あの大クラッシュから気絶もせずに、見事に脱出・生還したグロージャン。
やはりドライバー仲間からは称賛されているようです。
F1ドライバーの投票によるトップ10ドライバーを選出する企画、その結果がF1公式サイトに公開されていました。
つい先日、F1チーム代表の投票によるトップ10ドライバーも公開されたばかりです。
今度は、F1ドライバー達が、自分たちの仲間同士でドライバー・オブ・ザ・イヤーを選ぶような形です。
チーム代表選出とは、また違った結果となっているのか?
気になる結果をさっそく見ていきたいと思います。
2020年 F1ドライバーが選ぶトップ10ドライバー
順位 | ドライバー | チーム代表順位 | 前年順位 |
---|---|---|---|
1位 | L.ハミルトン | 1位 | 1位 |
2位 | M.フェルスタッペン | 2位 | 2位 |
3位 | D.リカルド | 4位 | 6位 |
4位 | C.ルクレール | 3位 | 3位 |
5位 | P.ガスリー | 9位 | 10位 |
6位 | G.ラッセル | 6位 | 9位 |
7位 | S.ペレス | 5位 | 圏外 |
8位 | R.グロージャン | 圏外 | 圏外 |
9位 | C.サインツ | 8位 | 4位 |
10位 | A.アルボン | 圏外 | 圏外 |
こちらが、F1ドライバーの投票によるトップ10結果となります。
チーム代表選出順位と、前年順位も解るように並べてみました。
投票に参加したのは、メルセデス・フェラーリの4名とキミ・ライコネンを除いた15人のドライバーとなります。
各F1ドライバーがそれぞれトップ10ドライバーを選び、F1と同じポイントシステムで集計し、それをランキングにしたものが10位まで公開・発表されています。
ちなみに、本人にも投票していいルールだそうです。
でも自分を1位にしたドライバーばかりではなかったとのことです(笑)
引用元は、以下のF1公式サイトとなります、詳細はぜひこちらもご覧ください。
あのクラッシュからの生還、グロージャンが高評価!
まず目立っているのが、8位にランクされたグロージャンです。
バーレーンGPでの事故が記憶に新しいですが、おそらくこの影響でしょう。
いくつもの奇跡が重なった運もありました。
しかし何よりもあの激しいクラッシュの衝撃に耐えて気絶しなかったこと。
そして足が車体に挟まっている状態からも冷静にマシンから脱出したこと。
無事に生還したグロージャンのこの行動がいかに尊敬するべきことなのか、ドライバー視点ならではのランキング結果なのではないかと思います。
その後、手術も無事に成功し、SNSでは元気な様子も見せてくれているグロージャンも、きっとこの結果に喜んでいるのではないでしょうか。
レッドブルでの苦労が共感?ガスリーやアルボンも高評価
チーム代表が選ぶトップ10や昨年結果から、ガスリーやアルボンも大きく順位を上げています。
これはドライバー仲間からは、レッドブルチームでの大変な立場への同情や共感から、順位が上がる結果となったのではないかと推測します(笑)
特にガスリーについては、アルファタウリに降格となり挫折を味わいながらも、イタリアGPで見事に初優勝を遂げました。
一つ間違えばどのドライバーの身にも降りかかることなので、挫折や苦労からの復活は、ドライバー仲間からの評価がとても高いのでないでしょうか。
ぜひアルボンにも、ガスリーと同じように挫折からの復活ができる絶好の機会が来るよう祈りたいですね。
マクラーレンの2人の評価が低い理由は?
意外だったのは、今年コンストラクターズで3位と飛躍を遂げたマクラーレンで大活躍したサインツとノリスの評価がとても低いことです。
チーム代表が選んだトップ10や昨年結果から大きく順位を落としていて、特にノリスはなんと圏外です。
これはどういうことでしょうか?
この2人、いつもSNSでとても仲の良い姿を見せてくれています。
我々ファンからすると、ほのぼのする写真や動画などをたくさん見れて嬉しい限りなのですが。
もしかしたらドライバー仲間からすると、、、
『チームメイトは最大の敵なのに、イチャイチャし過ぎるんじゃねぇよ!』
なんて考えて、順位を下げちゃったドライバーが居たのかもしれませんね。
一見チームメイト同士で仲が良さそうに見えても、実は心の中ではライバル視しているドライバーが多いのも事実でしょう。
そんな中で、マクラーレンの2人は本当に仲が良さそうだったので、もしかしたらこんな結果になったのかもしれません。
あくまで管理人の個人的な推測です(笑)
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いかがだったでしょうか。
投票には、メルセデス2名とフェラーリ2名とライコネンの5名が参加しなかったのが残念です。
ぜひ2021年は全員投票によりこの面白いランキングを見せてほしいですね。
我々ファン以上に、F1ドライバーは安全面を最重視していることが解りましたし、
今回いくつかご紹介したように、いろんな推測もできて楽しいランキングだったのではないかと思います。
自分の推しドライバーが仲間内でどう思われているのか推測することで、ますますF1が楽しめる要素となるのではないでしょうか!
以上、F1ドライバーが選出するトップ10ドライバーについてでした!