これまで地元モナコGPでは、チェッカーさえ受けたことが無いルクレール。
開催中のヒストリックGPでも、その不運は止まりませんでした。
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今週は、モナコ・ヒストリックGPが開催されています。
F1開催の2週間前に、往年のF1マシンで本気のレースが行われるんです。
ライブ中継も、YouTubeで無料で観れるんです。
なので、管理人はちょくちょく観ていたのですが。
ゲストとして、昨日はフェルスタッペンが来場しインタビューに答えたり。
そして今日はルクレールが来場し、往年のフェラーリF1でデモ走行も行っていたんです。
そしたらなんと、そのルクレールがまさかのクラッシュ(涙)
一体、何が起きたのでしょうか?
さっそく状況をチェックしておきましょう。
勢い余って、ラスカスでクラッシュ
Leclerc crashes in Monaco 💥
Charles Leclerc lost the rear end of a classic Ferrari 312 at the Monaco Historique 😣 #F1 #Formula1 #CharlesLeclerc #GrandPrixMonacoHistorique #Autosport
— Autosport (@autosport) May 15, 2022
こちらが、クラッシュシーンの動画です。
クラッシュした場所は、最終コーナー手前のラスカス。
結構なスピードでのクラッシュで、ビックリしました(涙)
マシンは3度のチャンピオン、ニキ・ラウダさんが1974年に駆ったFerrari 312B3。
クラッシュのあと、なんとかホームストレートまで戻ってきてマシンを止めますが。
このように、マシン後部がかなりダメージを受けていますよね。
本人はこのあとインタビューに答えていたりしたので、体が無事なのは良かったですが。
もう50年近く前の名車です、修理できるのか心配ですね。
ルクレール、モナコGP成績一覧
年度 | チーム | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
2018 | ザウバー | 14位 | 18位 |
2019 | フェラーリ | 15位 | リタイア |
2020 | フェラーリ | 新型コロナ影響で中止 | |
2021 | フェラーリ | P.P | 未出走 |
そしてこのクラッシュを見て。
ルクレールの母国モナコでの不運っぷり、あらためて思い出された方も多いと思います。
こちらが、ルクレールのこれまでの母国モナコGP成績一覧です。
昨年2021年のモナコGPでは、ポールポジションを獲得してはいますが。
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予選最終アタックで、このようにクラッシュを喫してしまい。
レース当日には出走できるかと思いきや、ピットアウト直後にトラブルが判明し。
セレモニーにだけ出席し悔し涙を飲んだのは記憶に新しいですよね。
母国GP、一度もチェッカーを受けれず
こちらは、デビューイヤーの2018年モナコGPです。
この年、管理人は現地観戦していました、金曜ピットウォークの様子です。
このあとサインも貰えたし、地元だし、期待の大物ルーキーだし。
現地では、思いっきりルクレールを応援していたのですが。
レース終盤、70周目のシケイン。
このようにトロ・ロッソのハートレーと、恐ろしいクラッシュを喫してしまい。
マシンを降りてしまいます。
管理人はこの先の、タバコ屋コーナーで観戦していたのですが。
そこまで音が聞こえるくらい、激しいクラッシュでした(涙)
この2018年は唯一18位と、チェッカーを受けたような結果になっていますが。
実際は70周目まで走行したことによる、あくまで完走扱いという結果です。
なのでこれまで、ルクレールは母国モナコGPにおいて。
チェッカーフラッグすら、受けたことがないんですよね(涙)
良い厄払いになったと思うしかない!
こちら、今回のヒストリックGPでマシンを降りるルクレールです。
さすがに、「やってしまった」と神妙な面持ちですよね(涙)
でも、もう気持ちを切り替えて。
『本番前に、良い厄払いになった』
と思うしかないですよね!
今年、初のタイトル争いをしているルクレール。
今後のレースでは、チェッカーを受けれずにノーポイントの事態だけは避けないといけません。
モナコGPの前に、スペインGPがあるので2レース先の話ではありますが。
今回のヒストリックGPでのクラッシュが、ルクレールのモナコGPでの悪い流れを断ち切るクラッシュとなることを期待して。
2週間後のルクレールの母国凱旋GP、目一杯応援したいと思います!
以上、ルクレールのモナコ・ヒストリックGPでのクラッシュについてでした!