人を見た目で判断してはいけませんが・・・。
あの胡散臭いCEOが、またF1に戻ってくるとSNSで宣言しました。
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日本ではあまり話題になっていませんが、実は数日前から海外のSNSやサイトで、ある噂が囁かれています。
『あのリッチ・エナジーが、F1スポンサーに復帰か!?』
まだ2019年のことなので覚えている方も多いと思います。
ハースF1チームのタイトルスポンサーとして突如現れ、
怪しいCEOや訴訟事件とともにすぐに消えていった謎のスポンサーですね(笑)
この事件以降、ハースF1チームの不振も重なったこともあり、あまり良く思っていないF1ファンも多いはずです。
そのリッチ・エナジーがまたもF1の世界に戻ってくる?
となると一大事ですね(笑)
SNSや海外のサイトで囁かれている内容を、少し深堀して見てみることにしましょう。
発端は、あのCEOのF1復帰をほのめかすツイート
#F1 incoming.
The best energy drink in the world mounting the greatest comeback since Lazarus 👊🍻
Premium British performance.#RichEnergy #Motorsport #FormulaOne #British #Business #Entrepreneur pic.twitter.com/nj6CfDFyVq— William Storey (@richenergyceo) January 5, 2021
事の発端は、CEOのウィリアム・ストーリーさんのこちらのツイートです。
『F1にカムバックする、ラザロ以来の最大のカムバックとなるだろう!』
と主張しています。
ラザロって何?と調べてみたら、、、
キリストによって奇跡の蘇生を遂げた、という逸話の人物だそうです・・・。
なんだか、やっぱり胡散臭さ全開で攻めてきてますね(笑)
(海外の比喩表現では一般的、なのであればごめんなさい)
リッチ・エナジー社、SNSでカウントダウン開始
発端のツイートの後に、確かにいくつかの海外サイトでリッチ・エナジー社のF1復帰記事が掲載されました。
でもさしたる話題にならず、大手サイトなどにも掲載されず・・・。
そんな中、現地時間の1月10日には、リッチ・エナジー社のツイッターやインスタグラムに、
こちらの『カウントダウン』画像がアップされていました。
海外では右から年月日なので、これは『2021年1月11日』、つまり本日ですね!
一体何の発表が来るのだろうと、少し怖いもの見たさにワクワクしていました・・・。
発表は・・・まさかのこれだけ!?
A message to motorsport fans#RichEnergy #F1 #Motorsport #British #EnergyDrink #Entrepreneur pic.twitter.com/gCt9A0Akdx
— William Storey (@richenergyceo) January 10, 2021
発表されたのは、『すべてのモータースポーツファンへ』と題された動画メッセージでした。
ざっと要約するとこんな感じかと。
- 『2018~19年にハースF1をサポートしてきた。』
- 『その後はバイクなど様々なサポートをしてきた。』
- 『F1の世界に戻れることに、とても興奮している!』
チームスポンサーなのか、個人スポンサーなのか、発表はいつか、など、
具体的な内容が一切ない、怪しいメッセージだけでした(笑)
しかもカウントダウンは1月11日と告知していたのに、
イギリス時間ではまだ1月10日のうちに発表されたメッセージです。
やっぱり、胡散臭さ全開です(笑)
どのチームのスポンサーに成り得る?
実は昨年末に、ストーリーCEOがこんなツイートを。
『マクラーレンMP4/4は歴史上もっとも支配的なマシンだった』と、
この写真とともに唐突にアップしています。
まさか、、、マクラーレンのスポンサーになるなんてことは、、、あり得るのでしょうか?
2年前に破談したハース、それに同業社スポンサーであるレッドブル、アルファタウリ、メルセデスはあり得ないでしょう。
さらに、かつての訴訟問題からの撤退というイメージダウンに繋がる経緯を鑑みると、メーカー系チームであるアルピーヌ、フェラーリ、アルファロメオ、アストンマーチンも可能性は低いと予想します。
残るチームは、マクラーレン、ウィリアムズ、となります。
ウィリアムズはかつてリッチ・エナジーによる買収のウワサなどもありましたが、現在はラティフィが十分な持ち込み資金を投入してくれています。
マクラーレンはタイトルスポンサーも居ないし、冒頭の写真の件もあるし、
本当に最有力候補なのかもしれないですね。。。
ストーリーCEOの虚言の可能性も?
2019年のスポンサー撤退時のドタバタを覚えてる方も多いと思います。
こちらのストーリーCEOが独断でスポンサー撤退を表明し、その後会社内や株主からも否定され、内紛で揉めに揉めた経緯があります。
そこにさらに、同社のロゴが著作権法違反に問われ敗訴する追い打ちがあり、撤退していく流れとなりました。
なので今回の件も、ストーリーCEOが独断で行った虚言の可能性もありますね(笑)
とにかく、もしスポンサーとなるのであればチーム側からも正式なアナウンスがあるはずです。
F1では何年かに一度、こういう怪しい企業のスポンサー関連のニュースが舞い込んで来ます(笑)
ある意味これもF1の楽しみの一つなので、F1チーム側から公式アナウンスが本当に出るのかどうか、今後の行方を気長に見守ることにしましょう。
(2021/2/13 続報記事追記)
以上、リッチ・エナジー社のF1スポンサー復帰のウワサについてでした!