日本人F1ドライバー F1参戦50戦目までの戦績一覧

調べてみた
photo by formula1
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角田裕毅、2023年モナコGPがF1参戦50戦となる節目のレースです!

これまで50戦の戦績、過去の日本人F1ドライバーと比べてどうだったのかを調べてみました!

 


いよいよ本日金曜日から、2023年F1第6戦モナコGPの開幕です!

木曜に始まらないモナコGP、まだまだ慣れませんね(笑)

 

今週末は、日本のF1ファンにとってはこんな節目のレースとなります。

『角田裕毅、モナコGPでF1参戦50戦目!』

 

いつも以上に応援に気合が入るファンの方も多いと思います!

 

そんなことを考えていたら、また頭にふと疑問が沸いてきました。

『角田選手の50戦目までの戦績、これまでの日本人F1ドライバーと比べてどうなんだろ?』

 

感覚的には、過去の日本人F1ドライバーは2~3年目あたりに活躍して。

その後、受難のシーズンが続いていくような印象なのですが。

 

ちゃんとデータで調べたことも無いし、これは気になってきたので。

角田選手と過去の日本人F1ドライバー、50戦目までの戦績を比較してみたいと思います!

 

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50戦目を迎えた日本人ドライバー

ドライバ―50戦目GP参戦年数所属チーム
角田裕毅2023年 Rd.6モナコ3年目アルファタウリ
小林可夢偉2012年 Rd.10ドイツ3年目ザウバー
佐藤琢磨2005年 Rd.17ブラジル3年目B.A.R
片山右京1995年 Rd.2アルゼンチン4年目ティレル
鈴木亜久里1992年 Rd.1南アフリカ4年目フットワーク・アロウズ
中嶋悟1990年 Rd.2ブラジル4年目ティレル

(調査条件)

  • 予選落ち・決勝未出走レースを含む
  • スポット参戦は、フル参戦年数には含まず

 

 

まずは、50戦目を迎えることが出来た過去の日本人F1ドライバーを調べたうえで。

さらに、どのGPや何年目で50戦目を迎えたのかも併せて調べてみました。

 

結果、50戦目を迎えられたのは角田裕毅選手で6人目です。

 

1987年の中嶋悟さんのフル参戦以降、スポット参戦も含めると角田裕毅選手は15人目の日本人F1ドライバーです。

そのうち、50戦まで生き残れたのがたった6人ですから。

 

生き残りの激しいF1、50戦参戦するだけでも非常に狭き門であることが分かりますね。

 

 

フル参戦何年目で50戦を迎えたかについては、年間16戦だった頃は4年目序盤戦でしたが。

年間レース数が増えた、2000年代以降は3年目シーズン内で迎えていることも分かりますね。

 

 

50戦目までの主な戦績一覧

ドライバ―予選
最高位
決勝
最高位
入賞
回数
ファステストラップリード
ラップ
角田裕毅7位4位13回無し無し
小林可夢偉3位4位23回1回無し
佐藤琢磨2位3位11回無し2周
片山右京5位5位3回無し無し
鈴木亜久里9位3位4回無し無し
中嶋悟6位4位7回1回無し

赤字:角田選手より好成績

(調査条件)

  • 角田裕毅選手のみ、2023年F1第5戦マイアミGPの49戦目終了時点

 

 

その6人について、50戦目終了時点での主なF1戦績を一覧表にしてみました。

角田選手だけ、前戦マイアミGP終了時点の戦績となります。

 

 

結果は、、、うーん…。

今のところ、角田選手がこれまでの日本人F1ドライバーを上回っている戦績は無いですね(涙)

 

もちろん、チーム力・ポイントシステム・近年の完走率の向上など多くの違いがあるので。

一概に比較はできませんが、でもちょっと意外な結果ですよね。

 

 

やっぱり冒頭に書いた通り。

 

過去の日本人F1ドライバーは、フル参戦2~3年目あたりに大活躍する傾向だったので。

そのあたりが、この結果に出ているのかもしれませんね。

 

 

初表彰台は3年目以内、角田選手にも期待しましょう!

© formula1

 

調べていて、あらためて思いましたが。

 

これまで日本人F1ドライバーで表彰台を獲得した3名って。

  • 鈴木亜久里:フル参戦2年目
  • 佐藤琢磨:フル参戦2年目
  • 小林可夢偉:フル参戦3年目

このように、フル参戦3年目以内に必ず獲得しているんですよね!

 

 

これは、50戦目で達成するかはともかく。

今年3年目シーズン中の、角田選手の表彰台にも期待しちゃいたいところですよね!

 

 

でもこれも当時のB.A.Rやザウバーと、現在の角田選手所属のアルファタウリの競争力の違いもあるので何とも言えないところもあります。

でもやっぱり、ファンとしてはジンクスに期待しちゃいます(笑)

 

 

そんな妄想も抱きつつ、まずは今週末のモナコGPでの節目の50戦目です。

 

これまで角田選手は決勝レース未出走が2レースあるので、決勝レースとしてはまだ48戦目となりますし。

「50戦だから何やねん」、と言われればそれまでなのですが(笑)

 

でも例えば、アルファタウリとホンダがタッグを組んで50戦目で優勝したように。

なぜか節目にドラマチックな展開が起きたりするのもF1です。

 

 

今週末は雨模様、何が起きるか分からなそうなモナコGPとなりそうです。

今シーズン好調な角田選手ですから、もしかしたら表彰台とかミラクルなレースを見せてくれるかもしれません!

 

なので、節目となる50戦目。

今週末のモナコGPは、角田裕毅選手にいつも以上に注目して応援することとしましょう!

 

以上、日本人F1ドライバー F1参戦50戦目までの戦績についてでした!