バルセロナテスト最終日、中堅チームにトラブル多発! でもハースの状況に比べれば・・・

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午後の走行を取りやめた中堅4チーム、散々なテスト最終日となりました。

でもハースの悲惨な状況に比べれば、全然マシかもしれませんね。。。

 

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スペイン・バルセロナでのF1プレシーズンテスト

楽しかった2022年F1マシンの初テスト走行も、アッという間に3日間が終了となりました。

 

テスト2日目までは、各チーム大きなトラブルやクラッシュもなく順調だったのですが。

テスト最終日にきて、5度の赤旗中断となるなど大荒れの一日となってしまいました。

 

また、緊迫するロシア侵攻問題。

ロシアGPの中止が発表されるなど、F1界でも動きがありました。

 

ということで、そんなテスト3日目。

最終日の様子を見ていくことにしましょう!

 

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テスト最終日、最多周回はメルセデス!

© Formula1

 

まずは、テスト最終3日目のタイムとラップ数から。

 

トップタイムは、メルセデスのハミルトンです。

ただこれまでも何度か書きましたが、速いタイムはテストでは関係ありません。

 

タイムよりも重要な、周回数はというと。

これも合計160周でメルセデスが最終日の最多周回チームとなりました!

 

初日、2日目と最多周回だったフェラーリの3日連続最多周回を期待して見ていたのですが(笑)

136周と少し足りなかったですね。

 

それでも、フェラーリは最終日も2レース分以上の距離を走り込めています。

またレッドブルやマクラーレンの上位チームは、順調に130周以上の周回をこなせました。

 

トップチームは、順調な3日間を過ごせたと言って良いと思います!

 

 

中堅チームにトラブル続出

 

一方で、中堅チームにはトラブルが続出。

合計5度の赤旗中断となる、大荒れのテスト最終日となりました。

 

 

午前中だけで、アルピーヌのアロンソと、アストンマーチンのベッテルマシントラブルによりストップ。

さらにアルファタウリのガスリーが、クラッシュによってマシンを損傷してしまいます。

 

残念ながらこの3チームは、午後の走行は見送りとなってしまいます。

最終日の最終セッションだっただけに、チェックしたかった項目も多かったはずで。

 

特に、人工的なウェット路面を試すセッションでもあったので。

これは痛い(涙)

 

さらに同じ午前中に、アルファロメオの新人、周冠宇スピンマシントラブルでストップ。

午後にボッタスが走行可能となるも、たった10周にとどまり。

 

中堅チームにとっては、散々なテスト最終日となってしまいました。

 

 

でも、ハースの状況に比べれば・・・

© Haas F1 Team

 

散々なテスト結果となった中堅4チームですが。

でも、こちらのハースF1チームのおかれた状況に比べれば全然マシなのかもしれませんね。。。

 

既報の通り、このテスト最終日はロシア企業「ウラルカリ」のロゴを外し。

そしてロシアンカラーを、ホワイトに塗り替えて走行しました。

 

ところが午前中に9周だけ走ったところで、トラブルが発生してしまい。

午後も含めて、この日の走行は見送られる形となってしまいました。

 

これだけでも十分、散々な結果ですが・・・。

 

 

さらに、こちらチームの公式ホームページのパートナー企業一覧。

© Haas F1 Team

「ウラルカリ」は削除されてしまいました。

 

その他、SNSのヘッダー画像とか、チーム名称まで含めて。

「ウラルカリ」の文字が一切合切消えています。

 

これらから、あくまで推測ですが。

  • ウラルカリのスポンサー撤退
  • マゼピンのドライバー交代
  • ハースの資金不足による2022年F1欠場
  • ハースの2023年以降の身売り

などなど、いつこんなことになってもおかしくないような状況が推測されます。

 

報道によると、来週にはなんかしらの動きがあるようです。

 

今回のロシア侵攻問題については、ハースF1チームもマゼピンも何も悪いわけではないので。

 

彼らの雇用が守られ、マゼピンのF1での夢が潰えることなく。

これまでと変わらず、2022年F1シーズンを戦えるよう祈るばかりです。

 

 

3日間のバルセロナテスト総括として

© Motorsport.com

 

ということで、テスト最終日の様子を見てきましたが。

最後に、3日間トータルでの各チームの周回数だけ確認しておきましょう。

 

最多はフェラーリで、439周です!

最少はハースの160周、トラブル続きだったアルファロメオも175周と下位に沈んでいます。

 

バルセロナでの、1レースの周回数は66周です。

 

なのでフェラーリは6レース分以上の距離を走り込めたわけですね!

逆に、ハースヤアルファロメオは3レースにも満たない距離しか走れなかったということです。

 

特に今年は新レギュレーションでマシン設計が大きく変わったので。

このデータ収集量の差は大きいはずです。

 

トップ4チームを除いては、ウィリアムズがトラブルフリーで順調に周回できたのも嬉しいところ。

昨年の勢いそのままに、今年も復活に向けて期待したいですね!

 

 

で、今年はどのチームが速そうか?

期待と妄想ではフェラーリなのですが、正直まださっぱり分かりません(笑)

 

ポーポイズ現象」をはじめとして、実走行で明るみになった課題など。

各チームとも走り込んで収集したデータを分析し、次回3月10日からのバーレーンテストに臨んでくると思います。

 

今はまだそのフェーズなので、F1ファンとしてはテストでのタイムに一喜一憂することなく。

 

まだしばらくは、

「自分の推しチームが、今年は一番速いはずだ!」

と、妄想して楽しむこととしましょう(笑)

 

以上、バルセロナテスト最終日についてでした!

 


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