優勝回数だけではなく、通算勝利数に対するベルギーGP勝利割合も凄い!
昨年はフェラーリをブチ抜いたスパ王、今年も期待して注目しましょう!
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レースウィークに突入して、徐々にベルギーGPモードになってきました!
ところで皆さん、ベルギーGPと言えば誰を思い出しますか?
管理人は、なんといってもキミ・ライコネンです!
かつて『スパ王』って呼ばれていたくらいですから(笑)
特にキャリア初期の頃は、スパを3連覇したり凄かったですし。
また勝てないマシンのシーズンも、いつも見せ場たっぷりのレースを魅せてくれます。
なので今日は、そんなスパ王のベルギーGPを振り返ってみたいと思います!
ベルギーGP 通算勝利数ランキング
順位 | 勝利数 | ドライバー | 勝利年度 |
---|---|---|---|
1位 | 6勝 | M.シューマッハ | 1992/95/96/97 /2001/2002 |
2位 | 5勝 | A.セナ | 1985/88/89/90/91 |
3位 | 4勝 | K.ライコネン | 2004/05/07/09 |
L.ハミルトン | 2010/15/17/20 | ||
J.クラーク | 1962/63/64/65 | ||
6位 | 3勝 | S.ベッテル | 2011/13/18 |
D.ヒル | 1993/94/98 | ||
J.M.ファンジオ | 1950/54/55 |
(調査条件)
- スパ・フランコルシャンで開催されたベルギーGPのみを集計
- 2020年ベルギーGPまでが対象
こちらが、ベルギーGPの勝利回数ランキングです。
ご覧の通り、ライコネンはこれまでベルギーGPで4勝も挙げています。
トータルの順位では3位タイ、現役ドライバーではハミルトンと並んで最多タイ記録であることが分かりますよね!
でも、そもそもの通算勝利数がとても多いハミルトンやシューマッハが居るので。
単純な勝利数だけで見ると、ライコネンのスパでの凄さが伝わらないかもしれませんよね。
そこで!
同じメンバーの、通算勝利数に対するベルギーGP勝利数の割合を見てみることにします。
順位 | ドライバー | 通算勝利数 | ベルギーGP 勝利数 |
ベルギーGP 勝利割合 |
---|---|---|---|---|
1位 | K.ライコネン | 21勝 | 4勝 | 19.0% |
2位 | J.クラーク | 25勝 | 4勝 | 16.0% |
3位 | D.ヒル | 22勝 | 3勝 | 13.6% |
4位 | J.M.ファンジオ | 24勝 | 3勝 | 12.5% |
5位 | A.セナ | 41勝 | 5勝 | 12.2% |
6位 | M.シューマッハ | 91勝 | 6勝 | 6.6% |
7位 | S.ベッテル | 53勝 | 3勝 | 5.7% |
8位 | L.ハミルトン | 99勝 | 4勝 | 4.0% |
なんとこのように!
ライコネンの全勝利のうち約5分の1がスパでの勝利なんです!
他のドライバーと比べても、圧倒的な1位であることが分かりますよね!
さすがスパ王です!
圧巻の2004~09年、まさにスパ王!
そう言えば、さっきから『スパ王』って言いまくってますが。
同じ名前のインスタント食品から取ったわけではなくて(笑)
ちゃんとこんな感じで、海外でも『THE KING OF SPA』って言われてるんですよ。
それくらい、特に2004~09年の強さは圧倒的でした。
ちなみにライコネンが勝利した年は2004年、2005年、2007年、2009年の4回です。
ただし2006年はベルギーGPが開催されなかったので、一年飛んでますが2004~07年は3連覇となります。
そして管理人が現地観戦した2008年も、ラスト2週までトップを快走。
しかし残念ながら、ハミルトンと接触しリタイアとなってしまいました。
そしてそのハミルトンはペナルティとなったので、この2008年もライコネンが“実質”優勝のはずだったと管理人は思ってます(笑)
なので、この6年間はライコネンはベルギーGPで無敵に近かったんです。
勝てないマシンでも、スパ王はアツい!
2012 🇧🇪#BelçikaGP Yarışı Tur 34/44
🇫🇮Lotus’taki Kimi Raikkonen 3.lük mücadelesinde yeni lastik avantajıyla, Mercedes’teki 🇩🇪Michael Schumacher’i sıkıştırıyor. Eau Rouge virajına başa baş geliyorlar, Raikkonen, Schumacher’i dışarıdan gelerek geçmeyi başarıyor. pic.twitter.com/CVVSrNJA2U— Tutkumuz F1 🏎 (@F1tutkumuz) February 5, 2019
そんなライコネンも2010年から一時的にF1を去り、でも2012年にまた戻ってきます。
そして、この2012年のベルギーGPもやっぱり凄かったんです!
こんな感じで、ミハエルとの抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げ。
そして最後は、なんとオー・ルージュで見事なオーバーテイクを魅せて、3位表彰台を獲得します。
スパ王の健在ぶりがとても印象に残っているレースです。
また記憶に新しいところでは、例えば昨年2020年のベルギーGPでは。
ワークスのフェラーリを、カスタマーエンジンを使うアルファロメオで親チームをブチ抜いていくシーンが印象的でしたよね!
こんな感じで、たとえ勝てないマシンであっても。
スパ王は、毎年ベルギーGPでは見どころいっぱいのアツいレースを魅せてくれています。
さてさて、今年は一体どんな走りを魅せてくれるのか?
ぜひスパ王のレースに注目して、ベルギーGPを楽しむこととしましょう!
以上、スパ王・ライコネンについてでした!