ペレスが2年連続となり、今年マックスがまたタイトルを獲るとさらに順位が上がってしまいます。
シーズン開幕前に、ランキングをチェックしておくことにしましょう!
今年のF1で達成されそうな珍記録を調べています。
相当どうでもいい記録が多いのですが、2023年シーズンオフにいくつか不定期連載でご紹介しています。
- 第1回:『史上初 アジア人ドライバーのトリプル入賞なるか』
- 第2回:『次レースまでの間隔が4週間、これって何年ぶり?』
そして、本日第3回はこちら。
『チームメイトにタイトルを獲られた回数ランキング』
またも、かなりどうでもいいランキングですよね(笑)
実は2年くらい前に、同じテーマで調べたことがあるんです。
でも前回調査後の2年間、ペレスが不本意ながら2年連続で記録を伸ばしてしまったので。
今回は、新たに1位を狙える珍記録では無いのですが。
2023年が始まる前に、最新のランキング状況をあらためてチェックしておきたいと思います!
『チームメイトにタイトルを獲られた』回数ランキング
順位 | ドライバー | 回数 | チーム | 王者 | 該当年度 |
---|---|---|---|---|---|
1 | R.バリチェロ | 6 | フェラーリ | M.シューマッハ | 2000-04 |
ブラウンGP | J.バトン | 2009 | |||
2 | V.ボッタス | 4 | メルセデス | L.ハミルトン | 2017-20 |
M.ウェバー | 4 | レッドブル | S.ベッテル | 2010-13 | |
4 | S.ペレス | 2 | レッドブル | M.フェルスタッペン | 2021-22 |
N.ロズベルグ | 2 | メルセデス | L.ハミルトン | 2014-15 | |
G.フィジケラ | 2 | ルノー | F.アロンソ | 2005-06 | |
D.クルサード | 2 | マクラーレン | M.ハッキネン | 1998-99 | |
G.ベルガー | 2 | マクラーレン | A.セナ | 1990-91 |
(調査条件)
- 1987年以降のF1シーズンを集計
- 2回以上の経験があるドライバーをリストアップ
- 年間半数以上の参戦があったシーズンをカウント
管理人がF1を見始めた1987年以降のF1において。
チームメイトが王者となった回数のランキング表がこちらです。
1位はルーベンス・バリチェロ、なんと6回も経験しちゃってます。
他にランクインしたドライバーは、一人のドライバーがタイトル連覇をした際のチームメイトだったのに対して。
バリチェロだけは、ミハエルとバトンの二人のチャンピオンのチームメイトとしてこの不名誉な記録を達成しちゃってます。
そして本題の、今年気になるペレスです。
前回調べた2021年開幕前には当然ランク外でしたが、そこから2021-22年と連続経験で一気に4位タイに躍り出てしまいました。
もし今年2023年も、過去2年と同じようにマックスがタイトルを獲得しちゃうと。
一歩抜け出して、ペレスが単独4位になっちゃうかもしれないことが分かりましたね。
該当期間の戦績一覧
ドライバー | レース数 | 勝利数 | 勝率 | PP数 | PP率 |
---|---|---|---|---|---|
S.ペレス | 44 | 3 | 6.8% | 1 | 2.3% |
R.バリチェロ | 102 | 11 | 10.8% | 12 | 11.8% |
V.ボッタス | 79 | 9 | 11.4% | 16 | 20.3% |
M.ウェバー | 77 | 7 | 9.1% | 12 | 15.6% |
N.ロズベルグ | 38 | 11 | 28.9% | 18 | 47.4% |
G.フィジケラ | 37 | 2 | 5.4% | 2 | 5.4% |
D.クルサード | 32 | 3 | 9.4% | 3 | 9.4% |
G.ベルガー | 32 | 1 | 3.1% | 4 | 12.5% |
ではランクインしたドライバーの該当年度の戦績と、ペレスのここ2年の戦績をチェックしておきましょう。
チームメイトがタイトルを獲ったシーズンの戦績のみを集計し、ペレスと比較できるようにしてみました。
あらためて、ロズベルグの戦績が抜きんでていることがよく分かりますね!
ランクインした中で、さすが唯一のチャンピオン経験者であることが頷けます。
で、ペレスの戦績はどうだったかと言うと。
勝率では6位、PP獲得率では最下位とあまり芳しい戦績ではありません(汗)
特にポールポジション獲得率が、ダントツで最下位なのが気になりますよね。
2023年、ロズベルグ並みの活躍を期待したい!
ボッタスやウェバー、古くはベルガーあたりのドライバーについては。
チャンピオンであるチームメイトを上回る速さ、見せてくれることもしばしばありました。
あまり予選の得意なイメージの無いペレスではありますが。
でも昨年のサウジアラビアGPでのポールポジション、クラッシュやミサイル攻撃など難しい状況の中での見事なポールでしたよね!
そしてレースでも、モナコ・シンガポールの市街地で力強い優勝を見せてくれましたし。
特定のレースで速くて強いことは証明できているので。
ペレスがタイトル争いに加われるかどうかのポイントは、シーズンを通して一貫性を持って活躍できるかがカギになりそうですね!
果たして2023年のペレスは、ロズベルグのような活躍を見せてくれるのか、それともナンバー2のイメージのままとなってしまうのか?
ぜひ、2016年ロズベルグのような逆襲劇と素晴らしいタイトル争いを見せてくれることを期待して。
2023年のF1は、ペレスにも注目して楽しんでいくこととしましょう!
以上、『チームメイトにタイトルを獲られた回数』ランキングでした!