ガスリーが空き巣被害に。 意外に多いF1関係者の盗難事件を調べてみました

調べてみた
Getty Images / Red Bull Content Pool
スポンサーリンク

ピエール・ガスリーが空き巣被害に遭ったというニュースが流れてきました。

3連戦が終わり、フランス・ノルマンディの自宅に戻ったところ発覚したようです。

高級時計や宝石、ヘルメットや身の回り品なども盗難被害にあったみたいです。

 

最近納車されたらしい、ホンダNSXは無事だったんでしょうか?

とにかく物品だけで、本人に怪我や害が及ばなかったことは不幸中の幸いでしょうか。

 

そういえば過去にも強盗被害にあったドライバーが居たような。

このニュースを見て気になったので、ちょっと思い出したり、調べてみることにしました。

スポンサーリンク

進入した強盗を見事撃退したグロージャン!

© Romain Grosjean Twitter

まずは記憶に新しい、グロージャンの強盗撃退事件ですね!

昨年2019年の出来事です。

 

カナダGP後に、自宅に戻ったグロージャン。

夜中に何か物音がするので起きて廊下に出てみたら、なんと不審な男二人が。

幸い、格闘になったわではなく、男たちは逃げ出していったそうです。

 

サーキットでも暴れん坊なイメージです。

強盗も威圧されて逃げ出していく迫力だったんでしょう。

見事に、奥様と3人の子供たちを守ったグロージャン

 

奥様がSNSで、

『夫は家族にとってかけがえのないヒーローです』

というようなコメントをされていました。

 

なんて素敵な夫婦なんだと思いましたし、その後グロージャンを応援したくなった事件でしたね。

とにかく、無事で何よりな事件でした。

 

バトンとジェシカ夫婦が別荘で強盗に!

続いて、ジェンソン・バトンと道端ジェシカさん夫妻の事件です。

もう離婚してしまいましたが、当時は国際映像に毎回のようにジェシカさんが映っていましたよね。

こちらの写真は2009年の鈴鹿ですが、いつも仲睦まじくサーキットに来ていました。

 

そんなバトン夫婦ですが、2015年に恐ろしい事件に巻き込まれます。

南フランスのコートダジュールへ友人たちと旅行中に、貸別荘に滞在しているところを強盗被害に遭ってしまいました。

 

手口が恐ろしいのですが、寝静まっているところにエアコンから催眠ガスを送り込んだうえで犯行に及んだそうです。

被害総額は数千万円で、婚約指輪なども盗まれたようです。

恐ろし過ぎますね、プロの手口ですね。

でもこちらも怪我などの被害がなかったのが不幸中の幸いですね。

 

しかしたまたま偶然でしょうが、ガスリーもグロージャンもバトンも。

なんだか、フランスで事件発生することがなぜか多いですね。

フランスってこんなところでしたっけ・・・。

 

2010年ブラジルGPでは武装集団に遭っていたバトン

© Mercedes-AMG F1 Twitter

そのバトンですが、実は2010年ブラジルGPでもっと怖い目に遭っています。

 

予選を終えて、バトンが乗った車がホテルに戻ろうとサーキットを出たところ。

なんとマシンガンを持った武装強盗6人が信号待ちの際に襲ってきたそうです。

 

でもバトンが乗っていたクルマは防弾仕様で、しかも武装警官が運転をしていました。

この武装警官が機転を利かして急発進し、周りのクルマにぶつけながら避難して無事だったそうです。

 

でもバトンたちは無事でしたが、その後にサーキットを出たチーム関係者たちが、同じように強盗被害にあったとか。

ブラジルGPではこの2010年に限らず、毎年のようにチーム関係者が強盗に襲われたというニュースが出てきていましたよね。

 

空き巣とか深夜強盗とかどれも嫌ですが、中でもこのマシンガンとか武装集団とか。

最も怖いですね。

こんなの北斗の拳の中の世界だけだと思っていました。

フランスなんて目じゃないですね、恐るべしですブラジル(笑)

 

ちなみに、管理人は本当はブラジルGPに観戦に行きたいのですが。

こんなニュースとか聞くと、ビビっていまだに行けていないです(笑)

 

F1のボス、バーニー・エクレストンも被害に

© formula1.com

そして最後、ドライバーではないですがF1界の元ドン。

バーニー・エクレストンさんです。

一線を退いた後も、つい最近では89歳にして子供が誕生したなんていうニュースが。

まだまだ存在感のあるところを見せています。

 

そんなバーニーも、実は強盗被害に遭っています。

ちょうどひとつ上の記事の2010年ブラジルGP事件が発生した直後です。

 

ブラジルGPのバトンたちの事件時には、実はこんな冷たい態度を取っていたバーニー。

  • 賢くなくて気弱な奴が狙われるんだよ
  • ワシは40年間で一度も襲われたことが無い
  • だから治安問題でブラジルGP中止なんて無い

 

そんな発言をしていた2週間後に、ロンドンの自宅近くで強盗4人に待ち伏せされます。

殴る・蹴るの暴行を受けた上に、現奥様とともに腕時計や宝石を強奪されることになってしまいました。

 

 

しかし、転んでもタダでは起きないところがバーニーです。

 

この時の青アザで目が腫れた写真を、盗まれたHublotの腕時計の広告ポスターに採用。

  • Hublotの腕時計のために、ここまでする奴らがいる
  • タグ・ホイヤーなら私は襲われなかっただろう

と強盗被害に遭ったことを、見事に商売に利用していました。

流石バーニーというしかないですね(笑)

 

ほかにバーニーは、2005年にも、数千万のメルセデスが盗まれたりしています。

そして昨年2019年には、娘さんが72億円の盗難被害にあっています。

 

やはり、被害額もおかしい、ケタ違いのお金持ちです。

なので、その分家族も含めて狙われる機会も多いのでしょう。

もう89歳なので、これからも気を付けてほしいものです。

 

=====

いろいろ過去の事件を見てきましたが、残念ながら多くのF1関係者が被害に遭っていることが解かりましたね。

 

今年はF1は変則日程開催で、関係者はサーキットに拘束されていることが解かっています。

なので、このような卑劣な犯行の模倣犯が出てこないのを祈るしかないですね。

 

またベルギーGPからの3週連続開催が開催される前に、F1関係者にはしっかり防犯対策してもらいましょう。

そして、不安なくまた我々に楽しいレースを見せてほしいと思います!

 

以上、過去のF1関係者の被害事件簿でした。

 


F1ランキング