後半の2回、そして日本国籍チームと。

ちょっとズルいところもあるかもしれませんが(笑)

 

でも1990年代には多くのコンビを輩出していたイタリア・ブラジルなどが、2000年代以降には達成していない記録です。

それを達成しているのは、日本のF1ファンとしては素直に嬉しいかもです!

 

 

フランス人コンビは何年ぶり?

国籍 同一国籍
コンビ
年度 チーム ドライバー
フランス 6組 1994年 リジェ O.パニス
E.ベルナール
1994年終盤2戦 リジェ O.パニス
F.ラゴルス
1993年 ラルース E.コマス
P.アリオー
1991年 フェラーリ A.プロスト
J.アレジ
1989年 リジェ R.アルヌー
O.グルイヤール
1988-89年 ラルース P.アリオー
Y.ダルマス

赤字:F1ウィナー

(調査条件)

  • 1987~1999年までのスポット参戦を含むフランス国籍コンビ
  • アレジ・パニスは該当年度にはF1未勝利、後のF1ウィナー

 

 

ではオコン&ガスリーのフランス人F1ドライバーのコンビは、一体何年ぶりとなるのか?

今度は、スポット参戦も含めて1987年まで遡って調べてみました。

 

結果、『フランス人コンビは1994年以来29年ぶり』ということが分かりました!

 

レギュラードライバーとしては、パニス&ベルナールのコンビ以来です。

スポット参戦ドライバーを含めると、最後のフランス人コンビはパニス&ラゴルス以来ということになります。

 

って、ラゴルスって誰でしたっけ?

1994年終盤2戦に参戦したみたいで名前しか記憶に無いです、このコンビ以来と分かったマニアの方が居たら凄いですね(笑)

 

 

F1ウィナーのフランス人コンビ」としては、1991年のプロスト&アレジのコンビ以来となります。

ただしこの年は、まだアレジは優勝したことが無かったので。

 

すでにF1ウィナーのフランス人コンビ」としては、1987年以降ではオコン&ガスリーが初ということですね!

 

管理人が1987年からF1を見始めて、今年で37年目になります。

そんなに見てきて、初の組み合わせということですから。

 

これは『フランス人コンビ、意外に少ない説』、正しい説と言ってよいのではないでしょうか(笑)

 

 

切磋琢磨する2人を応援しましょう!

Instagram @estebanocon

 

ということで、また「だから何なんだ」って説を調べちゃいましたね(笑)

 

でも見どころの多い2023年F1の中でも、このオコン&ガスリーのコンビに注目しているF1ファンの方は多いと思います。

 

 

ご存知の通り、ガスリーとオコンの関係はこれまで一悶着あって。

ドライバー同士も家族同士も、口を聞くこともないような犬猿の仲だったそうです。

 

 

そんな二人が、2023年には29年ぶりにフランス人コンビとしてチームメイトになるわけです!

これは注目しないわけにはいかないですよね!

 

過去に一悶着あったのでしょうが、もう2人とも大人になっているはずです。

きっとうまく連携して、トップ3チームに挑みお互い2勝目に向けて切磋琢磨していってくれると期待したいですよね!

 

 

29年ぶりとなるフランス人コンビが、果たしてどんな協力体制で、どんなレースを見せてくれるのか?

2023年のF1、アルピーヌのフランス人コンビにも注目して思いっきり楽しむこととしましょう!

 

以上、『フランス人コンビ、意外に少ない説』の検証でした!