すでにメルセデスチーム関係者と、ミーティングなど開始しているようです!
連日ビッグニュースが続いています。
週明けからグロージャンの代役としてフィッティパルディがハースから代役出場が発表されたと思ったら、
昨日はルイス・ハミルトンの新型コロナ感染、ニキータ・マゼピンのハースF1加入発表と大きなニュースが続々と飛び込んで来ました。
そしてさらに本日も、グロージャンの退院、ミック・シューマッハのハースF1加入発表、さらにハミルトン欠場の代役はジョージ・ラッセルと続々とニュースが飛び込んできています。
ビッグニュースばかり続き、混乱しているファンの方も多いのでは(笑)
そんな数多い話題の中でも、やはり本サイトの今年イチオシドライバーであるラッセルのメルセデス代役出場、これは深堀しない訳にいきません(笑)
今日はこのラッセルのメルセデス代役出場を取り上げたいと思います。
今のところF1サヒールGP 1戦のみの出場?
今のところの発表は、次戦F1サヒールGPのみの代役出場となります。
でももしかしたら、アブダビGPも含めた2戦出場になるかもしれませんね。
ハミルトンはおそらく10日間の隔離の後、12月9日(水)頃に再検査の上、最終戦アブダビGPへの出場可否が判断されるはずです。
しかしそこから、飛行機での移動、アブダビ(UAE)への入国手続きなどが必要です。
なのでもしかしたら検査の如何に関わらず、2戦とも欠場する可能性もあるのではないでしょうか。
ハミルトンについては、とにかく重症化しないことと、チーム関係者へ感染が広まっていないことを祈りたいです。
状況を見守ることにしましょう。
最強マシンでどんなインパクトを見せられるか?
これまで2シーズン、最下位のウィリアムズのマシンで苦しみながらも、光る走りを魅せてきたラッセル。
このように羨望の眼差しで見ていたであろう、最強メルセデスのマシンでいよいよ戦うことになります。
期待される結果って、どんな結果でしょうか?
最強マシンなので、それなりの結果ではインパクトは残せないでしょう。
インパクトを残す結果となると、、、ハードル高いですがこんな感じでしょうか。
- 予選でボッタスに勝つ、あわよくばPP
- 初入賞を初表彰台で飾る、あわよくば優勝
とは言っても一昔前とは異なり、今のF1マシンの操作方法は非常に複雑です。
そのため、突然別のマシンに乗って速く走れるほど甘くないです。
そんな状況ですが、この千載一遇のチャンスをモノにするには、世界中にインパクトを残す結果が必要です。
インパクト大な結果が残せるかは、フリー走行でじっくり走り込み、いかに早くメルセデスのマシンに慣れるかがポイントになってくるでしょう。
これはフリー走行から、タイム推移など目が離せないですね!
イモラで応援してくれたハミルトンやグロージャンも観ている!
イモラサーキットで行われたF1エミリア・ロマーニャGP。
セーフティーカー中にまさかのクラッシュで落ち込むラッセルを、インスタグラムでグロージャンやハミルトンが励ましのコメントをしてくれました。
今回のF1サヒールGP、くしくもこの二人が欠場となります。
ラッセルの才能を信じて、こんな温かいコメントをしてくれたはずのこの二人も、きっと注目して観ているはずです。
この二人のためにも、ラッセルには我々ファンの度肝を抜く活躍を期待したいです。
ボッタス、正念場!今こそ実力を見せて欲しい!
ラッセルが比較されるのは、こちらチームメイトのボッタスです。
このところ不甲斐ないレースが続いていますが、ボッタスの実力を見誤ってはいけません。
ハミルトンさえ居なければ、ボッタスはチャンピオン争いをするトップドライバーです。
ただチームメイトが史上最多チャンピオンのドライバーです、運が悪いとしか言いようがない状況が何年も続いています。
それが今回急遽、初めてメルセデスでハミルトンが居ないレースを戦うことになります。
その状況でどんな走りをするか、ボッタスもある意味で正念場です。
もしラッセルに予選で負けて、レースでも大活躍するようなことがあれば・・・
F1の世界の契約は有って無いようないようなものです、2022年どころか、もしかしたら2021年のシートさえ危ういことも想定しないといけません。
そうならないよう、ボッタスとしては予選から完膚無きまでにラッセルを倒す必要があります。
どちらも結果を出さないといけないこのメルセデスチーム内の争い、
今週末、いや今年一番の注目ポイントかもしれないです!
ウィリアムズからはエイトケンが代役出場
ちなみにラッセルの代役出場で空いたウィリアムズには、現F2ドライバーのジャック・エイトケン選手が代役出場となります。
ウィリアムズチームもなんとかポイント獲得に向けて、ラッセルを手放したくなかったはずです。
そんな状況なのにラッセルのメルセデスへのレンタル移籍を快諾してくれたこと、ウィリアムズには感謝と敬意を表したいですね。
戦闘力の劣るマシンではありますが、ラティフィ相手にエイトケンがどこまで勝負できるのか。
現F2ドライバーの実力を図る上でも、こちらのエイトケンの活躍ぶりも今週末の注目ポイントですね。
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見てきた通り、週末のF1サヒールGPの楽しみが一気に増えててんこ盛りです。
徐々にマシンに慣れたラッセルが、ボッタスに対してどんなギャップで走れるのかフリー走行から目が離せないし、最初の山場が予選でのボッタスvsラッセルの戦いです。
そしてノリスやアルボンなどの同期、ルクレールやフェルスタッペンなどの同世代ドライバーたちとラッセルがレースでどんな争いをしてくれるのか。
これまでのウィリアムズでは観れなかった戦いが繰り広げられそうで楽しみで仕方ありません。
今年初戦から、本サイトで注目してきたラッセル。
いよいよ来たこの千載一遇のチャンスを見事にモノにすることができるのか、今週末のF1サヒールGPを楽しみに待つこととしましょう!
以上、ジョージ・ラッセルのメルセデスF1代役出場についてでした。