厳しい裁定にも前を向く角田裕毅、全力で応援します!

レース
photo by Scuderia AlphaTauri
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本人もファンも納得いかないペナルティでしたが、気持ちを切り替えるしかありません。

総合力の問われるカタロニアで速かったことをポジティブに捉え、今後も応援していきます!

 


2023年F1第7戦スペインGPが終了しました。

 

結果は皆さんもうご存知の通り、またもマックス・フェルスタッペンが横綱相撲で優勝!

そしてハミルトンとラッセルが表彰台、いよいよメルセデス勢復活の兆しも感じたレースとなりました。

 

 

でも日本の多くのF1ファンにとっては、今回のスペインGPの主役は角田裕毅選手でしたよね。

 

上位勢にリタイアの無い中で、力強い走りで入賞確実の9位を走行していたものの。

謎の裁定により5秒ペナルティを食らって12位完走という結果に終わりました。

 

この結果に、いまも悔しい想いのファンの皆さんも多いと思います。

 

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好勝負・好ディフェンスのはずが…

© formula1

 

問題となったのは、レース終盤59周目の1コーナー。

9位の角田裕毅選手と、10位の周冠宇選手のバトル。

 

背後からDRSを使って迫る周冠宇と、それを見事に防ぎ切った角田選手。

 

レースによくある、好勝負・良いバトルの一つだと思って観ていたのですが。

なんとこれが審議対象となり、まさかの角田選手への5秒ペナルティの裁定(涙)

 

その結果、角田選手は見事に9位でチェッカーを受けたものの。

12位へ降格という悔しい結果となりました。

 

 

本人もファンも納得いかず!

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この裁定には、角田選手本人も応援していたファンも当然納得いきませんでしたよね。

SNSで流れてくる、レース終了直後のインタビューなど落胆の表情の角田選手を見てると心が痛くなりました。

 

テレビ中継で観ていた限りは、ちゃんとスペースも残しているように見えたし。

どちらかに優先権があるような状況にも見えませんでした。

 

まして接触したわけでもないし、まさかペナルティなんて出るわけないだろうと思っていたんですが。

 

残念ながら裁定結果は、コーナーの優先権は周冠宇選手にあると判断されて。

それを邪魔したとして、角田選手への5秒ペナルティとなったようです。

 

 

  • 『なんでやねん!』
  • 『アルファタウリは控訴してくれ!』

と言いたくなるところではありましたが。

 

控訴するには、きちんと新たな証拠を提出する必要があり。

角田選手の無罪を証明するような、新たな証拠も無かったためでしょうか。

 

チームからの控訴も無く、この裁定を受け入れたようで。

これで、角田選手の12位は正式に確定となってしまいました。

 

 

逆の立場で考えてみても・・・

 

推しドライバーへのペナルティの場合は、どうしても贔屓目に見てしまうので。

管理人はこういう時は、逆の立場でも「全く同じように思うか」を考えるようにしています。

 

 

もし仕掛けたのが角田選手で、外側に避けたのも角田選手だったとしたら?

 

うーん・・・やっぱり「この裁定はおかしい」と同じように感じたと思います。

「こんなんじゃ、今後F1でバトルなんてできないやん!」とも、同じように思ったでしょう。

 

でも、ここからがたぶん少し違って。

 

「おかしな裁定だけど、周冠宇はアンラッキーで可哀想、角田くんはラッキーだ!」とまでしか思わなくて。

「角田くんの順位が落ちてでも、周冠宇は控訴すべきだ!」なんて絶対思わないかなぁと・・・。

 

 

管理人としては、逆の立場でも9割方は同じことを思いましたが。

1割は贔屓目だった、ということなんですかね・・・。

 

 

とにかく、立場を逆にしてもF1でたまに発生する「よくわからない裁定」と感じたのは間違いなくて。

でもいろんなデータを持っているチームが受け入れた以上、アンラッキーだったと思ってファンとしても受け入れるしかないのかと思っています。

 

 

あ、でも、これはあくまで管理人の個人的な意見・感想なので。

どう捉えるかは、正解なんて無くて十人十色だと思うので。

 

皆さんに押し付けてるわけじゃないですからね(笑)

 

 

カタロニアで速かったのはポジティブ!

© Scuderia AlphaTauri

 

ということで、ファンとしても「受け入れて」「応援していくしかない」と管理人は思っているので。

気持ちを切り替えて、ポジティブな面に目を向けることにします。

 

まず、マシンの総合力が問われるこのスペインGP・カタロニアサーキットにおいて。

ランキング上位のアルピーヌ勢と互角に戦い、マクラーレン勢を凌駕するスピードを見せてくれたのは驚きましたよね!

 

シーズン開幕当初は、カタロニアなんて酷い成績しか期待できなそうな状況だったんですが。

マシンのアップデート効果なのか、ここでこんなベストレースを見せてくれたことは超ポジティブだったと思います。

 

これは今シーズン、地元の鈴鹿も含めて。

どんなタイプのサーキットでも、また同じようなレースを見せてくれる可能性が大アリだと思っています。

 

今回失った2ポイント、何倍にもなって返ってくるような活躍を期待して応援したいです!

 

 

高評価を得られそうなのもポジティブ!

© formula1

 

レースは不運な裁定もあり、残念な結果となりましたが。

 

またも力強いレースを見せてくれた事実は変わらないので。

今回のスペインGPでも、また高い評価を得られるであろうこともポジティブだと思います。

 

こちらF1公式サイトにて、レース結果と関係なくドライバーを評価採点するF1パワーランキングです。

角田選手は、第6戦終了時点で5位タイの高評価を得ています!

 

 

今回、ペレス選手は少し残念なレース結果となったので。

スペインGP終了時点では、おそらく単独5位にまで上がってくるのではないでしょうか!

 

 

いま角田選手にとっては、レースの成績と同じくらい。

「トップチーム移籍に値するドライバーである」との評価を確立することが重要だと管理人は思っています。

 

今回は悔しいレース結果となりましたが。

ある意味ではレースの成績よりも、コンスタントに高い評価を得つづける方が難しいはずです。

 

きっとポイントは、後から勝手についてくるでしょうから(笑)

力強いレースをアピールしてくれたこと、ポジティブに捉えたいと思います!

 

 

前を向く角田選手、全力で応援したいと思います!

© Scuderia AlphaTauri

 

ということで、納得のいかない裁定ではありましたが。

ポジティブな面も多かった週末だし、角田選手はすでに気持ちをカナダGPに切り替えたようなコメントも出てきています。

 

なので、ファンの僕らもいつまでもウダウダ考えていても仕方ないので。

気持ちを切り替えて、覚醒した角田選手を今後も応援していきたいところですね!

 

 

次戦カナダGPは、昨年悔しいクラッシュを喫したグランプリです。

でも今年の角田選手なら、あんな悔しい思いをせずにこの一年の成長を見せつけてくれるはず!

 

 

得意のブレーキングが際立ちそうなカナダGP、果たして次はどんな力強いレースを見せてくれるのか。

またみんなで全力で応援して、カナダGPでも覚醒した角田選手のレースを楽しむこととしましょう!

 

 

以上、2023年F1第7戦スペインGPについてでした!