セバスチャン・ベッテル、ラストランを見届けて想うこと

レース
photo by formula1
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引退して、もうF1で戦う姿を見れないのは淋しい限りです。

でも怪我もせず無事にマシンを降りてきてくれたこと、それが何より重要で幸せなことだと思います。

 


2022年F1最終戦アブダビGPが終了しました。

 

レース結果は、もう皆さんご存知の通り。

『マックス、シーズン15勝目の圧勝! ルクレールはランク2位を死守!』

 

タイヤ戦略の違いによる、最後まで目の離せないとても面白いレースでしたよね!

 

でも、やっぱり今回の最終戦アブダビGP。

主役はセバスチャン・ベッテルだったのではないでしょうか。

 

中継を見ている間、いろいろ想うところがありましたので。

ベッテルの引退レースについて、今日は感じたことをつらつらと書いていきたいと思います。

 

たぶん日記みたいな内容になっちゃいそうなので、気になる方だけ読んでください(笑)

 

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セレモニーでの、ハミルトンとのハグ

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まずは、レース開始前のセレモニー。

中継でも映っていましたが、全ドライバーに見送られるベッテルの姿にまずやられました。

 

特に、ハミルトンとだけはハグしていたところです。

 

それぞれ、7度と4度のワールドチャンピオンです。

同じ時代に戦うライバルであり、背負ってきたものの重さが分かりあえる二人なのでしょう。

 

偉大なチャンピオン同士が、リスペクトしあう姿は美しすぎました。

 

そんなシーンを観ていたら、管理人はもうこの時点で泣けてきちゃって。

年取ったのもあって、このところだいぶ涙腺がヤバくなってきてますね(笑)

 

 

レース直前、声を掛けるアロンソ

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そして、レースが始まる直前。

今度は、アロンソがベッテルのマシンに歩み寄っていく姿にやられました。

 

これまで、何度もタイトル争いを演じてきたこの二人。

そして最後のレースに向けて、少し言葉を交わしてがっちり握手するこの姿。

 

こんなの見せるなんて、ズルいですよね(笑)

 

ベッテルと、アロンソやハミルトンとのこれまでの素晴らしいシーンがいろいろ頭をよぎってきて。

まだレースが始まっていないのに、またも涙腺がヤバいことに。

 

 

レースが終わったら、きっとこの3人でドーナツターンをやってくれるはずなので。

そんなの見たら、もうほんとヤバいことになると思うけど、でも絶対見たいよな、なんて思っていたんですが・・・。

 

 

アロンソとハミルトン、まさかのリタイア

© formula1

そしてレースが始まります。

 

「ベッテルのラストランを台無しにする奴は、このアロンソが許さん!」

とばかりに、ずっとベッテルの背後で露払い役を演じていたアロンソなんですが。

 

レース半ばの28周目に、なんとリタイア第一号となってしまいます(涙)

これで、ベッテルと一緒にチェッカーを受けることはなくなってしまいます(涙)

 

 

そして、レース終盤には。

© formula1

今度はなんと、ハミルトンまでがスローダウン(涙)

 

ベッテルとともに、時代を作ってきたアロンソとハミルトン。

最後に、3人でドーナツターンを見せて欲しかったのですが。

 

よりによってその二人が、揃ってまさかのリタイア。

F1の神様って、なんでこんな残酷なイタズラをするんでしょうね(涙)

 

 

ついに、マシンを降りたベッテル

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ベッテルのレース自体は、1ストップ作戦失敗の苦しい展開になってしまいましたが。

それでもさすがの10位入賞で、ラストランを見事に締め括くってくれました。

 

そして、ホームストレートに戻ってきて。

やってくれました、ベッテルの最後のドーナツターンです。

 

 

残念ながら、アロンソやハミルトンと一緒にとはなりませんでしたが。

このクルクル回っている間に、やっぱりこれまでのいろんな思い出が甦ってきちゃって。

 

このドーナツターンの時点で、また涙腺がヤバいことになり。

 

 

その後、マシンを降りてインタビューを受けた後に。

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中継で流れた映像とはやや異なりますが、これまでのキャリアを振り返るこんな映像が流れて。

 

これまでの鈴鹿やモンツァでの思い出が、ここで一気に脳内を駆けめぐって。

ここで、涙腺ダムが一気に決壊してしまいました(笑)

 

 

引退は淋しいけど、無事に見届けられるのは幸せなこと

© みんなでF1

 

ということで、泣きまくりなベッテルの引退レースとなりましたが。

 

でもベッテルに限らず、どのドライバーの引退も淋しい限りです。

そんな淋しい時には、管理人はこう考えるようにしています。

 

『怪我もせず、無事にマシンを降りてきてくれた姿を見届けられるだけで幸せ』

 

僕たちが大好きな、F1というスポーツは時に残酷です。

悲しい事故で、突然ドライバーがこの世から居なくなることが起こり得ます。

 

幸いなことに、F1での死亡事故は2014年以来起きていないので。

最近F1を見始めたファンの方は、「何を大袈裟な」と思う方もいるかもしれませんよね。

 

でも、以前の記事でも取り上げたので詳しくは書きませんが。

5月1日はセナの命日、F1の安全性について考える。
あれから28年、それでもF1は続いています。 今もF1は生命の危機と常に隣り合わせ、100%の安全神話は存在しない、その日は突然やってくる、決して忘れない日にしてます。 === 本日は5月1日、アイルトン・セナがイモラの事故で亡くなった日。...

その悲しい瞬間は、いつ突然やって来てもおかしくありません。

 

 

だからこそ、五体満足で引退レースを終えたドライバーを見送れること。

それは淋しいけどすごい幸せなことなんだと、今回のベッテルの引退レースを見てあらためて想いました。

 

 

なので、いつまでも淋しがっていても仕方ないので。

素晴らしい思い出をくれたベッテルに対しては、今後の新たな人生での活躍を心から応援して、笑顔で送り出してあげたいと思いますし。

 

そして、来年からはベッテルは居なくなりますが。

新ドライバーも迎えて、これからも命懸けで戦い続けるF1ドライバーたちが居ます。

 

そんな命懸けで戦う彼ら全員に敬意を払いながら、また新しい伝説や思い出が生まれることを期待して。

こんなに楽しくて感動できるF1を、来年以降もみんなで一緒に楽しむこととしましょう!

 

以上、2022年F1最終戦アブダビGP、ベッテル引退について想うことでした!

 

 


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