前半戦あれだけ苦しんだメルセデスと、表彰台回数はまさかのイコール。
ポイントランキングだけでなく、表彰台回数の少なさもやっぱり異常です。
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F1が4週間の夏休み期間に入っています。
管理人としては、毎年恒例なのですが。
この夏休み期間は、シーズン前半戦のデータをじっくり眺めて楽しむことにしてます(笑)
いろんなデータがあるんですが、昨晩はシーズン前半戦の「表彰台回数」について眺めていたのですが。
フェラーリ推しとしては、なんともガックリくるようなデータでした(汗)
あと他にも今年の傾向とか、いろいろ見えてきたこともあるので。
一体どんなデータだったのか、一緒に見てみることにしましょう。
【ドライバー編】表彰台回数データ
ドライバ― | 表彰台 回数 |
優勝 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|---|
M.フェルスタッペン | 10回 | 8回 | 1回 | 1回 |
S.ペレス | 6回 | 1回 | 5回 | 0 |
C.サインツ | 6回 | 1回 | 3回 | 2回 |
L.ハミルトン | 6回 | 0 | 2回 | 4回 |
C.ルクレール | 5回 | 3回 | 2回 | 0 |
G.ラッセル | 5回 | 0 | 0 | 5回 |
L.ノリス | 1回 | 0 | 0 | 1回 |
(調査条件)
- 2022年F1第13戦ハンガリーGP終了時点
まずは、ドライバー編です。
今年のシーズン前半戦、表彰台に登壇したドライバーはこちらの7名だけです。
ちなみに昨年は。
第6戦終了時点ですでに8名だったので、今年は表彰台が特定ドライバーに集中していることがデータから分かります。
まぁ、それは良いとして。
見てくださいよ、フェラーリ勢のこの表彰台の少なさ(涙)
まずサインツ。
かろうじてマックスに次ぐ2位タイとはいえ、それでもシーズン序盤あれだけ苦しんでいたハミルトンと同じ回数というのが驚きです。
そしてルクレール、なんと表彰台はたった5回だけ。
マックスの半分、ハミルトンより少なく、ラッセルと同じ回数なんですよね(涙)
ポイントランキングのデータと同様に、この表彰台回数からも。
マックスに大差をつけられて、メルセデス勢と拮抗してきている状況が良くわかるデータです。
【チーム編】表彰台回数データ
チーム | 表彰台 合計 |
優勝 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|---|
レッドブル | 16回 | 9回 | 6回 | 1回 |
フェラーリ | 11回 | 4回 | 5回 | 2回 |
メルセデス | 11回 | 0 | 2回 | 9回 |
マクラーレン | 1回 | 0 | 0 | 1回 |
(調査条件)
- 2022年F1第13戦ハンガリーGP終了時点
続いて、チーム編を見てみましょう。
今年のシーズン前半戦、表彰台に登壇したのはこちらの4チームだけです。
これも、昨年は第6戦終了時点でもすでに6チームだったので。
今年マクラーレンはたった1回だけですし、上位3チームに偏っていることが良くわかるデータです。
そして、ドライバー編に続いてまたしてもですが。
フェラーリが、あれだけ苦しんだメルセデスと同じ11回ということが驚きです。
フェラーリの優勝×4回に対して、メルセデスは優勝こそありませんが。
3位×9回と、抜群の完走率で着実に手堅い結果を残していることが良くわかるデータですよね。
そういえば、第2戦終了時点でこんな記事を書いていたのを思い出しました。
「フェラーリが21年ぶりに、2戦連続ダブル表彰台スタート」
今年のフェラーリは、一体何回くらい表彰台とか優勝するんだろう!
なんて浮かれていたのがもう遠い昔のようです(涙)
この2人は、やっぱり凄い!
と、フェラーリのガックリくるようなデータが目立ちましたが。
その他にも、この表彰台回数データを眺めていてあらためて思いました。
マックスとハミルトン、やっぱりこの2人は別格でスゴイですね!
マックスは、多くのサーキットでフェラーリに劣るマシンながら8勝、10回の表彰台は流石ですし。
ハミルトンもちゃっかり5戦連続表彰台でシーズン前半を締め括り、6回の表彰台で2位タイに並んでいるのも流石です。
数戦のデータだけでは運・不運にも左右されますが、シーズン前半戦とか長いスパンのデータを見ると。
やっぱりこの2人の高い次元での突出した安定ぶりが、データからも読み解けてきます。
今年は、中団チームの表彰台は厳しい?
その他、データから読み解けたこととして。
昨年は、中団チームからも多く表彰台を獲得していたのですが。
今年は、上位3チーム以外では今のところマクラーレンのノリスのみです。
なので今年は中団チームが表彰台に食い込むのが難しかった前半戦と言えると思います。
このところ尻上がりに、メルセデスも調子を上げてきたので。
シーズン後半戦も、上位3チーム6名の牙城を崩すのはなかなか厳しそうですよね。
拮抗した三つ巴の上位争いが期待出来て、それはそれで楽しみですが。
でも、中団チームが表彰台を獲得する姿もぜひ観たいですよね。
特に、今年限りで引退することとなったベッテル。
引退前に、もう一度表彰台での姿を見たいです。
この初勝利・初表彰台を達成した2008年イタリアGPのように。
雨で混乱するようなレース展開で、中団チームにもチャンスの訪れるレースが必ず1~2戦はあるはずです!
運にも左右されるところなので、なかなか厳しいとは思いますが。
シーズン後半戦には、もう少し中団チームからの表彰台登壇ドライバーが増えることを期待したく。
さらにそれが引退するベッテルや、日本の角田裕毅選手だったら最高ですよね!
と、こうやってデータを眺めていると、いろんな妄想までできてとても楽しいので(笑)
長いF1夏休み期間、ぜひ皆さんもいろんなデータを眺めて楽しんでみてはいかがでしょうか!
以上、2022年前半戦の表彰台回数データについてでした!