限界を超えたマックス、限界ギリギリのルイス。 両雄の予選アタックにシビれました!

ニュース
© Formula1 Twitter
スポンサーリンク

もう、どちらのドライバーにもタイトルを獲って欲しいくらい惚れ惚れしています。

栄光と破綻が紙一重のハイレベルな戦い、まだまだ続きそうです!

 

===

2021年F1第21戦サウジアラビアGP、予選が終わりこのあと決勝を迎えます。

 

いやぁ、もうなんで今年はこんなにシビれるような展開が多いんでしょう。

しかもまだレースではなく、予選からですよ。

 

もういろんな情報サイトに結果は出てるので、細かく書きませんが。

予選結果は、ハミルトンがポールポジション、フェルスタッペンが3位。

 

しかし、この結果に至る過程が、本当にシビれる展開となった予選でした。

さっそく見てみることにしましょう。

 

スポンサーリンク

ハミルトン、限界ギリギリのアタック

この投稿をInstagramで見る

FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿

(動画は2ページに分かれています)

 

Q3の最後、まず先にトップタイムを叩き出したのはハミルトンです。

 

それまでソフトタイヤでの走行に苦しんでいたにも関わらず。

この最後の最後、肝心の最終アタックで見事にフェルスタッペンのタイムを上回ります。

 

まず、このハミルトンのアタックにシビれませんでしたか!?

しかもアタック中、5台ほど遅いマシンを交わしながらのこのタイムです。

 

予選が終わってから、このアタックラップをじっくり見ましたが。

限界ギリギリというか、99.9%の力できちんと最後にタイムを出せるところ。

 

このあたりが、さすが7度のワールドチャンピオンです。

本当に惚れ惚れしちゃいました。

 

フェルスタッペン、鬼神のラストアタック

この投稿をInstagramで見る

FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿

対して、フェルスタッペンのラストアタック。

久しぶりに目で見てハッキリわかる、鬼神の予選アタックを観た気がします。

 

これぞまさに、F1ドライバーの限界での走り。

きっといつもそうなんでしょうが、特に今回のコースはウォールに囲まれたコースなので。

とても分かりやすく、限界で攻めている様子が伝わってきましたよね。

 

ウォールぎりぎりを超高速で駆け抜けるフェルスタッペンの姿に、誰もが魅了されたと思います。

そんな鬼気迫るアタックで、最終コーナーまででハミルトンに約0.3秒ものマージンがあったフェルスタッペン。

 

しかしついに、最終コーナーで限界を超えてしまいました。

ここまでずっと100%で走ってきたのに、最終コーナーでついに100.1%と限界を超えたというか。

 

考え方や感じ方は人それぞれなので、このクラッシュにいろんな意見があって良いと思います。

皆さんはこのアタックを、どのように感じられたでしょうか?

 

「そんなにリードしていたなら、最終コーナーで少し緩めれば良かったのに・・・」

と思った方も、きっと多いと思います。

 

でも管理人としては、きっとマックスならではの考えがあって。

メルセデスに傾いた流れを取り戻すための限界アタックだったのではないかと思っています。

 

これがマックスの強みであり、弱みであり、若さゆえの魅力であり。

タイトル争いを考えると残酷な結果ではありますが、でも管理人としてはやっぱりマックスのこのアタックにも惚れ惚れしてしまいました。

 

きっとみんな、こんな顔になってましたよね(笑)

この投稿をInstagramで見る

FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿

こちら惜しくもQ2落ちして、Q3ではインタビューの最中だったアロンソの様子です。

インタビューそっちのけで、フェルスタッペンの最終アタックを見守ってます。

 

アロンソにとってすら、やっぱり度肝を抜く走りだったようで。

こんな驚きの表情を浮かべてます(笑)

 

そして最後のクラッシュでは落胆し言葉を失ってしまいますが。

最後には、明日に目を向けようと話しています。

 

 

きっと深夜の厳しい時間帯に、見守っていたファンの方も同じような感じだったのでは?

ちなみに管理人は思わず絶叫で大声を出してしまい、朝になってから奥さんにこっぴどく怒られました(笑)

 

フェルスタッペン、5グリッド降格も?

© Formula1 Twitter

心配なのが、フェルスタッペンのレッドブル・ホンダが受けたマシンダメージ。

 

モナコGPでは、同じく予選最終アタックでクラッシュしたシャルル・ルクレールが。

ウォームアップランでギアボックスに異常が見つかり、決勝に出場できなかったのは記憶に新しいですよね。

 

万全を期すなら、ギアボックス交換ですが。

その場合、フェルスタッペンは5グリッド降格ペナルティを受け、8番手からのスタートとなってしまいます。

 

日本時間日曜18時30分時点で、まだ結論は出ていませんが。

タイトル争いを考えるとリタイアを避ける必要があるので、少しでも異常の傾向があれば交換してくるのではないかと推測してます。

 

まぁ、こればかりはファンが考えてもどうしようもないので。

何も異常が見つからないことを祈るばかりですね!

 

カギを握るボッタスに注目!

© Formula1 Twitter

ということで、マックスが降格にならない場合のグリッドがこちらです。

 

どうしてもハミルトン、フェルスタッペンに注目が集まるのであまり目立っていませんが。

今回、2番手につけたボッタスに注目してください!

 

ハミルトンの渾身のアタックには0.1秒ほど届きませんでしたが、しっかり2番手をキープしています。

やっぱりボッタスは、良いドライバーですし予選では本当に速いです。

 

もしこの通りスタートすれば、ボッタスがフェルスタッペンを抑え続けることが出来るかどうか。

このレースだけではなく、タイトル争いの行方すら左右するかもしれません。

 

もしフェルスタッペンが、5グリッド降格になった場合でも。

ホンダ勢はともかく、ルクレールやノリスを抜いてくるのに多少手こずるかもしれませんが。

いずれ、フェルスタッペンが必ず上位に進出してくるはずです。

 

その際に、ボッタスがフェルスタッペンから貴重なポイントを奪えるのか?

今シーズンのタイトル争いの行方、カギを握るのはボッタスになりそうです!

 

===

ということで、予選結果を見てきましたが。

フリー走行から予選終了まで見てきた感じでは、レースペースではレッドブルよりメルセデスに分がありそうな感じではあります。

 

なのでありきたりな予想では。

メルセデス1-2で、フェルスタッペンが3位、と思われる方が多いかもしれません。

 

でもとにかく、今年はレースになってあらゆる予測不能な出来事が起こっていますので。

下手な予想などやめて、どうなるか見てみることにします(笑)

 

 

今回のサウジアラビアGP、他にも角田裕毅選手の覚醒や、追悼レースとなったウィリアムズ勢など。

本当に見どころたくさんです。

 

レース開始は深夜2時30分からと厳しい時間帯ではありますが。

歴史に残る2021年シーズンの大一番、レースはぜひリアルタイム視聴して楽しんでみてはいかがでしょうか!

 

以上、2021年F1第21戦サウジアラビアGP、予選についてでした!

 


F1ランキング