厳しい戦略にも前を向く角田裕毅、全力で応援するのみ!

レース
photo by Scuderia AlphaTauri
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いろいろ疑問の残る戦略とペナルティでしたが、気持ちを切り替えるしかありません。

格上チームと互角に戦えたことをポジティブに捉え、次戦も応援することにしましょう!

 


2023年F1第14戦オランダGPが終了しました。

 

ご存知の通り、結果はまたもマックス・フェルスタッペンが優勝!

2013年セバスチャン・ベッテルの9連勝に並ぶ、偉大な記録を打ち立てました!

 

そして多くの日本のF1ファンには。

今回のオランダGP(の途中まで)の主役の一人が角田裕毅選手だったのではないでしょうか!

 

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レース序盤、いきなり上位進出!

© formula 1

 

予選では不運やペナルティで下位に沈んだものの、レース開始早々の雨が味方して。

序盤5周目には、早くもポイント圏内に!

 

そこからマクラーレンやメルセデス相手に、一歩も引かないレースペースやディフェンスを見せてくれて。

管理人をはじめ多くの角田選手ファンは、レース中盤あたりまで大興奮でしたよね!

 

でもその後は、謎の戦略とペナルティなどの不運も相まって15位完走となってしまいした(涙)

この結果に、とても悔しい想いをした方が多かったと思います。

 

 

ソフトタイヤ50周の戦略について…

© Pirelli Motorsport

 

管理人も含めて、多くのファンの頭が「???」となったであろうタイヤ交換戦略。

 

地力に勝るマクラーレンのノリスを、好ディフェンスでずっと抑え込んでいた角田選手。

42周目にアンダーカットを狙ってノリスがピットインすると、続々と周囲のドライバーもピットインするものの。

 

それでも角田選手とアルファタウリは動かず、結果フレッシュなタイヤに履き替えた後続にどんどん抜かれる展開に。

 

『なんでその順位でギャンブルする必要があるねん!?』

と思っちゃいましたよね(汗)

 

レース後に伝わってきたコメントによると、レース前にソフトタイヤでずっと引っ張る戦略を立てその通りに遂行したとのこと。

さらにフレッシュなタイヤに履き替えた勢のペースが予想より良くて、結果的には大失敗ということだったのだと思います。

 

『もうちょっと臨機応変に、柔軟に戦略変更とかできなかったものか?』と思うような結果だったと思いますので。

今回の結果の教訓から、チームには次戦以降の改善を期待して、ファンとしては応援するしかないですね!

 

 

『5秒ペナルティ』は厳しすぎる?

© Scuderia AlphaTauri

 

もう一つ、きっと多くの方がモヤっとしている事象。

『5秒ペナルティは厳しすぎるのでは?』という点について。

 

 

タイヤが厳しくなってきた角田選手、後続のラッセルと争っている際に。

1コーナーで軽く接触してしまい、その結果5秒ペナルティを受けてじまいました。

 

ラッセルとのアクシデントは、よくあるレーシングアクシデントのように見えたし。

まさかペナルティなんて出るわけないだろう、と思っていた方も多いと思います。

 

そしてレースは、終盤に赤旗が出たこともあり残り7周ほどの超スプリントレース。

ただしせっかくのこのチャンスも、角田選手は5秒ペナルティを未消化のため、実質入賞は不可能な状況に。

 

この裁定・状況に、角田選手を応援していた方はさらに落胆だったと思います。

 

皆さんはどう感じられましたか?

 

このラッセルとの一件の前に、オコンとのバトルで黒白旗の警告を受けていたこともあって。

管理人は、厳しいとは思いながらも5秒ペナルティの裁定にそんなに驚きはしませんでした。

 

ただし同様の事象でも、不問となるケースも多く。

 

F1でたまに発生する「よくわからない裁定」、また角田選手に発生したのかと。

FIAに対して一貫性を期待したいとは思いました。

 

 

これはあくまで管理人の個人的な意見・感想なので、どう捉えるかは十人十色。

正解なんて無いと思うので、皆さんに自分の意見を押し付けてるわけじゃないですからね(笑)

 

 

ワーウィックへの誹謗中傷に思うこと

© thesun.co.uk

 

このような状況に、SNSでもやっぱりいろんな投稿が飛び交っていて。

  • 「せっかくの上位走行が、戦略ミスで水の泡で悔しい残念!」
  • 「角田くんにばかり厳しいペナルティはおかしい!」
  • 「欧州主体のF1で、角田くんは日本人だから差別されているんだ!」
  • 「スチュワードのデレック・ワーウィックは差別主義者だ!」

などなど。

 

「悔しい」「残念」「おかしい」って思うところまではとても共感できるし。

事実に基づいた「批判」「意見」までは全然良いと思うのですが。

 

なんの根拠もなく特定人物に対して「差別主義者」なんていうのは、もはやただの罵詈雑言・悪口ですよね。

これは「意見」「批判」ではなくて、ワーウィックに対する「誹謗中傷」にしか思えませんでした

 

 

そもそも、スチュワードは4名で構成されていて、そのうちの一人が元F1ドライバーというだけ。

なので、ワーウィックがすべてを決められる訳ではありません。

 

ただしワーウィックがスチュワードの際には、多くのドライバーに厳しい裁定が下ることも確かに事実だと思います。

でも理由は分かりません。

 

まったくの推測ですが、例えばワーウィックは1991年に最愛の弟さんをレースで亡くされています。

そのせいで、もしかしたら安全性に対して誰よりも厳しい目で見ているのかもしれませんよね。

 

仮にそうだったとしたら、それは『一貫性が無い』という話であって。

『差別』云々とは全く関係ない話のはずです。

 

同じF1が好きなファン・角田選手のファンなのに。

  • 特定人物に対して誹謗中傷の言葉を全世界に向けてSNSで発信する。
  • 多くのファンを煽るようなSNS投稿やYouTube動画を公開する。

そんな方を多く見かけたのが、見ていてなんとも淋しいなと思った次第です。

 

 

これもあくまで管理人の個人的な意見・感想・推測なので。

皆さんに、管理人の価値観や行動を押し付ける気はさらさらありませんが。

 

もし無意識のうちに、誹謗中傷をしていることに気づかれた方は。

特定の誰かを傷つける発言になってないか、次回以降の投稿で気にして頂ければ嬉しいなと思います!

 

 

イタリアGPも、ポジティブに応援します!

© Scuderia AlphaTauri

 

と、なんだか暗くなってしまいましたが。

ただのF1ファンである管理人が、SNSの闇のことを考えていても仕方ないので(笑)

 

気持ちを切り替えて、ポジティブな面に目を向けたいと思います!

 

抜きにくいサーキットだったことを考慮しても。

角田選手のアルファタウリが、マクラーレン・アルピーヌあたりの中団上位チームと互角にレースを出来たことはとてもポジティブでしたよね!

 

 

次はチームの地元、イタリアGPモンツァです。

ストレートが遅いアルファタウリのマシン特性的には、苦しい戦いが予想されそうですが。

 

オランダGPでは、フロントローを獲得したマクラーレンとレースでは互角に戦うというサプライズがあったくらいです。

もしかしたらイタリアGPでも、我々ファンを驚かしてくれるような走りを見せてくれるのではと思っています!

 

ポジティブな面も多かった週末。

角田選手は、すでに気持ちをイタリアGPに切り替えたようなコメントも出てきています。

 

なので、ファンの僕らもいつまでもウダウダ考えていても仕方ないので。

気持ちを切り替えて、イタリアGPでも角田選手を応援して楽しむこととしましょう!

 

以上、2023年F1第14戦オランダGPについてでした!