荒れるアゼルバイジャンGP、予選4列目以降からの表彰台獲得が多い?

調べてみた
© Scuderia AlphaTauri
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2019年以外は、予選4列目以降からのスタートで必ず表彰台が出てます。

荒れる展開で有名なこのレース、8番手スタートの角田選手に大いに期待しましょう!

 

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2022年F1第8戦アゼルバイジャンGP、土曜予選まで終了して。

このあと、いよいよ決勝レースです!

 

予選結果はもう皆さんご存知の通り、フェラーリのルクレールが圧巻のスーパーラップでポールポジション!

2番手には、またもマックスを上回ってきたレッドブルのペレスが飛び込んで来ました。

 

 

そして我らが角田裕毅選手もやってくれました!

いろいろあったものの無事にQ3進出、そして見事に今シーズン最高順位となる予選8位から決勝に挑みます!

 

この角田選手の、予選8番手というスターティンググリッド。

荒れるアゼルバイジャンGPでは、予選4列目以降は結構ゲンがいいんですよ!

 

過去5回のレースデータを見ていたら、なんだかそんな風に思えるので(笑)

決勝前に、これまでのアゼルバイジャンGPのデータをチェックしておきましょう!

 

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過去5回、表彰台ドライバーの予選順位

年度決勝順位ドライバ―予選順位
2016優勝N.ロズベルグP.P
2位S.ベッテル3位
3位S.ペレス7位
2017優勝D.リカルド10位
2位V.ボッタス2位
3位L.ストロール8位
2018優勝L.ハミルトン2位
2位K.ライコネン6位
3位S.ペレス8位
2019優勝V.ボッタスP.P
2位L.ハミルトン2位
3位S.ベッテル3位
2021優勝S.ペレス6位
2位S.ベッテル11位
3位P.ガスリー4位
表彰台獲得予選グリッド平均 4.9位

赤字:予選4列目以降

(調査条件)

  • ヨーロッパGPとして開催された2016年も含む
  • 2021年終了時点

 

過去、5回開催されたアゼルバイジャンGP。

こちらが、表彰台獲得ドライバーの予選順位を整理した表です。

 

ご覧の通り、やけに予選7番手以降(4列目)からの表彰台が多いですよね!

のべ15名の表彰台獲得ドライバーのうち、3分の1となるのべ5名が予選4列目以降からのスタートだったんです!

 

2019年だけ、予選順位通りのキレイな決勝結果となっていますが。

それ以外の年は必ず予選4列目以降の後方から、誰かが表彰台を獲得しています。

 

最後方からの表彰台は、昨年のベッテルの11番手スタート。

最後方からの優勝は、2016年のリカルドの10番手スタートです。

 

このアゼルバイジャンGP、予選結果はそこまで重要ではないとよく言われますが。

こうやってデータで見ると、よく分かる結果となっていますよね!

 

 

8番手スタートの角田選手に期待!

 

今年の角田選手、その予選4列目以降となる8番手スタートとなります。

  • 2017年:ストロール
  • 2018年:ペレス

この予選順位からは、過去2回、3位表彰台を獲得していることが分かります。

 

なので、これはもしかすると、もしかするかもしれませんよね!

まぁ、あくまでジンクスデータですが(笑)

 

 

それよりも、昨日の予選Q3での最終アタック。

それまでガスリーに大差を付けられていたセクター2で、出すべきところできっちりタイムを縮めてきたところに成長を感じ素晴らしかったです。

 

そのチームメイトのガスリーは、角田選手を上回る予選6番手。

正式な広報コメントでは、「予選結果に満足だ」というコメントをしていた角田選手。

 

でもこのツイッターを見る限り、やっぱりちょっと悔しいのかもしれませんね(笑)

 

とはいえ、上位入賞、もしかしたら表彰台まで狙える位置からのスタートなので。

ガスリー共々、ここはアルファタウリチームとして2台揃っての大量ポイントを期待して応援することにしましょう!

 

 

チャンピオン軍団にも注目!

予選7位:L.ハミルトン

© Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team

 

予選9位:S.ベッテル

© Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team

 

予選10位:F.アロンソ

© formula1

 

そして、角田選手の周囲の予選4列目以降に目を向けてみると。

ハミルトン、ベッテル、アロンソと、歴戦のチャンピオン達に囲まれてます!

 

この3人だけで、タイトル獲得回数13回って凄いですよね(笑)

 

角田選手と同様に、このチャンピオン軍団がどんなレースをしてくれるのか。

それも今回のアゼルバイジャンGPの見どころになると思います!

 

特に、ベッテルには期待したいです。

これまで過去3回の表彰台獲得は、セルジオ・ペレスと並び最多タイ記録です。

 

 

荒れたレースこそチャンピオンの本領発揮。

「さすがチャンピオン!」と叫びたくなるようなレースを期待して、注目することにしましょう!

 

 

優勝争いも中団争いも、やっぱりF1は面白い!

© formula1

 

ということで、予選4列目以降の表彰台獲得データを見てきました。

 

この中団勢の争いからも目が離せないところですが。

やっぱり優勝争いも気になりますよね!

 

フェラーリとレッドブルとのがっぷり四つの戦い。

ルクレールの反撃、ペレスの下剋上なるかなど見どころたくさんです。

 

 

こうやってみるとやっぱり、20人のドライバーが全員スターというか。

やっぱりF1って面白いなぁと、つくづく思っちゃいます(笑)

 

さぁ、まもなく決勝レースです。

赤旗も出やすく波乱の展開も多いアゼルバイジャンGP、果たしてどんな結果となるでしょうか。

 

上位争いも中団争いも、目が離せない戦いになりそうです。

まもなくスタート、思いっきり楽しむこととしましょう!

 

以上、予選4列目以降からのアゼルバイジャンGP表彰台獲得についてでした!

 


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