マイアミGPの優勝で、義理の父(?)と優勝回数記録が並んだので。
マックスとネルソン・ピケ、F1での戦績を比較してみることにしました!
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2022年F1第5戦マイアミGPが終了し、一日経ちました。
今日はレースの録画を見直したり、いろんなデータを眺めたりしていたのですが。
そう言えば、マックスの優勝を見てこんな事実に気付きました。
『マックス、マイアミGPの優勝はネルソン・ピケに並ぶ通算23勝目!』
ついにマックスが、あのピケに並ぶ勝利数まで来ましたね!
もうご存知の方も多いと思いますが。
マックスの恋人は、ケリー・ピケさん。
そう、あの3度のチャンピオン、ネルソン・ピケの娘さんです。
マイアミGPでは、その愛する彼女の父親に、ついに優勝数で並んだんです。
マックスにとっては、記念すべき(?)グランプリとなったかもしれませんね(笑)
そういえばこれまで、マックスとピケのF1戦績なんて比較したことは無かったので。
ちょうど優勝数も並んだことですし、この2人のF1戦績データを比べてみたいと思います!
F1歴代 優勝回数ランキング
順位 | 優勝回数 | ドライバ― |
---|---|---|
1位 | 103勝 | ルイス・ハミルトン |
2位 | 91勝 | ミハエル・シューマッハ |
3位 | 53勝 | セバスチャン・ベッテル |
4位 | 51勝 | アラン・プロスト |
5位 | 41勝 | アイルトン・セナ |
6位 | 32勝 | フェルナンド・アロンソ |
7位 | 31勝 | ナイジェル・マンセル |
8位 | 27勝 | ジャッキー・スチュワート |
9位 | 25勝 | ニキ・ラウダ |
ジム・クラーク | ||
11位 | 24勝 | ファン・マニュエル・ファンジオ |
12位 | 23勝 | ネルソン・ピケ |
マックス・フェルスタッペン | ||
ニコ・ロズベルグ | ||
15位 | 22勝 | デイモン・ヒル |
16位 | 21勝 | キミ・ライコネン |
17位 | 20勝 | ミカ・ハッキネン |
太字:現役F1ドライバー
(調査条件)
- 2022年F1第5戦マイアミGP終了時点
- 通算20勝以上のドライバーをピックアップ
二人の比較の前に。
まずはマックスの23勝、F1歴代優勝回数ではどのくらいの位置なのか見ておきましょう。
今回のマイアミGPの優勝で、マックスはネルソン・ピケとニコ・ロズベルグに並ぶ23勝で。
歴代12位タイの優勝回数となったことが分かります。
ただ時代によって年間レース数が異なるので、もちろん単純比較はできないです。
でもマックス、まだたった24歳の若さでこの位置にいます。
70年以上のF1の歴史において、この若さで歴代12位タイというのはやっぱり凄い記録ですよね。
この23勝より上位には、マンセルを除き複数回タイトルを獲ったチャンピオンばかりです。
なので優勝回数だけでなく、マックスが今後どれくらいタイトルを獲るのかも、非常に楽しみなデータですね!
マックス vs ピケ F1戦績比較(通算)
項目 | M.フェルスタッペン | N.ピケ |
---|---|---|
F1デビュー | 17歳 | 25歳 |
通算シーズン | 8年目 | 13年半 |
レース出走 | 146戦 | 204戦 |
タイトル獲得 | 1回 | 3回 |
優勝回数 (率) |
23勝 (15.8%) |
23勝 (11.3%) |
P.P回数 (率) |
14回 (9.6%) |
24回 (11.8%) |
表彰台回数 (率) |
63回 (43.2%) |
60回 (29.4%) |
(調査条件)
- 2022年F1第5戦マイアミGP終了時点
では23勝で並んだ、マックス・フェルスタッペンとネルソン・ピケ。
そのF1での通算戦績を比較してみましょう。
まずマックスのF1デビューは2015年17歳に対して、ピケは1978年25歳でのデビューです。
40年近くを経て、F1ドライバーの若年齢化が顕著に分かりますね!
優勝回数は同じ23回ですが、優勝率ではマックスが4.5ポイントほど高く。
すでにピケを上回っているのは凄いですよね。
意外だったのが、ポールポジション回数と獲得率。
ピケと言えばレース巧者、対してマックスは予選の一発が滅法速いドライバーというイメージだったのですが。
ポールポジション回数も獲得率もピケの方が上回っています。
管理人はピケのキャリア末期、1987年以降からしかF1を観ていないので。
レース巧者のイメージだったのですが、もしかしたらピケも若い時は滅法速いタイプのドライバーだったのかもしれませんね(笑)
そしてマックスは、ようやくタイトルを争えるマシンを手にしたのが2021年から。
それまでは最強メルセデスに阻まれ、ポールがたった3回しか無かったことが影響してるんでしょう。
でも、年間レース数が20戦を超えるようになった現代のF1です。
なのでポール回数も、マックスはここ数年であっさりピケを上回ってきそうですよね。
マックス vs ピケ F1戦績比較(146戦時点)
項目 | M.フェルスタッペン | N.ピケ |
---|---|---|
レース出走 | 146戦 | 146戦 |
146戦目 | 2022年マイアミGP | 1988年カナダGP |
年齢 | 24歳 | 35歳 |
通算シーズン | 8年目 | 11年目 |
タイトル獲得 | 1回 | 3回 |
優勝回数 (率) |
23勝 (15.8%) |
20勝 (13.7%) |
P.P回数 (率) |
14回 (9.6%) |
24回 (16.4%) |
表彰台回数 (率) |
63回 (43.2%) |
52回 (35.6%) |
(調査条件)
- 2022年F1第5戦マイアミGP終了時点
マックスの、現在の出走レース数は146回。
その同じ参戦レース数時点での、ネルソン・ピケとのF1戦績も比較してみました。
ピケの146戦目は、1988年第5戦カナダGPです。
タイトルを獲得したシーズンは1981・1983・1987年なので、マックスと同じレース数の時点で既に3度のタイトルを獲得していることが分かりますね!
優勝や表彰台も通算成績と比べると率が向上し、マックスとの差はかなり縮まっています。
現代のF1と比べて完走率が著しく低かった時代ですから、これも凄いデータですよね!
そしてピケ最後のポールポジション獲得は、1987年です。
なので通算成績とポール回数は変わらず、獲得率は通算成績よりもマックスをさらに上回っています!
ネルソン・ピケ、やっぱり凄いドライバーだということ。
データで見て、あらためて分かりましたね!
マックスとケリー、子供を授かれば凄いF1遺伝子?
ということで、マックスと恋人ケリーの父、ネルソン・ピケのF1戦績を比較してみました。
その恋人ケリー・ピケさん、マイアミGPでもマックスを応援しにきていたようで。
テレビ中継にも何度か映っていましたし、SNSでは仲睦まじい写真も公開されてます!
この二人、もし子供を授かるようなことがあれば?
競馬の血統的な書き方だと、父系:フェルスタッペン系、母系:ピケ系の配合で。
- 父:F1チャンピオン
- 父父:F1ドライバー
- 母父:3度のF1チャンピオン
なお母父は、すでに直子にF1ドライバーとF2ドライバーの実績ありです。
なので、それはそれは、すごいF1遺伝子を持ったお子さんが生まれてきそうです(笑)
(競馬わからない方、すみません)
まぁ、そんなお子さんのお話は余計なお世話だと思うので(笑)
とにかくマックスが、義理の父(?)のネルソン・ピケに優勝回数で追いついた。
というのが、今回のマイアミGPの結果でした。
優勝回数だけでなく、ポールポジション獲得回数やタイトル獲得回数も含めて。
今後マックスが、偉大なネルソン・ピケにどこまで追いつき、追い越せるのか?
ぜひそんな観点からも、今後のF1を楽しんでみてはいかがでしょうか!
以上、マックスとネルソン・ピケのF1戦績比較でした!