金曜日はほとんどの席が自由席、ぜひいろんな場所から観戦してみましょう!
全7回の連載企画を2025年版に更新、第1回は東コース前半編です!
2025年F1第3戦日本GP鈴鹿、いよいよ開幕目前です!
現地観戦のお役に立つ情報、今年もどんどん発信します!
金曜フリー走行について、ほとんどの席が自由席となります。
- 「予選・決勝はストレートだから、フリー走行はコーナーで見たい!」
- 「気になる席で、来年以降の観戦席検討の参考にしたい!」
などなど、金曜日から行ける場合はぜひいろんな席で観るのをオススメしたいと管理人は思っています。
でも観戦に不慣れだと、「1時間でどれくらい歩けるものなのか?」と不安の方も多いと思います。
そこでフリー走行60分間で、しっかり観戦しながら現実的に歩ける範囲。
これを「フリー走行の歩き方」として、全7回の連載記事で公開します!
観戦席ガイドのポータルページに、参考に過去版も公開しています。

でも今年いろいろ変わってる部分もあるので、鈴鹿開幕までに全7回に渡って2025年版に更新してお届けしたいと思います!
大きく変わったところや、管理人の過去の移動時間実績もあわせてご紹介しますので。
ぜひ今年のフリー走行観戦プランの参考にしてください!
なお2025年から、「S席ファミリーシート」は金曜自由席対象外に変更となっています。
- V1席
- V2席
- S席(ファミリーシート)
- Formula 1 Paddock Club
- VIPスイート・プレミアム
- GRAN VIEW
- R-BOX
- S-BOX
- カメラマン専用エリア
これらの席は金曜日でも入場できませんので、あわせてご注意ください!
あと例年、「こんな速さで1時間で移動できるの、管理人さんだけだ!」とのご指摘もあるので(笑)
各プランとも、難易度が下がるアレンジ情報もあわせてご紹介していきたいと思います!
ではさっそく、第1回「東コース前半編」から歩き方を見ていきましょう!
フリー走行の歩き方①「東コース前半編」概要
東コース前半、これぞ鈴鹿サーキットという主要コーナーを観ながら歩くプランです。
ちなみに昨年2024年、管理人は金曜フリー走行1回目をほぼこのプランで観戦しました。
理由は後述しますが、今年は特に金曜フリー走行1回目にオススメのプランです!
スタート地点は、メインストレートエンドの「A2席」です。
そこからサーキットの進行方向に沿って1~2コーナーを抜けて、S字入り口付近の「D-5席」まで4つの観戦席を60分で歩きます。
さっそく、歩行ルートと詳細情報チェックしていくことにしましょう。
なお所用時間については、分かりやすくするために。
金曜フリー走行1回目の予定時刻(11:30-12:30)で表現することとします。
「東コース前半編」60分間の歩き方
【A2席 着席観戦】11:30-11:35
観戦スタートは、メインストレートエンド A2席からです。

F1マシンの見え方や特長など、詳細はこちらのガイドをぜひご覧ください。
ちなみにほぼ同じ眺めの「A1 仮設席」を、スタート地点に設定しても良いです。
ただし「A2席」からスタートするより、やや歩く距離が長くなるので難易度は上がります。
このA2席からは、ピットアウトしてくるマシンがすぐそこに見えます。
なので、「F1日本GP、今年もついに開幕したぞぉぉぉ!」という瞬間を目の前で味わえます。
例年ただでさえ、角田裕毅選手の最初の凱旋コースインはこんな感じで観客席が沸く感動的な瞬間なんです。
それが今年は、角田裕毅選手がレッドブルのマシンに乗って凱旋ランとなるわけです。
その雄姿を見て、たぶん管理人はこの席で号泣してると思います(笑)
ほか2025年は、アルピーヌの平川亮選手のFP1出走が決まっていますので。
母国で晴れ舞台へ出陣する平川選手を応援するには、絶好の観戦席だと思います。
凱旋ピットアウトの瞬間と言う意味では、管理人はA2席のなるべくピット側に陣取る方が好きですが。
まぁ好みの問題なので、あまり気にしないでもいいかもしれません。
今年の金曜フリー走行1回目は、角田選手のレッドブルでの最初の凱旋ピットアウトを見たいお客さんで溢れるはずです。
なんで、「何分前くらいから座って待つべきか?」混雑状況のご参考です。
10:53(セッション開始37分前)A2席の様子
例年より混んでいる印象でしたが、金網被りの無い上段席でも一人席ならまだ多少座れるような状況でした。
2人以上並んで座るとなると、少し厳しくほぼ空きがない状況でした。
下段席なら、詰めれば2人以上でも座れそうな場所がある印象でした。
でも今年2025年は角田選手のレッドブル移籍フィーバーで、混雑状況がまったく読めません。
てか、激混み必至の予感しかしないので、管理人は遅くても1時間前には行くつもり、、、です!
【A2席 移動観戦】11:35-11:45
凱旋ピットアウトを見届けたら、1コーナー側まで徐々に歩きながら観戦していきます。
1コーナーへ飛び込むマシンの大迫力を堪能するなら、より1コーナー側のBブロック近辺がオススメです。
何が凄いかは見れば必ずわかるド迫力なので、ぜひ現代F1マシンの凄まじいダウンフォースを体感してみてください!!!
【B2席 移動観戦】11:50-12:05
A2席からB2席入口までの移動は、かなり早足で5分程度で到着します。
移動中はマシンが観えない通路なので、できるだけ早足で急ぎましょう(笑)
B2席の詳細レビューはこちらです。

B2席は歩きながら、時折座る移動観戦となります。
もし雨が降っている場合は、屋根付きのB1席を通るアレンジをしてもいいかもしれません。
なおこのプランを完走するという意味では、B席入口に到着したら注意点があります。
「B2-3席(離れ小島側)には、行かないこと!」
一度B2-3席に行っちゃうとその絶景や迫力に、「もう、ここでずっと見てるでいいや」という誘惑が必ず襲ってきます(笑)
あと進行方向と逆走する形になるので、若干タイムロスもしちゃいます。
絶景地点は他にもありますので、そっちを楽しみましょう。
例えば「B2-2席 Jブロック・Kブロックの11~18列」あたり。
電柱被りが一切なく、まさに絶景です!
B2-3席で観る誘惑を乗り越えて、B2-2/B2-1席で移動観戦しつつ。
少しづつC席方面に進んでいってください。
【C席 移動観戦】12:05-12:20
B席とC席は地続きなので、そのままC席での観戦に突入していきます。
C席の詳細レビューはこちらです。

C席も歩いて移動しながら観戦しますが、横方向にとても距離の長い観戦席です。
端から端を移動しながらの観戦には、早足でも15分はかかると思ってください。
歩く通路、オススメルートはこちら。
上段席と中段席の間の通路を歩いていくのが、見晴らしも良く距離のロスも少ないです。
C席はとにかく、左右で眺めの大きく異なる観戦席なので。
満遍なく観るというよりは、メリハリをつけた観戦の方がいいかもしれません。
例えば2コーナーを金網なく、綺麗に正面からマシンが見える「Oブロック・20列1番」近辺。
B2席スタンドをバックに、「鈴鹿!!」って感じの観戦ができます!
逆にS字コーナー側、Aブロック近辺からは桜も見えます。
iPhoneでテキトーに撮ったらこんな感じですが、腕があればもっと映える写真が撮れるかもです(笑)
この左右2地点あたりで、軽く座りながら観戦して。
コースから距離のある、C席中央付近は早足で歩きながらの移動観戦をオススメします!
【D-5席】12:25-12:30
そして最後、C席からD-5席へ移動は5分弱程度です。
ただし道中はかなりの登り坂なので、5分で移動するには相当な脚力と「絶対完走する」という気力が必要です(笑)
D席の詳細レビューはこちらです。

とはいえ、5分程度しか走行時間は残っていませんので。
時間や距離が不安な場合は、D-5席までは行かずにC席で終えるのもアリです。
管理人も雨の影響で、2022年はC席までしか行かなかったです。
「たった5分しか走行が観れないために移動するの?」と、感じる方も多いかもしれませんが。
F1マシンは鈴鹿サーキットを1分30秒程度で走るので、5分でも1台あたり3周は観れる計算、意外に長いんですよ(笑)
しかも、セッション終盤なので多くのマシンが走行しているはずですし。
セッション終了後にはスタート練習があり、ほぼ全台がS字を駆け抜けていくシーンが観れるはずです。
さらにさらに春開催となって、D-5席へ向かう通路は桜が満開のハズ!
コースサイドに沿って、桜が咲き誇っていたりします。
ただし通路なので、立ち止まって撮影したりするのは禁止ですが。
通路を歩きながらテキトーに撮っても、こんなそれっぽい写真が撮れたりします!
ということで、5分だけでも鈴鹿ならではのS字を堪能できる、このD-5席まで歩いていく価値は大いにあります!
頑張ってここまで来れば、そのままコースに沿ってゆっくり歩いて行けば逆バンクオアシスもそれなりに近いので。
セッションが終了したら、歩き回った疲れを逆バンクオアシスで癒してください(笑)
2024年 管理人の実例
2024年金曜フリー走行1回目、管理人はほぼこのプラン通りでした。
詳しくは、「2024年 フリー走行移動時間の実録」をご覧になってみてください!
プランと違った点としては、こんなところですかね。
- B2席では無く、B1席を通過した(撮影のため)
- C席に突入して早々、12分の赤旗中断があった
赤旗がかなり余計でしたが、でもえてしてこういうことは発生します。
そこそこ想定の範囲内だったので、再開早々、最上段から最下段まで駆け下りたり駆け上ったりしながらも、無事に完走出来ました(笑)
きっと皆さんも途中で気に入った眺めやシーンに遭遇すると、見入ったりするはずなので。
このプランを達成するためには、脚力よりも鉄の意志が重要です(笑)
でもそこまで無理して、慣れてないのにいきなり全部回ろうとするのは無謀なので。
- 鈴鹿サーキットならではの視界を楽しめる「B2席」
- 1コーナーへの飛び込みの大迫力を味わえる「A2席」
慣れてない方は、このあたりの席をゆっくりじっくり見るアレンジをオススメします!
以上、2025年版フリー走行の歩き方①:東コース前半編のご紹介でした。
第2回「東コース逆回り編」も、ぜひまたチェックしてみてください!
みんなでFトモ管理人 鈴木 淳史