F1スプリント、2022年新ルール概要と変更点まとめ!

調べてみた
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エミリア・ロマーニャGP、イモラでのF1レースウィークに突入しました。

2022年最初のF1スプリントが実施されるので、新ルールや変更点をおさらしておきましょう!

 

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2022年F1第4戦エミリア・ロマーニャGP、いよいよレースウィークです!

管理人が行ったことのあるサーキットでのF1開催なので、いつも以上にワクワクしてます!

 

いろんな見どころがありますが、まずはこちらのトピックスではないでしょうか!

『2022年最初の、F1スプリント開催グランプリ』

 

昨年から始まったF1スプリントですが、今年も昨年と同じ年間3レース開催されます。

その最初のレースが、今回のイモラ・サーキットでのエミリア・ロマーニャGPとなります。

 

今年の2月に、新ルールや変更点などが発表されています。

でも、そこから少し時間が経ってしまいましたよね。

 

ということで今日は、2022年版F1スプリントの新ルール概要などをおさらいしておきましょう!

 

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名称について

項目 2022年 2021年
名称 F1スプリント
(F1 Sprint)
スプリント予選
(Sprint Qualifying)

 

まずは名称の変更について。

2022年からは「予選」という文言が無くなり「F1スプリント」へと変更になっています。

 

このように、専用のロゴも出来ています。

© formula1

 

おそらく、「予選」や「レース」という文言を嫌ったのではないでしょうか。

 

あくまで「F1スプリント」という名称でのイベントとして。

予選やレースからは一線を画したセッションとする狙いか思われます。

 

 

ポールポジションについて

項目 2022年 2021年
PP称号 金曜予選1位 土曜スプリント1位

 

つづいて、ポールポジションの称号について。

昨年までは、「土曜スプリント1位」ドライバーがポールポジションという形でしたが。

 

2022年からは、「金曜予選1位」ドライバーがポールポジションの称号を得ることになります。

 

例えば、昨年のイギリスGP。

金曜予選1位はハミルトンだったものの、土曜スプリントはフェルスタッペンが1位でポールポジションとなりました。

 

しかし、「ポールポジションの称号は、1周をもっとも速く走ったドライバーに与えられるべき」

そのような意見が多く出たためか、今年からは金曜予選アタックの最速ドライバーがポールポジションということになります。

 

管理人、これは大賛成です!

 

でもちなみに、「ポールポジション」っていう言葉。

本当は「レースを先頭でスタートする」意味のはずなんですけどね。

 

例えば2012年モナコGP、ミハエル・シューマッハのように。

予選トップタイムでも、ペナルティなどでグリッド降格になった場合は「ポールポジション」とは呼ばないです。

 

レースで先頭スタートするのは、F1スプリント1位のドライバーなのでややこしいのですが(笑)

 

「ポールポジションという称号が、金曜予選1位に与えられる」

新ルールは、そんな理解で良いかと思います。

 

 

ポイントシステムについて

項目 2022年 2021年
ポイント
システム
1位:8pt
2位:7pt
3位:6pt
4位:5pt
5位:4pt
6位:3pt
7位:2pt
8位:1pt
1位:3pt
2位:2pt
3位:1pt

 

つづいては、ポイントシステムについて。

新ルールで、もっとも大きな変更点になるかと思います。

 

2021年は1位から3位までの3名にのみ、ポイント数も最大3ptと少なかったのに対して。

2022年は上位8名に対して、最大8ptまで付与されることとなります。

 

 

これはデカい!

まずタイトル争いをしているドライバーにとっては。

ポイントが大きくなることで、絶対取りこぼせなくなりましたよね。

なので今年のF1スプリントでは、上位陣は昨年よりさらに慎重な戦いとなってしまうかもしれません(汗)

 

一方で、中団勢にとってはポイント獲得のチャンスが大きく広がるので。

これの変更は、バトルが増える要素になるのではないでしょうか!

 

 

今年のチーム戦力では、今のところフェラーリとレッドブルの4台が抜けていると思うので。

この4台は無理しない戦いとなってしまうかもですね(笑)

 

代わりに5位以下では、メルセデス、アルピーヌ、アルファロメオ、マクラーレン、ハース、アルファタウリあたりが団子になって戦うようなことになれば。

中団勢が激アツで注目の、とても面白いF1スプリントとなるかもしれませんね!

 

 

F1スプリント実施GPについて

項目 2022年 2021年
実施数 3戦 3戦
実施GP 第4戦エミリア・ロマーニャGP
第11戦オーストリアGP
第21戦ブラジルGP
第10戦イギリスGP
第14戦イタリアGP
第19戦ブラジルGP

 

最後に、F1スプリント実施レース数と開催地について。

 

2021年は3レース実施され、2022年には増やすウワサもあったものの。

結局変わらず、2022年も同じ3レースとなりました。

 

開催地は、ブラジルGPについては変更なし。

2021年に開催されたイギリスとイタリアが外れて代わりにイモラとオーストリアで開催されます。

 

 

気になるのは、今年のブラジルGPは「最終戦前」であること。

以前の記事でも取り上げたのですが、もしかしたら土曜F1スプリントでタイトルが決定する恐れもあるわけです。

 

こればっかりは、そんな事態にならないように祈るばかりです(笑)

 

 

どうなるか見てみましょう!

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その他、100kmのレース距離や、タイヤ交換義務が無いことなど、ルールに大きな変更はありません。

 

F1スプリントについては、賛否両論というか。

SNSなどを見ていると、どちらかというと否定的な意見が多いように見受けられます。

 

 

管理人としては、昨年とりあえずポールポジションの称号だけは違和感だったのですが。

これが2022年から改善になったし、前向きに捉えています!

 

思い出してみてくださいこの動画、昨年のブラジルGPのF1スプリントです。

 

最速マシンのハミルトンが、最後尾スタートとなったからではありますが。

ハミルトンが20位から5位まで鬼神の追い上げを見せてくれた、歴史に残る名勝負だったと思っています。

 

 

今回のイモラもオーストリアも、そこまでオーバーテイクしやすいという印象はありませんが。

でも前車に近づきやすくなった2022年マシンの真骨頂が、もしかしたらこのF1スプリントでこそ見れるかもしれませんし!

 

F1運営が現状に甘んじずに、F1の発展的な継続のために新しい取り組みに挑戦すること。

管理人は応援したいと思いますので。

 

どうなるか楽しみにしながら、2022年最初のF1スプリントに期待してみることとしましょう!

 

以上、2022年F1スプリント新ルール概要についてでした!

 


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