ミック・シューマッハとニキータ・マゼピン、ハースの二人の雲行きが怪しくなってきました。

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ミックがせっかくのQ2進出も、レースはあわや同士討ちのフランスGP。

コンストラクターズも最下位転落で、シュタイナー代表も頭が痛い?

 

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大激戦だった第7戦フランスGP。

トップ争いだけでなく、ポイント圏外でもラッセルが凄いレースをしていたことを記事にしました。

そうしたところ、予想以上に多くのアクセスをいただきました。

 

きっとリアルタイム視聴の際には、レッドブルとメルセデスの白熱のトップ争いを追うのに手一杯だった方も多くて。

ポイント圏外の争いを、今じっくり振り返ってるのかもしれませんね。

 

そういう意味では、ハースにもぜひ注目して欲しいです!

予選でミック・シューマッハーが激走したり、チームメイト同士でまた一悶着あったようです。

 

知っているだけで、F1がまた一段と面白くなるはずなので!

ということで、今日はハースのフランスGPを振り返ってみることにします!

 

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ミック、初の予選Q2進出も・・・

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まずは予選から振り返ってみましょう。

何と言っても、ミック・シューマッハーのQ2進出です!

 

Q1最初のアタックで、ハースのマシンでなんと14番手のタイム!

ここまでは本当に見事、素晴らしかったですよね。

 

そして自身初、そしてチームとしても今年初のQ2進出へ向けて。

ラストアタックに向かったわけですが・・・残念ながら攻めすぎてクラッシュとなってしまいました。

 

これにより他のマシンもタイムを出せず、このまま初のQ2進出となりました。

なんだかスッキリしない形ではありましたが、でも目の前に大きなターゲットがあれば、ギリギリ攻めてこそF1ドライバーです。

不安定なハースのマシンで限界ギリギリのところを攻めた結果です、これは仕方ないです。

 

最初のアタックでQ2進出に値するタイムを出していたことが重要なので、これはミックを褒めて良い結果だったのではないでしょうか!

 

レース4周目、チームメイト同士の緊張のバトル

https://twitter.com/i/status/1407495016482852867

そして、ミックが15番手、マゼピンが18番手からスタートとなったレース。

 

しかし残念ながら、開始早々の1周目に後続の格上マシンに次々と抜かれます。

ミックが19番手、マゼピンが最下位の20位に転落してしまいます。

 

そして迎えた4周目。

前方のラッセルに詰まったミックの隙を突き、マゼピンがミックをオーバーテイク!

ご覧の通り、接触を避けるようにミックがコース外に逃げる形の激しいバトルでした。

 

その後のレースは、ミックがタイヤ交換戦略の違いで、再度マゼピンを逆転。

最終的には、ミックが19位、マゼピンが20位でゴールを迎えます。

 

しかしこの4周目のアクシデントについて、レース後に一悶着あったようです。

 

2戦連続あわや接触に、ミックが激怒!?

© Formula1

正面からの写真を見てみましょう、確かに結構ギリギリですね。

 

こちら海外サイトの記事です。

Nikita Mazepin's on-track antics anger Mick Schumacher again | Planet F1
For the second consecutive race, Mick Schumacher was angered by an aggressive manoeuvre from team-mate Nikita Mazepin du...

レース後に、母国ドイツの記者にミックが語った内容はこんな感じ。

  • 『もう、マシンからジェスチャーする必要もない』
  • 『この件について、チームと再度話をする必要がある』
  • 『今回の件について話すことは彼も了承しているが、そんなレベルの話ではない』

温厚そうなミックが、かなり怒っていますよね(汗)

 

ハースのコンビ、前戦アゼルバイジャンGPでもこんなシーンが。

2戦連続での危ない接近戦なので、確かにミックが珍しくアツくなるのもわかるような。

 

 

もっと詳しく見るためには、以下のF1公式ページがオススメ。

Top 10 Onboard Moments - French Grand Prix 2021
Watch some of the most heart-stopping action from the 2021 French Grand Prix at Circuit Paul Ricard, featuring a battle ...

GPごとに、トップ10オンボード動画を公開してくれています。

こちらの8位に、ミック側とマゼピン側、双方のオンボード動画を確認することができます。

 

ハースのシュタイナー代表は、

  • 『前戦に続き、今回も取るに足らないレースでの出来事』
  • 『二人の差が縮まってきたので、この手のリスクが発生するのは良くはない』
  • 『でも、もうチーム内で話して解決済』

という見解のようです。

 

皆さんはこのバトル、どう見ますか?

管理人としては、今回のこのアクシデントも、前戦アゼルバイジャンGPも。

ただのレーシングアクシデント(そもそも接触してませんが)のように見ています。

 

見る人によって意見も違うでしょうし、それがF1の面白いところでもあるので。

下位争いでもレース後にはこのようにいろんな情報が出てきます。

ぜひ、皆さんもご自身の目で見て確かめてみてください!

 

コンストラクターズ最下位に転落

© Formula1 Twitter

ということで、ハース勢のフランスGPの戦いを振り返ってみました。

19位争いでも、こんなアツい戦いが繰り広げられているのもF1の面白さですね!

 

せっかく前戦アゼルバイジャンGPで9位にランクアップしたコンストラクターズ選手権ですが。

今回のフランスGPでウィリアムズが12位に入ったことで、残念ながらまたも最下位に逆戻りしてしまいました。

 

しかし、幸いまだライバルのウィリアムズもポイント獲得には至っていません。

雨だったり、荒れたレースになった場合には、ハースはまだまだ逆転するチャンスはあるのではないでしょうか。

 

普段はトップ争いや、中団争いくらいまでしか目が行かないF1ファンの方も。

ぜひハースとウィリアムズの戦いや、ここにきて激しくなってきたハースのチームメイト同士のアツい戦いにも目を向けて。

下位争いも大いに注目して、今後のF1をさらに楽しんでみてはいかがでしょうか!

 

以上、ハースのフランスGPについてでした!

 


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