ピットレーンでまさかのスピン、危険走行で3グリッド降格。
ナットが外れなかったり、全損事故だったり、今年はあまりに不憫なことが続きます。
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2021年F1第8戦シュタイアーマルクGPが開幕しました。
このあと、土曜フリー走行3回目と予選が行われます。
悪い天候が予想されていましたが、やはり山間の天気予報はアテにならなかったですね(笑)
金曜日は、ほぼドライコンディションのフリー走行となりました。
そんな金曜フリー走行ですが、見ていていたたまれなくなったのがバルデリ・ボッタス。
ピットレーンでのまさかのスピンにより、3グリッド降格の憂き目にあってしまいます。
先日の記事で、『ハミルトンが不調の時には、ボッタスも不運に見舞われる説』を検証しました。
でももうそんなこと関係ないくらい、今年これまであまりにもボッタスの不運が多すぎると思いませんか?
なんだか気になるので、今年これまでのボッタスの不運を振り返ってみます。
ピットレーンでのスピンにより3グリッド降格
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まずは、昨日の様子から見てみましょう。
このように、ピットアウト直後にまさかのスピン。
マクラーレンのクルーに『何やってんだよ』って感じで助けてもらっているシーンです。
原因は、『2速発進でのホイールスピンによるスピン』だったそうです。
動画をよく見てみてください、たしかにステアリングのギアを示す数字が『2』になっています。
ボッタスのこのドライビングを非難して観ていた方も居るかもしれませんが、今回はチームの指示による理由の方が大きかったはずです。
前戦フランスGPで、ピットでのタイムロスがあったメルセデス陣営。
これを問題視し、新しいことをトライするようチームから指示されたことによるスピンだったためです。
もちろん冷えたハードタイヤですし、スポンサーロゴのペイントなどの影響もあったかもしれませんので、ボッタスの不注意も多少あるとは思いますが。
いずれにしてもこのスピンにより、ピットでの危険走行ということで、ボッタスには3グリッド降格のペナルティとなってしまいました。
確かにとても危険なスピンで、誰もピットクルーが巻き込まれなかったのは不幸中の幸いでした。
でもチームの指示を試したことで3グリッド降格になるなんて、ボッタスが不憫でなりません(涙)
モナコでは、ナットが外れずリタイア
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同じくピットでボッタスにとんでもない不運が襲ったことと言えば。
第5戦モナコGPが記憶に新しいですよね。
タイヤ交換時にナットがホイールガンによって削られ、ナットが外れなくなるというトラブル。
長年F1を見てますが、こんなトラブル見たことありません。
せっかくチームメイトのハミルトンが下位に沈み、ポイント差を縮めるチャンスだったのに。
この時も悔しさをあらわにするボッタスを見て、不憫で仕方ありませんでした。
イモラでは、もらい事故でマシン全損
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そしてコース上でも、第2戦エミリア・ロマーニャGPにて。
後続のラッセルがボッタスに衝突、このようにマシンを全損する激しい大クラッシュを演じてしまいます。
事故自体はレーシングアクシデントで、どちらが悪いわけでもないのですが。
今年からの予算制限ルールのため、結果的にマシンが全損しチームの台所事情が厳しくなるクラッシュとなってしまいました。
酷いクラッシュだったので、本人の体が無事だったことはラッキーなのですが。
でも、もらい事故なのにチームへの影響が大きかったというところがまた、ボッタス最大の不運ポイントですよね。
『僕には契約がある』発言も・・・
コース上だけではなく、コース外でも不運がボッタスを襲います。
第4戦スペインGPの前あたりから、2022年以降にメルセデス離脱のウワサの声が出始めました。
と言っても、当初はファンサイトのツイートから火がついた取るに足らないウワサだったのですが。
そんな状態から、これまで多くのF1ドライバーが語り、そしてF1を去っていくことになった悪夢の言葉。
このフラグ発言が飛び出すような事態となってしまいました。
そしてここに来て本当に、ウィリアムズのラッセルとボッタス交代の声が日増しに大きくなっています。
ラッセルもボッタスもどちらも好きですし、どちらも素晴らしいドライバーです。
どんな結果になろうとも、全力で戦っているこの二人へのリスペクトだけは忘れず、今後の成り行きを見守りたいと思います。
今回は、ボッタスを全力で応援することにします!
今年これまでのボッタスの不運っぷりを見てきましたが、いかがだったでしょうか。
なんだか泣きそうになるくらい、今年のボッタスは本当に不運で可哀想になってきました(涙)
管理人は、不運なドライバーを応援したくなってしまう性格なので、これはもう今回のシュタイアーマルクGPは、ボッタスを応援するしかないです!
今回のレッドブルリンクは、ウィリアムズ時代に表彰台も獲得していますし、昨年2020年や2017年に勝利も飾った、ボッタスにはゲンのいいサーキットです。
今年これまで7戦で、ハミルトンとフェルスタッペンが3勝づつ、ペレスが1勝。
つまりメルセデスとレッドブルで、まだ勝っていないのはボッタスだけです。
雨絡みのレースも予想されているので、3グリッド降格も大きなハンデとならないかもしれません。
なので、目標は大きく逆転優勝です!
まずは今日の予選、得意のコースでどんな走りを魅せてくれるのか。
ボッタスの走りに注目して観ることにしたいと思います!
以上、今年のボッタスの不運についてでした!