鈴鹿サーキット全20観戦席、F1マシン走行ビューや金網・電柱視界、トイレ・飲食などの詳細情報を全席レビューします。
第7回は、コースからも近く写真や動画が撮りやすいヘアピンI席です!
当サイトでは2022年から毎年、鈴鹿サーキット全観戦席の詳細ガイドを公開しています。
レビュー内容は全席共通です、2027年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

こちらをポータルサイトとして、ぜひブックマークなどしてご利用ください!
おかげさまで、毎年多くのF1ファンの皆様にご覧頂いています。
ありがたいことに、このWeb版観戦席ガイドがきっかけで鈴鹿サーキット公認の観戦ガイド本も出版させて頂いてます!
2027年版も、さらに多くのF1ファンの皆様のお役に立ちたいと思います。
- 去年と変わった点
- 変わらず良い点
- 変わらずイマイチな点
などを忖度抜きで、管理人の持ってる全情報を公開していこうと思います(笑)
では第7回は、おそらく鈴鹿で一番写真や動画の撮りやすいI席です!
I席:F1マシン走行ビュー
まずこちら、I席の2027年版F1走行シーン動画集です。
- I席からの観戦ビュー(I-2仮設席 / I-3仮設席 / I-4仮設席 / I-5仮設席/ I-1常設席 / I-6仮設席 の順)
- 走行シーンに「ブロック」「列番号」「席番号」を明記
- 収録年度:2025年/2024年/2023年/2022年
- 2026年ピレリタイヤテスト 走行シーン(I-1常設席)
コースを順回りに、各観戦席をご紹介しています。
実際の観戦視界に近くなるよう、なるべく高倍率ズームを使わず等倍で撮った動画を掲載しています。
コースの眺めの参考としてだけでなく、F1開催中の実際の走行動画なので。
- F1マシンの速度での目視可能時間
- 大勢の観客の頭や体の視界影響
- F1開催期間中のみ掲示の看板の視界影響
などもご参考にしていただけると思います。
また、どの席からの眺めなのかをわかりやすくするために。
2027年版動画では、左上に「ブロック – 列 – 席番号」を分かるようにしておきました。
仮設席についても、I席は2026年から列数やレイアウトに変更ないので明記しています。
管理人は、2026年はピレリタイヤテストにてI-1席で観戦しました。
最前列の動画を充実させたりしています、大雨で速度は遅いですが席の違いによる視界差をより理解できると思います。
まずはこれら走行シーンをご覧になり、I席の特長や雰囲気を掴んでみてください。
I席:概要
立地
I席は、常設席×1と仮設席×5の合計6エリアで構成される観戦席です。
2027年から、名称ルールが若干変更になっています。
- 常設席が「I-1」
- 仮設席はヘアピン頂点側から順に「I-2」~「I-6」までの5つ
この命名ルール、毎年変わっててややこしいのです(笑)
本ガイドやYouTube動画は、分かりやすいようにコースを順回りでI-2仮設席から順にご紹介しています。
サーキットビジョンは、コース反対側のH席側に設置されます。
どの席からも問題なくご覧いただけると思います。
チケット料金
観戦席は6つですが、チケット料金は3種類の価格帯に分類されます。
① I-2~I-5 仮設席:58,800円
② I-1 常設席:56,400円
③ I-6 仮設席:54,000円
実は2025年まではどの席も均一料金でしたが、2026年以降スタンド位置によって料金が変わっています。
ヘアピンに近い側の「I-2~I-5 仮設席」が、もっとも高額帯となります。
ヘアピン頂点から離れる「I-1」と「I-6」は、それぞれ2,400円づつ安くなっていきます。
I席:2026年からの変更点
チケット料金 値上げ額・値上げ率
| 観戦席 | 2027年 | 2026年 | 値上がり率 |
|---|---|---|---|
| I-2/I-3/I-4/I-5 | 58,800 | 49,000 | 120.0% |
| I-1 | 56,400 | 47,000 | 120.0% |
| I-6 | 54,000 | 45,000 | 120.0% |
チケット料金が値上がりしています、すべて120%の値上がりです。
2027年、どの観戦席も115~120%程度の値上げが大半です。
そんな中で超人気席が120%の値上げとなっている傾向なので、I席は超人気席と捉えられているということだと思います!
この値上げに伴い、I席も心理的に高額と感じるラインの5万円を超えてきました。
もしかしたら、2027年チケットの人気に影響があるかもしれませんね。
その他は座席数や仮設レイアウトに変更はないため、I席は2026年と同等の眺めになるはずです。
I席:視界特長
I-2 仮設席
- ヘアピン頂点のほぼ正面に位置
- デグナー方面は一切見えない
I-3 仮設席
- ヘアピン頂点から約30°あたりに位置
- デグナー方面はほぼ見えない
I-4(仮設席)
- ヘアピン頂点から約60°あたりに位置
- デグナー方面は、そこそこ見える
I-5(仮設席)
- ヘアピン頂点から約90°・真横あたりに位置
- デグナー方面は、正面方向にキレイに見える
I-1(常設席)
- ヘアピン立ち上がりに位置
- デグナー方面は、やや斜め方向に見える
I-5(仮設席)
- ヘアピン頂点からはかなり遠くに位置
- デグナー方面は、横方向から見える
I席はヘアピンの頂点から、意外に広範囲に6つの観戦席で構成されます。
そのため6つの観戦席では、見え方や特長が結構異なります。
I席の視界としては、大きく2つに分類できると思っています。
- ヘアピン視界
- デグナー側視界
写真や言葉でチェックするより、動画でチェックする方が違いがわかりやすいです。
動画ではヘアピン頂点側から進行方向に沿って、各席やブロックの違いによる視界差をチェックできるようにしています!
またI席共通の特長は、写真撮影のしやすさ。
コースに近いながらも金網がない席なので、どの席からでも撮影しやすいです。
どんな眺めが好きか、どんな構図の写真を撮りたいかについては。
おそらく、各自それぞれの好みになってくるかなと思います。
なのでご自身の好みの視界や撮影ポイントを、まずは動画でチェックしてみてください。
そして気になる眺めがあったら、避けたい視界の確認に進みましょう。
避けたい視界情報(金網・電柱など)
I-2~I-5 仮設席 最前列手すり視界
I席の特長としては、どの席も金網が無いので気兼ねなく前列に陣取れる点です。
ただし仮設席の場合は、最前列の鉄柵手すり被り視界が気になるところ。
ということで、2025年観戦時にこのあたりを調査してきました。
こちら、I-2仮設席で調べてきました。
ご覧の通り、最前列1列目だと手すり被りがかなり気になります。
でも視界を確保できる窓付き形状なので、姿勢を変えてなんとかなるレベルかもです。
では、何列目まで行くとこの手すり被り視界を完全回避できたかというと。
3列目で完全回避で、2列目でもレコードラインには被りませんでした!
この調査をしたのは、I-2席のみです。
ただしI-2席~I-5席の最前列は、同じ高さ・同じ角度なので。
多少違いはあるかもですが、どの仮設席でも大きく傾向は変わらないと思います!
とはいえ視界角度も変わってくるので、余裕を見て4列目以降を狙う方がいいかもです。
ちなみに管理人は身長181cmです、少し座高が高い位置での撮影となっています。
身長・姿勢・カメラの構える位置によっても、視界は変わってくるはずなので。
仮設席最前列の手すり被り視界を避けたい場合。
- 『3列目以降で回避可能と思われるが、余裕を見るなら4列目以降』
を狙えば大丈夫だと思います!
I-6 仮設席 ヘアピン側の人被り視界
ヘアピン席の中で、唯一大きく左横方向にヘアピンを見る視界となるI-6仮設席。
視線の同じ横方向のスタンドなので、人被り視界が気になるはずです。
こちら、2024年観戦時の金曜フリー走行2回目に撮った写真です。
ぎっしり満員ではなかったことと、管理人は座高が高いのでやや視界被り程度でしたが気になりました。
これが予選・決勝で満員のスタンドになった際には、そこそこな人被り視界が発生するはずです。
特にスタート後の1周目とか、みんなが撮影を狙うタイミングでのスマホ被りも発生するはずです。
普通の方はそこまで気にならないレベルかもしれませんが。
管理人のように極度の視界被り嫌いな方は、I-6席は避けてもいいのかもしれません。
なおここだけ切り取って読むと、I-6席にネガティブイメージを持つ方が多くなるかもですが。
その分I-6席は、中高速域のF1マシン走行を至近距離で金網被り無く観ることができる唯一の席となっています。
なのでI-6席がネガティブな訳ではなく、特長・特性・好み・観戦目的の問題です。
「金網被り無く、F1マシン中高速走行の迫力を楽しみたい!」場合には、I-6は最高の席です!
なのでYouTube動画もご参考にしながら、ご自身の観戦スタイルと鑑みて座席検討ください!
I-1常設席 スピーカー視界被り
視界を遮るものがほぼ無いI-1席において、曲者なのがこの2本のスピーカーです。
2026年から形状変更されて、ややスマートになったものの。
席によってはこんな感じで、けっこうなスピーカー被り視界になります。
写真撮影においても気になるしで、このスピーカー被り視界は避けたいところ。
なので2026年ピレリタイヤテストにて、このスピーカーを避けられる席を徹底調査してきました。
まず、このスピーカーはCブロックとHブロックに存在します。
席番号はそれぞれ、6番と2番あたりが真正面です。
前列の場合は、このスピーカーがコース視界に被ります。
正面方向なので視界を遮るのは一瞬ですが、前列になればなるほど気になります。
では何列目以降だと、このスピーカーをコース外に追いやることができるのか?
結論、C・Hブロックとも8列目以降であればコースにスピーカーは被りません!
縁石に若干被っているので、余裕を見るなら9列目以降が良いかもしれません。
そしてこのスピーカー、正面のC・Hブロック以外にも影響があります。
近隣ブロックで、ヘアピン頂点からのレコードライン被りが発生します。
正面方向にあるよりも、こちらの方がかなり視界を遮るし気になります。
Cブロック側スピーカーは、D~Fブロックと広範囲に7列目までレコードライン被りが発生します。
Hブロック側のスピーカーについても、レコードライン被りが発生しますが。
こちらI-1席はJブロックが最端なので、影響ブロックは限定的です。
いずれも7列目以下の矢印近辺の座席を避けることで、レコードライン被り影響を最小限にできます。
座席表と照らし合わせるとこんなイメージです、あくまで略図なのはご了承ください。
とにかくこのスピーカーを避けるには8列目以降、余裕見るなら9列目以降です!
YouTube走行動画にはいろんな列の動画があるので、ぜひご自身でこのスピーカーの視界影響をチェックしてみてください!
I席:オススメ席
「スマホ」でカッコいい写真を撮れる席①
I席のオススメは実は難しくて、
- 「ヘアピン視界」を、どの角度から観たいのか?
- 「デグナー側視界」が観れなくていいのか、どう観るのが好みか?
観戦する方の好み次第だと思うので、ぜひ動画をチェックしてご自身の好みをチェックしてください!
とはいっても、どの席からも写真撮影しやすいのがI席の特長でなので。
今回は、より撮影に向いた席を実例とともに3つほどご紹介したいと思います。
まずは、『とにかくF1マシンの姿を大きくスマホで撮影』するのに向いている席として。
『I-1 常設席 最前列』をオススメします!
上の写真は、2023年観戦時に管理人がiPhone12 Proの等倍で撮影した写真です。
等倍にも関わらずこんなに大きく、しかも最前列なのに金網被り無く撮影できるんです!
ズームを駆使すれば、後列からでも大きく撮影できたりはします。
例えばこちら2024年観戦時に、最後列からiPhone15 Proの3倍ズームで撮影した写真です。
最前列から等倍で撮影した写真と、F1マシンの大きさはほぼ同じですよね。
前列で望遠ズームを使うとより大きく、構図の幅も広がると思います。
加えて、I-2~I-4までの仮設席よりもI-1 常設席の方が2,400円安いので。
「とにかくF1マシンを大きく撮りたい!」場合に、ぜひI-1 常設席の最前列を狙ってみてください!
「スマホ」でカッコいい写真を撮れる席②
次に、『F1マシンの姿を流し撮りでスマホ撮影』するのに向いている席として。
『I-6席 ALブロック』をオススメします!
こちら、2024年観戦時にiPhone15 Proの3倍ズームで撮影した写真です。
カメラ素人の管理人、設定など全くいじってませんがそれなりに流れていますよね(笑)
テキトーにやってこんな感じなので、ちゃんとした設定や腕ならもっとカッコいい写真が撮れるはずです。
もちろん、どの席からでも狙えるとは思うのですが。
- I席の中で最もスピードが高速
- 金網被りが一切無い
という意味で、I-6席の最端側のALブロックをオススメしています。
ちなみに難しいと思ったら、もう少しヘアピン側で撮影すると良いかもしれません。
速度が下がるためか背景の流れは甘くなりますが、こんな感じで。
まぁ、そこそこ流れてるっぽい写真が撮れると思います(笑)
鈴鹿の多くの観客席の中でも、I-6席は中高速域で加速するF1マシンを至近距離で金網被り無く観られる唯一の席です。
ぜひこちらの席でスマホ撮影を楽しんでみてください!
「スマホ」でカッコいい動画が撮れる席
最後に、スマホの動画撮影に向いたオススメ席をご紹介します。
2024年観戦時にここで、iPhone15 Proので撮影した動画をYouTubeにも掲載しておきました。
再生すると、該当箇所から流れます。
・・・って、何がカッコいいのかというと?
『正面方向から直線的に向かってくるF1マシンを観られるのは、鈴鹿では超レア!』
なんです、マニアックすぎますかね(笑)
向こう側から一直線にこっちに向かってくるF1を金網レスで見れる場所って、鈴鹿にありそうで意外に無いんです。
スプーンのカメラマンエリアくらいで、あとはD-1席/D-5席の一瞬くらいだと思います。
なのでこのビューは実はとても貴重なんですよ、ただ少し離れすぎてて小さすぎです(笑)
でも望遠のデジカメや一眼レフがあれば、正面のカッコいい構図が期待できるかもしれません!
と、このように。
やっぱりヘアピンは、どんな眺めが好みか各自次第なところがあります(笑)
とにかく、日本GPが終わった後に写真や動画を見返して「マシン小さいなぁ」とか。
背景が止まっていて「なんだか迫力ないなぁ」と思ったことある方も多いはず。
そんな方にはうってつけなのが、こちらヘアピンI席なので。
そんな記念の写真や動画を残したい方は、ぜひこちらでカメラやスマホ撮影を楽しんでみてください!
I席:観戦環境
常設トイレ(I-1常設席 裏)
常設女子トイレ 和式案内
仮設トイレ(I-6仮設席 裏)
飲食店(常設・仮設)
観戦環境について、I席観戦のお役に立ちそうな写真や情報を掲載しておきます。
GPスクエアからは、徒歩25~30分程度です。
I-6仮設席かI-1常設席なら、西シャトル利用も手かもしれませんが。
I-2~I-5仮設席ならG席やH席同様に恐怖の登り階段を通るルートなので、普通に歩いてくる方が良いです。
トイレはI-1席の裏手に常設トイレが、I-6席の裏手に仮設トイレがあります。
常設トイレについての注意点として、なぜか女子トイレのみすべて和式トイレになっています!
和式が苦手な方とか外国人の方で利用したことのない方は、必要に応じて洋式の仮設トイレを利用しましょう。
飲食店は、I-1常設席の裏に常設売店と仮設売店が並びます。
そんなに数は多くないので、お昼やセッション開始前などには混み合うので時間に余裕をもって購入してください。
シケイン席を除く西エリアの中では首都のようなスタンドなので、離れ小島感は感じないと思います(笑)
I席での観戦を検討する際に、ぜひこれらの観戦環境情報もご参考にしてみてください!
I席:総合評価
では最後に、I席を全席共通の5つの軸で総合評価したいと思います!
快適性
- GPスクエアからの距離はかなり遠い(徒歩30分程度)
- 常設売店はあるが、やや混雑している
- I-2/I-3からは、「130Rオアシス」まで買い出しに行くのもアリ
- トイレは常設・仮設あり、ただし和式が苦手な女性は注意が必要
などの理由で、星2つとしました。
視界
- 座席位置による、アタリ・ハズレがほぼ無い
- どの席からも、ヘアピン・200R進入まで広い視界範囲
- I-2/I-3席は視界範囲がやや狭いが、正面方向の独自視界
- どの席も広範囲に、10秒程度の目視が可能
- 最前列に金網が無く、電柱などによる視界不良席がほぼ無い
などの理由で、星5つとしました。
迫力
- オーバーテイクの可能性はやや低い
- F1マシンの通過速度は遅い
- 時速270km/h程度から、F1らしいフルブレーキングの迫力を楽しめる
- コースやマシンから至近距離なので、低速とはいえ体感の迫力度は高い
などの理由で、星4つとしました。
コスパ
- 全観戦席の中でほぼ中間、10番目に安いチケット料金帯
- 超人気席と並ぶ値上げ率120%、心理的に高額に感じる5万円超の価格帯となった
- 常設売店があり130Rオアシスも比較的近く、歩く距離以外は快適な観戦を楽しめる
- 視界・迫力など、オールラウンドで優れている
などの理由で、星3つとしました。
初心者オススメ
- 大きなスクリーンがあり、レース展開を把握しやすい
- 初心者でも、思い出に残る写真や動画を撮りやすい
- 低速とはいえ、至近距離で走行するF1マシンの迫力を楽しめる
- 雨宿りできる場所は、近辺の木の下くらいでほぼ無い
- 大きなスタンドで離れ小島感は無いが、東コースほどのお祭り感ではない
などの理由で、星3つとしました。
I席は視界・迫力とも総合的に評価は高いです、でも初観戦の場合は「快適性」や「お祭り感」も重要だと思います。
I席は写真を撮ったり、独自の眺めを楽しんだり、ブレーキングの挙動を楽しんだりなど。
どちらかというと、何回かF1観戦を経験した方に向いているのかなと感じてます。
初観戦の方は、同価格帯なら素直に東コースのD席・E席・C席あたりを狙うのがいいのかなと思っています。
とはいえ、F1観戦において何を重視してチケット購入するかは人それぞれ。
ぜひこの総合評価や情報をご参考に、I席での観戦をご検討ください!
以上、I席の詳細レビュー・ガイドでした。
2027年版の全20観戦席まとめページはこちらです。

第8回は、2026年から新設で人気だったスプーンM席のレビューとなります。
なにか新しい発見があるかもなので、ぜひまたチェックしてみてください!
みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史
































