角田裕毅、次戦フランスGPから経験済サーキットで6連戦! いざ飛躍のシーズン中盤戦へ!

調べてみた
© yukitsunoda.com
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F2、F3などで経験済のサーキットを表にまとめました。

ランオフが広く限界を把握しやすいコースも続くので、ここから飛躍を期待です!

 

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先日のアゼルバイジャンGP、角田裕毅選手。

最後の2周スプリントレースで2台に抜かれ、本人は不満だったようです。

でも初めてのコース、そして波乱要素の多い市街地サーキットであることを考えると、7位入賞は上々の結果だったと思います。

 

次戦以降の『飛躍のシーズン中盤戦』へ。

何よりこれまでの悪い流れを断ち切って、突入することができるのが大きいです。

 

なぜ『飛躍のシーズン中盤戦』となり得るのか?

実は、次戦以降、角田選手がすでにレース経験済サーキットが続くためです!

 

F2やF3などで経験したことがあるサーキット、一覧でデータにするとわかりやすいです。

さっそく見てみることにしましょう!

 

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2021年F1 角田裕毅の経験済サーキット

Rdレース名F2F3
1バーレーンGP
2エミリア・ロマーニャGP
3ポルトガルGP未経験
4スペインGP
5モナコGP未経験
6アゼルバイジャンGP未経験
7フランスGP
8シュタイアーマルクGP
9オーストリアGP
10イギリスGP
11ハンガリーGP
12ベルギーGP
13オランダGP新コース
14イタリアGP
15ロシアGP
16シンガポールGP未経験
17日本GP
18アメリカGP未経験
19メキシコGP未経験
20サンパウロGP未経験
21オーストラリアGP未経験
22サウジアラビアGP新コース
23アブダビGP

〇:レース経験済 △:F1テスト経験済

 

今年のF1カレンダーを、下位カテゴリでの角田裕毅選手のレース経験で表にまとめてみました。

 

第6戦アゼルバイジャンGPまで

半数の3つのコースが全く初めて、未経験だったことがわかりますよね。

 

初めてのF1、そして今年から短縮されたフリー走行時間。

さらにマシン特性やチームとのコミュニケーションにも慣れていない状況。

そのうえコースも初めてという、新人には厳しい状況だったわけです。

 

また経験済だった開幕戦こそ良い結果が出たものの。

第2戦や第5戦では、チームメイトに先行された焦りなどから結果が出せませんでした。

 

第7戦フランスGP以降

しかし第7戦から、大きく流れが変わるはずです。

第12戦ベルギーGPまで、6戦連続で経験済サーキットであることがわかりますよね!

 

そして第13戦オランダGPは新コースです。

プロモーション撮影で走行経験のあるドライバーも居ますが、基本的には全ドライバーが初めてのコースです。

また未経験だった第16戦シンガポールGPは、中止となって今年は開催されません。

 

なので実質は第7戦フランスGPから第17戦日本GPまで。

『自分だけがコースを知らないハンデ』は、10戦連続で発生しません!

 

これは、走行時間の限られる新人ドライバーには非常に大きな意味があるはずです。

 

得意のフランスGPから、飛躍の始まりを期待!

© redbull.com

そんな状況の中で、未知のコースである第6戦アゼルバイジャンGPでは入賞の結果を出してくれました。

本人は悔しかったかもしれませんが、今後は得意なサーキットも多いです。

 

例えば、第7戦フランスGPが行われるポールリカール。

F3時代に戦闘力が劣るマシンで20台抜きや、ラップリードを奪うなど凄いレースを見せてくれたサーキットです。

 

そして第8~9戦が行われるレッドブルリンク。

昨年F2で初めてのポールポジション、表彰台を獲得してその名を世界に轟かせたコースです。

 

アゼルバイジャンGPでの悔しさは、ここからの得意の経験済サーキットで挽回できるはず。

そして、飛躍の始まりとなることを期待したいですね!

 

ランオフの広いサーキットが続く!

© Scuderia AlphaTauri

そして飛躍を期待できるポイントがもう一つあります。

『ランオフエリアが広く、少々飛び出しても大丈夫なサーキットが続く!』

 

角田選手はインタビューでもコメントしていましたが。

『限界を知るために、まず最初にコースアウトしたい』

というアプローチが好みのようです。

凡人の管理人には理解できない感覚ですが、きっとそうなのでしょう(笑)

 

そういう意味では、コンクリートに囲まれた市街地コースでそんなことはできませんが。

第7戦フランスGP以降、ランオフエリアがアスファルト舗装されているサーキットが続きます。

 

つまり少々飛び出しても平気なサーキットなので、これまでより限界点を把握しやすいはずです。

これは、これまで攻めきれなかった予選アタックでのコンマ数秒を絞り出す効果が出てくると思います。

タイム差が小さく競争が激しい中団争いでは、このコンマ数秒が大きな違いを生むはずではないでしょうか。

 

とはいっても、トラックリミットにだけは注意する必要はありますが(笑)

ここからの経験済サーキットと、限界点を把握したことで。

角田選手のキレッキレの走りをいよいよ魅せてくれるはずです。

 

そんな角田選手にとっては飛躍のシーズン中盤戦となるように。

まずは次戦フランスGPを、期待して待つこととしましょう!

 

以上、角田裕毅の経験済サーキットについてでした!

 


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