こちらF1日本GP鈴鹿、夕方17時ごろの写真です。
日没約30分前のこの暗さでの予選アタック、さすがに無理だし危険すぎるのでは・・・。
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2022年新車発表会、早くも4チームが終了しました。
アストンマーチン、マクラーレンと連続で実車公開してきてくれて、盛り上がってきました!
そんな中で、FIAからさりげなく。
2022年F1のタイムスケジュールが公開されました。
昨年までと比べて、いろいろ変更になっています。
大きく変わったところや、気になる日本での開始時間など。
さっそくチェックしてみることにしましょう!
金曜と土曜の開始時間が遅い!
公開されたFIAのスケジュール表です、大きく変更になった箇所を追記してみました。
こちらから、元のPDFファイルを閲覧できます。
昨年2021年までと比べて、大きく変わったポイントは。
- 金曜・土曜のセッション開始時間
です。
これまでメディア対応日として、公式インタビューなどが設定されていた木曜日。
この木曜日セッションが廃止となり、すべて金曜午前中にスライドしたことによってこのように変更となった模様です。
金曜フリー走行1、土曜フリー走行3が、多くのGPで現地時間13~14時の開始となります。
もっとも早いものでも、イギリスGPとメキシコGPは12時開始です。
つまり今年は、午前中には一切F1マシンは走行しないということですね。
これはちょっとビックリな変更です。
この変更に伴って、金曜フリー走行2・土曜予選の両セッションも当然後ろ倒しになるので。
多くのGPで、現地時間の夕方16~17時から開催されることになります。
F1 2022年 予選・レース開始時刻(日本時間)
Rd | 決勝日 | GP | 予選開始 | 決勝開始 |
---|---|---|---|---|
1 | 3/20 | バーレーン | 24:00 | 24:00 |
2 | 3/27 | サウジアラビア | 26:00 | 26:00 |
3 | 4/10 | オーストラリア | 15:00 | 14:00 |
4 | 4/24 | エミリア・ロマーニャ | 23:00 | 22:00 |
5 | 5/8 | マイアミ | 29:00 | 28:30 |
6 | 5/22 | スペイン | 23:00 | 22:00 |
7 | 5/29 | モナコ | 23:00 | 22:00 |
8 | 6/12 | アゼルバイジャン | 23:00 | 20:00 |
9 | 6/19 | カナダ | 29:00 | 27:00 |
10 | 7/3 | イギリス | 23:00 | 23:00 |
11 | 7/10 | オーストリア | 23:00 | 22:00 |
12 | 7/24 | フランス | 23:00 | 22:00 |
13 | 7/31 | ハンガリー | 23:00 | 22:00 |
14 | 8/28 | ベルギー | 23:00 | 22:00 |
15 | 9/4 | オランダ | 23:00 | 22:00 |
16 | 9/11 | イタリア | 23:00 | 22:00 |
17 | 9/25 | ロシア | 22:00 | 20:00 |
18 | 10/2 | シンガポール | 22:00 | 21:00 |
19 | 10/9 | 日本 | 16:00 | 14:00 |
20 | 10/23 | アメリカ | 31:00 | 28:00 |
21 | 10/30 | メキシコ | 29:00 | 28:00 |
22 | 11/13 | ブラジル | 27:00 | 26:00 |
23 | 11/20 | アブダビ | 23:00 | 22:00 |
変更点を踏まえて、日本時間でのセッション開始時間を見てみましょう。
なおセッションは、多くの方が視聴される予選と決勝に絞っています。
深夜24時以降の開始となるセッションを、黄色枠で表示してみました。
開幕2連戦が、いきなり寝不足GPとなってますね(汗)
そして全23レース中、約30%にあたる7レースが24時以降の開始であることが分かりますね(汗)
でもレースの開始時間は、総じて昨年と大きく変化は無さそうです。
問題はやっぱり、予選開始時間が遅くなったことですかね。
例えば第20戦アメリカGPの予選開始時間はなんと31時、というか朝7時ですよね(笑)
ほかマイアミ、カナダ、メキシコなども29時(朝5時)からの予選開始となります
でもよく考えたら日曜の早朝だし、北南米アメリカ大陸戦については。
むしろ予選は見やすくなったのかもしれませんね(笑)
対して、ヨーロッパでのグランプリについては。
予選開始時間が、昨年より1時間遅い23時開始になってます。
インタビューなどを見ていたら、日を跨いじゃうので。
ヨーロッパでのGPは、ちょっとだけ予選での寝不足度合いが増えちゃうかもですね。
日本GP、日没寸前までのセッション
今回の変更によって、今年のF1日本GPも金曜と土曜にも大きな変化が。
金曜フリー走行2と土曜予選は、「16:00-17:00」の1時間セッションとなります。
こちらの写真は、今年のこの両セッションが開催される日時とほぼ同じ。
2012年F1日本GP、10月7日17時頃に撮った写真です。
今年の金曜と土曜のセッションが終わりを迎える時刻、こんな暗いです(汗)
この暗さの中で、予選Q3のラストアタックということです。。。
観客としても、見づらいし、風が吹くと寒くなってくる季節だし。
でも何より、ドライバーにとっては危険極まりないですよね(汗)
なお発表されたFIAの表には、日本の鈴鹿の日没時間は「17:27」とありました。
各国GPの中で、もっとも日没時間ギリギリとなっています。
フリー走行については、赤旗中でもセッション残り時間はカウントされるので。
時間通りセッションは終わるため、まだ良いとは思うのですが。
予選については、もし赤旗が出たら時間計測もストップするので。
一度でも赤旗中断されたら、すぐに日没を迎える時間となってしまいます。
なので、少なくとも予選が実施される土曜については。
おそらく1時間ほど、開始時間が早められるのではないかと予測しています。
なお今回発表されたタイムスケジュールには、スプリント予選の予定は反映されていないので。
今後さらにもう一度、発表される形となるようです。
その際に、日本GPのスケジュールが1時間ほど前倒しになっているか?
チェックしてみることにしましょう!
金曜フリー走行、現地観戦で1時間は物足りない?
昨年2021年、「1時間30分」から30分短縮されて「1時間」セッションとなった金曜フリー走行。
今年からまた「1時間30分」に戻るというウワサもあったのですが。
発表されたスケジュールでは、今年もやっぱり1時間のセッションとなってしまったようです。
特に現地観戦時において、金曜日はサーキット中を歩き回るファンの方にとっては。
「1時間30分」から30分短縮されてしまうと、なんだか少し物足りなく、忙しく感じる方も多いのではないでしょうか。
そういえば昨年、1時間に短縮になった際に。
「1時間」バージョンの金曜フリー走行で、どれだけ歩けそうかシミュレーションした記事を書いたことを思い出しました(笑)
金曜フリー走行は、グランドスタンド以外の座席はフリーなので歩き回る方が多いと思います。
ぜひこちらの記事も参考に、今から作戦を練っておくことにしましょう!
以上、2022年F1の予選・レース開始時刻についてでした!