これまでは、好走時に限ってなぜかいつも不運に見舞われ続けていたラッセル。
でもここ2戦で一気に階段を駆け上がり、『持ってない男』から無事卒業しました!
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大雨により、セーフティーカー先導によるたった3周のレースとなった2021年F1第12戦ベルギーGP。
この先何年も、史上最短のレースとして語り継がれるのでしょう。
でもきっと、このベルギーGPでもう一つ語り継がれるであろう歴史も生まれましたよね!
『ジョージ・ラッセル、自身初の表彰台を獲得!』
昨年からずっと応援してきたラッセルの、表彰台での誇らしい姿を見て感動してしまいました。
こういう不測の事態が起きるのもレースです。
そのチャンスに、ちゃんと居るべき場所にいたからこそ出せた結果です。
そんなラッセルのベルギーGP、いま一度振り返ってみたいと思います。
予選、伝説のスーパーラップになるかも!?
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(インスタグラム動画の時間制限のため、ページが3分割されてます)
何はともあれ、今回の表彰台の結果って。
この予選でのスーパーラップを決めたからこその結果です。
管理人は何度も見入ってしまいました、とにかく皆さんも1周まるまる見てみてください。
濡れた路面で暴れるマシンを、絶妙のステアリング捌きとアクセルワークで巧みにコントロールしている様が良く分かります。
比較すると分かりやすいので、ポールポジションのフェルスタッペンの動画がこちら。
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ラッセルよりは、スムーズにドライブできていることが確認できます。
きっと将来、ラッセルが優勝したりタイトルを獲得した際には。
栄光への始まりの伝説のスーパーラップとして語り継がれるのではないでしょうか!
この『自己犠牲』から、幸運の女神に愛され始めた?
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皆さん思い出してください。
たった2レース前までは、ラッセルはウィリアムズでポイントすら獲得できていなかったんです。
こちらは、前戦ハンガリーGPでの無線です。
チームメイトのラティフィが3番手を走行時の、驚きの無線です。
『ラティフィのために、タイヤ戦略で自分が犠牲になってもいいよ』
誰よりも入賞したかったはずなのに、こんな自己犠牲の提案をするなんて。
エゴが強いF1ドライバーが多い中で、本当に信じられない出来事でした。
結果的に、ラッセルが犠牲になることもなく。
ハンガリーGPでは、ウィリアムズでの初ポイント獲得となりました。
それまでは好走時にはなぜか必ず不運がつきまとっていたラッセル。
きっと後世ではこのハンガリーGPが、幸運の女神に愛され始めたターニングポイントとして語り継がれるはずです!
誰もが認める実力、さらなる飛躍へ!
こちら、先ほど公開されたベルギーGPのパワーランキングです。
結果はこのように10点満点、ラッセルが文句なく1位です!
この結果からも、今回の表彰台は決して運だけではなく、実力でもぎ取った表彰台と誇ってよいですよね!
あまりウワサの段階で言うのもよろしくないかもしれませんが。
でも、2022年以降はメルセデスのシートに座る可能性が高いラッセル。
誰もが認める実力を持ち、ついに唯一のネックだった運にも味方され始めました。
そんなラッセルと絶対王者ハミルトンとのコンビがもし実現したら、もうワクワクして来年が待ち遠しくて仕方なくなりそうです(笑)
とはいえ、来年のことはまだウワサの段階なので何とも言えません。
まずはシーズン後半戦、ウィリアムズでさらにどんな輝きを魅せてくれるのかを楽しみたいです!
好運の女神を味方にしたラッセルが、ウィリアムズに9年ぶりの優勝をもたらすなんてミラクルがあったら。
オールドファンとしては、もう悶絶です(笑)
そんなことを期待しながら、引き続きラッセルに注目して応援していきたいと思います!
以上、ラッセルのベルギーGPについてでした!