F1チャンピオン 引退レースの戦績一覧

調べてみた
photo by formula1
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なんと、半分以上のチャンピオンがリタイアなのが気になりますが。

でも同じ4度のチャンピオン・プロストは表彰台だったので、ベッテルのラストランも期待して応援することにしましょう!

 


2022年F1最終戦アブダビGPが開幕しています。

 

昨日は、このレースを最後にF1を去る4名のドライバーについて記事で取り上げましたが。

その中でも、やっぱり4度のチャンピオンであるベッテルへの注目度は高いですよね。

 

フリー走行中継を見ていても、ベッテルが何度も映っていましたし。

偉大なチャンピオンのラストラン、ぜひ完走して笑顔でマシンを降りてきて欲しいですよね!

 

 

でも、ジンクスやデータ好きな管理人の悪い性でしょうか。

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昨年ライコネン引退時に調べた、このデータを思い出しちゃいました(汗)

 

不吉なデータなので、あまり振り返りたくはないのですが。

ベッテルなら、こんなジンクスなんて払拭してくれるはずだと思うので!

 

あらためて、チャンピオンの引退レース戦績を振り返っておきたいと思います。

 

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F1チャンピオンの引退レース

年度 GP ドライバー 予選 決勝
2022 アブダビGP S.ベッテル ? ?
2021 アブダビGP K.ライコネン 18位 リタイア
2018 アブダビGP F.アロンソ① 15位 11位
2017 モナコGP J.バトン② 20位 リタイア
2016 アブダビGP J.バトン① 12位 リタイア
2016 アブダビGP N.ロズベルグ 2位 2位
2012 ブラジルGP M.シューマッハ② 13位 7位
2006 ブラジルGP M.シューマッハ① 10位 4位
2006 ドイツGP J.ヴィルヌーブ 13位 リタイア
2001 日本GP M.ハッキネン 5位 4位
1999 日本GP D.ヒル 12位 リタイア
1995 スペインGP N.マンセル② 10位 リタイア
1994 サンマリノGP A.セナ P.P リタイア
1993 オーストラリアGP A.プロスト 2位 2位
1992 オーストラリアGP N.マンセル① P.P リタイア
1991 オーストラリアGP N.ピケ 5位 4位

赤:3位以内 緑:リタイア

(調査条件)

  • 1987年以降のチャンピオン引退レース
  • 引退発表後に復帰のマンセル・シューマッハ・バトン・アロンソは2度目もカウント

 

 

管理人がF1を見始めた1987年以降、F1チャンピオンの引退レース結果です。

 

チャンピオン引退レース、これまででのべ15回見届けてきましたが。

  • リタイアが8回
  • 優勝が一度もない
  • 表彰台もたった2回

あらためて見ると、やっぱり酷すぎる結果ですね(汗)

 

全盛期を過ぎて、中堅チームで引退レースを迎えるケースも多いとはいえ。

一時代を築いた、チャンピオンの引退レースとしては淋しい結果です。

 

 

セナとロズベルグを除くと、さらに酷い結果に

© みんなでF1

 

ご存知の通り、1994年のアイルトン・セナはこのレースを最後に突然天に召された結果です。

そして2016年のニコ・ロズベルグは、最終戦でタイトル獲得した後に完全燃焼して引退宣言した結果です。

 

なのでこの2名については、「引退レース」とは少し意味合いが異なってきますよね。

 

仮にこの2人の結果を除くと、貴重な予選1~2位や決勝2位のデータがさらに消えるので。

このデータ、ますます酷い結果になるんですよ(汗)

 

 

うーん、ベッテル大丈夫かなぁ・・・。

なんて、不安になってきちゃいますよね(汗)

 

 

同じ4度の王者、プロストは表彰台!

© formula1

 

2016年のロズベルグを除くと、表彰台で引退レースを飾ったのはこの1993年アラン・プロストのみです。

 

一見、不安なデータではありますが。

でもよく考えたら、アラン・プロストはベッテルと同じ4度のチャンピオンです!

 

なので、考えようによっては。

『4度のチャンピオンは、引退レースを表彰台で終えている!』

なんていう、ちょっと無理矢理なジンクスと捉えることもできますね(笑)

 

母数が1件しかないデータではありますが。

でも不吉なデータやジンクスではなく、こちらのジンクスを信じたいと思います(笑)

 

 

しかし、今思えばこの1993年最終戦って。

セナとプロストが揃って表彰台、そして最後に握手を交わす。

F1の神様が粋な計らいをしてくれたとしか思えないですよね。

 

 

なので、今年2022年の最終戦も。

© Formula1

ここ15年ほどのF1を支えてきてくれた、アロンソ、ハミルトン、そしてベッテル。

F1の神様が、また粋な計らいをしてくれることを期待したいですね。

 

 

1993年のように、表彰台でかどうかはともかく。

この偉大なチャンピオン達が、またドーナツターンなどで笑顔でベッテルを送り出すような結末を期待することにしましょう!

 

 

ベッテルのラストラン、みんなで見届けましょう!

ツイッターを見ていると、やっぱり今週末はベッテルへの応援メッセージで溢れ返っています。

 

例えばこちら、ベッテルへの愛情あふれるファンの方のツイートです。

ベッテルが最終戦、マシンを降りた際に一斉に感謝のツイートを呼びかける投稿です。

 

素晴らしい企画すぎて、ちょっと感動しました。

管理人も参加しようと思っていますので、皆さんもぜひ参加されてみてはいかがでしょうか!

 

 

とにかく、長年F1で戦ってきた偉大な4度のチャンピオンのラストランです。

皆さんそれぞれの心の中に、とても大切な思い出があるかと思いますので。

 

これまでの思い出に、感謝と敬意をこめて。

最後のフリー走行、予選、決勝と、セバスチャン・ベッテルのラストランを最後の瞬間まで目を離さずに応援することとしましょう!

 

以上、F1チャンピオンの引退レース戦績についてでした!

 


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