スペインGP、フロントロー勝率90%以上!

調べてみた
photo by formula1
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カタロニア開催となった1991年からの全32回のうち、フロントローからの優勝がなんと29回。

これはモナコGP以上に、予選結果が重要なグランプリとなりそうです!

 


2023年F1第7戦スペインGPが開幕しました!

 

昨日、ポールからの勝率が高いサーキットのランキング記事を取り上げました。

スペインGPとモナコGP、ポールポジションからの勝率はどっちが高い?
オーバーテイクが難しいことで有名なコースでの2連戦。 ポールポジションの重要性はどこよりも大きいはずですが、勝率を調べてみたら意外な結果が分かりました! === 2022年F1第6戦スペインGP、いよいよ明日から開幕です! 今年は、その翌週...

今回のスペインGP・カタロニアが、どのサーキットよりも高い勝率を誇っていました。

 

 

ついでに、スペインGP優勝ドライバーの予選グリッドもすべて調べてみたのですが。

これまた、なんとも予選が重要となることを示したデータでした!

 

スペインGPの週末を楽しむにあたって、ぜひこれも把握しておいてほしいデータなので。

今日はスペインGP優勝時の予選順位データ、確認しておきたいいと思います!

 

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スペインGP 優勝時の予選順位一覧

予選順位 優勝数 勝率
P.P 23 勝 71.9%
2位 6 勝 18.9%
3位 1 勝 3.1%
4位 1 勝 3.1%
5位 1 勝 3.1%
6位以下 なし 0%

(調査条件)

  • 1991年以降カタロニアサーキット開催のスペインGP
  • 2022年シーズン終了時点

 

 

こちらが、スペインGP優勝ドライバーの予選順位一覧です。

 

1991年のカタロニアサーキット初開催以降、全32回レースが開催されました。

そのうちなんと、フロントローからの優勝が29回を数えます。

 

『フロントロースタート、驚異の勝率90%超え!』

 

昨日調べた、P.Pからの勝率約72%も異常に高くて驚きですが。

2位からの優勝も約19%と高く、フロントローの勝率が合計で90%を超えるデータとなっています!

 

 

『フロントローじゃないと、ほぼ勝てない』

今週末のスペインGPを視聴するにあたって、この統計データはぜひ覚えておきましょう!

 

 

6位以下からの優勝、過去一度も無し!

1996年:ミハエル・シューマッハ(予選3位)

© formula1

 

 

2016年:マックス・フェルスタッペン(予選4位)

© formula1

 

 

2013年:フェルナンド・アロンソ(予選5位)

© formula1

 

さらに、スペインGPカタロニアでの予選の重要性を示すデータとして。

 

フロントロー以外からの優勝は、過去こちらの3回のみなのですが。

  • 予選3位:1996年 ミハエル・シューマッハ。
  • 予選4位:2016年 マックス・フェルスタッペン。
  • 予選5位:2013年 フェルナンド・アロンソ

 

『6位以下からの優勝、過去一度も無し!』

ということを、データが示してますよね!

 

30回を超える歴史のあるサーキットなので。

予選中団以下からの優勝、一度くらいあっても良さそうなのに。

 

 

フロントロー以外から優勝したケースも、大雨の1996年、メルセデス勢が同士討ちの2016年。

そして、アロンソが驚異の4ストップで逆転勝利の2013年。

 

そんな、やや特殊な状況でないと難しいとデータが示しています。

 

 

これはやっぱり、モナコGPなんかよりも。

スペインGPの予選順位はどのサーキットよりも重要、そんな気がしてきちゃいますよね(笑)

 

 

スペインGP、とくかく土曜予選に注目!

© formula1

 

ということで、今週末のスペインGPについては。

『とにかく土曜予選結果が重要!』ということを再確認できました。

 

 

ちなみに今年から、最終コーナー手前が2006年までのレイアウトに戻されます。

フリー走行を観ていましたが、高速コーナー好きの管理人はこちらの方が好きです!

 

土曜の予選では、高速化したこの最終セクターで熾烈なタイムアタック合戦が繰り広げられそうです。

 

予選の結果で優勝が9割以上決まるスペインGP、果たして誰がフロントローからスタートするのか?

 

モナコGPに続いて、歴史に残るような予選バトルを期待して!

今週末のスペインGP、特に予選に注目して楽しむことにしましょう!

 

以上、スペインGPのフロントロー勝率90%以上についてでした!